鶯谷「鍵屋」で櫻正宗

会社後輩(♂）との忘年会で鶯谷に足を運びました。。。

昭和の雰囲気漂う大人の居酒屋なので、、という説明を受けていきましたが、
事前学習だと「女性だけでは入店できない」という説明が多くて
まるで相撲の土俵みたいじゃん、とか思いながら、鶯谷へ。。。

鶯谷、というと、上野の近くにありながらちょっと地味な感じの駅で、
ムフフ～ンなホテルが多いエリア、というイメージしかなかったのですが
こういうお店もあることにビックリしますた。

　裏道にひっそり佇むお店です
　鍵屋さん
（食べログ）→　http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13003743/
　お店の塀に大徳利が埋め込まれていました

取り敢えず♂の後輩を先頭にしてお店に入るのがよかろう、、って感じで入ると
ちょうど２人組のお客さんが帰ったばかりで空いていたところがあって。
座っていいですか、とカウンターの中で焼いているご主人に聞こうと思ったのですが
気難しい表情で下向いて作業しているので聞けないでいると
お店奥にいたお兄さんが「どうぞ」と言ってくれてやっと着席。

一見さんにはちょと厳しいかな。(-.-)

って、後輩が１０年くらい前に一度来たことがあるから、と連れてきてもらったんだけど
後輩も上司に連れてきてもらったせいか、店の雰囲気はよく覚えてないらしく。(汗）

　まずは瓶ビールで乾杯。どきどきです。
ちなみにビールはサッポロとキリンがありました。

つきだしは心太
事前学習では、つきだし＝煮豆のイメージだったのでびっくり。
普段というかほとんど心太は食べないので、ある意味新鮮でしたが。。。

　メニュー　板に書いてあります

で、どうぞ、と言ってくれたお店のお兄さん（なぜかYシャツにネクタイしてた）が
注文を取りに来てくれたので、まごまごしている後輩の代わりに
「オススメはなんですか？」と聞いたら、「うなぎの倶利伽羅焼き」というので１本注文。

他に、お隣のカップルが召し上がっていた畳いわしが美味しそうだったので注文。
あと、とり皮焼きと湯豆腐も。

うなぎ値上げ？
最近、鰻って値上がりしているもんね。元々のお値段、どのくらいだったのかしら。

　酒の肴がいっぱい

　とり皮焼きぷるぷる
もうちょっとカリカリの方が個人的には好きだけど、これはこれでありかな。

たたみいわし

と、カウンター内の御主人が隣の中年カップルに向かって
「倶利伽羅焼き、ちょっとしかないけど食べる？」と聞いて焼いたものを出していました。

(?_?)　(?_?)　さっき私たちも倶利伽羅焼きを注文したんだけどな。
１本分ないからちょこっとだけ常連さんに勧めたのかな。
ご主人の近くで注文してたんだから聞こえていたはずなんだけどなー。(?_?)

てなわけで、倶利伽羅焼きはその後私たちのところにはきませんでした。


ま、私たちは常連さんではない一見さんだし、
男に連れてきてもらった女客（わたし）が積極的に注文している姿はよろしくないのかな。

そんなモンモンとした気持ちのままビールも飲み終わったのでお酒にしよう、と
「お酒、ください！」と「私」が言うと、ご主人が「甘口？辛口？」とだけ聞いてきます。

「甘口でお願いします！」とまたもや答える私うつぼ。

すると、櫻正宗を燗につけてくれました。

　大徳利ですが一合くらいしか入ってない感じ
　女性客にはこのお猪口
　男性客にはこのお猪口　分けているようです

甘口の櫻正宗、私好みですが、ぬるめだったので、もちょっと燗つけてほしかったかも。
（でも、そんなことを言える雰囲気じゃなかったし）

　湯豆腐
７３０円なので高いのかな、なんて思いましたが、
鱈一切れ入っていて、お豆腐も豆豆な感じが美味しかったのでこれは満足。
食べてる途中で葱を出してくれました
こういう出し方は粋ですが、湯豆腐出したすぐ後に出してほしいです。

さっきの御主人の口ぶりで倶利伽羅焼きはもう出てこないと思ったので
（そして早々にここを引き上げて二次会に行こうと後輩と以心伝心状態だった）

合鴨塩焼きとお新香、２本目の徳利を注文しましたが、
燗酒のあとに出てきたのは、
お新香のみ　無難に美味でした
ご主人、そんなに焼くのに忙しくなかったのですが、
注文が通らなかったのか聞こえなかったのか不明です。。。。

お会計は、食べてない倶利伽羅焼きと合鴨も入っていたみたいな金額でしたが、
もういいや、って感じで支払ってお店を出ました。。。

女だけの入店お断り、、ということに異議を唱えるつもりはさらさらないのですが、
一見さん（私が女だったからってのもあるかもしれないし）には居心地のよくないお店でした。


幸い、女一人で行けるお店、、何軒か私にはあるので、
外でお酒を一人で呑むのに困ることはありませんが(笑)
お店で働く方に女性がいらっしゃるのに、女性だけはお断り、というのも何だか不思議。


老舗の佇まい、、、ということでお客さんが来ているっていうこともあるでしょうし、
呑み屋が味気ないチェーン店ばかりになっても面白くないので、
こういうお店がいつまでも続いてほしいというのはありますが、
もうちょっとどうにかならないかしら、、なんて気分にもなってしまった鍵屋さんでありました。
 

何て話をしながら、後輩とてくてく日暮里駅まで歩いた後、呑み直し、
　駅構内のトナカイぬいぐるみをパチリ
クリスマスの飾り付け

ごとごと電車に揺られて帰宅の途に着くのでありました。。。

タグ：櫻正宗 鶯谷