映画「ベンジー」を観る

小学生のころ、母と観に行った映画で、３０ウン年ぶり(笑)に借りました。

ベンジー [DVD]

• 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
• メディア: DVD

面白かった記憶はあるのですが、大人になるとこういう動物ものに興味なくなる訳で
大人になってから観る気も特に起きず気づけば４０を過ぎていた私(^_^.)
それでも観てとても楽しい作品でした。

チャーリーリッチの歌う主題歌（I　FEEL　LOVE)がずっと記憶に残っていて
今回改めて見て画像と歌と、「ああ、懐かしいわねえ」と感慨深い気分に。

（こちら）→　http://www.youtube.com/watch?v=8en_0oRv8w8

この画面、映画の冒頭の部分です。↑


で、↓はティファニーとベンジーが出会ったころの画像。

お話は非常にシンプルで、
野良犬のベンジーが、いつも遊びに行くチャプマン家の子供（ポールとシンディ）の
誘拐事件を解決する、めでたしめでたし、な話で、ま、どってことないのですが(^_^.)
事件解決のために奔走するベンジーの姿を観るとハッピーな結末が分かっているので
素直に「がんばれ、ベンジー！」という気分になれます。

ただ、小学生のころは「ベンジーって可愛い！」と素直に思っていた私ですが、
四十も過ぎた今見ると、違う見方ができるのも面白いなあ、と思いました。

たとえば、

◎ベンジーって小型犬かと思ったら意外とでかいのね、と思ったこととか。

◎ティファニーとの出会いが公園のごみ箱。←ベンジーが日々の日課でご飯を調達するごみ箱
　ごみ箱を必死であさっているティファニー（かなり汚れている）に声をかけるのに無視され
　じゃあ、と、飲食店でもらった犬用の骨でティファニーを釣り、
　ティファニーもそれに釣られてベンジーにくっついってしまう場面。
　
　「おいおい、ご飯につられてついてっちゃうの？？？」と突っ込み入れたくなりました。

◎ベンジーがティファニーをエサで釣る場面に、
　ごみ箱のあたりをうろついていたら、私にもエサくれる人が現れるんじゃないか、とか。(笑)

◎自分のすみかにティファニーを連れて行ってからのベンジーの態度が完全に「亭主関白」。
　犬とはいえケシカラン、とか。

◎ベンジーが毎日出会う人の中で、公園で毎日エサをくれる警察官のおじさん、
　そんなに毎日公園ぶらぶらするほどヒマなのか、とか。

まあ、こんなことをツラツラ書くのは私が年食ったってことなんだと思うけど。(笑)

で、ついでに続編も借りました。 

ベンジーの愛 [DVD]

• 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
• メディア: DVD

これも映画館で見たのですが、これは見ない方がよかったかも。

1作目がヒットしたので製作費が増えてギリシャロケしちゃったって感じの作品で
ベンジーが事件に巻き込まれる割に緊迫感がないというか、
無駄にだらだらとギリシャの街中の風景が映し出されていて終了してしまった感あり。

オリンピック航空の機体がたくさん出てくるのがプチ空子には面白かったのですが、
それ以外はちょっと。。。。

ちなみに、１作目と２作目のベンジーは違う犬が演じているそうです。
（どちらも役者ぶりは素晴らしい犬でした）

というわけで、小さいころに見た映画を今見直すというのも意外と面白いので
他にも色々借りてみようかな、という気持ちにさせてくれた「ベンジー」でありました。

皆さんにも１作目はオススメです。(^_^)