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白山「満津美寿司」でホッケ刺し [呑んだり食べたり(満津美寿司(2019年閉店))]

お前何度書いてるんだよ、といわれるくらい記事アップしているお店。

とはいえ、今年の〆はやっぱりこのお店の記事かな、と思いまして。(^_^.)


今回は初めての土曜日訪問。(12月中旬)

ただし、昼から友人と蕎麦屋で食って呑んでいたので、あまり空腹でない状態で入店。

本当はお腹を空かせていかなければならない店なのに、、ダメジャンアタシ(ーー;)と
記事を書きながら反省しております。。。

RIMG1876.JPG 準備中の札がかかっているので予約で満席かな
こんばんは~、とお店の方々にご挨拶してカウンター席に着席。

RIMG1877.JPG 最初はビール♪ ウマイ♪
RIMG1878.JPG つきだし イカ塩辛&冬瓜 美味
RIMG1879.JPG いかげそ 何度食べても美味しいわぁ
RIMG1880.JPG おつくり 相変わらずキレイ♪

で、赤貝、まぐろ、鯵、鯖、、で、右に見える白い身が分からないので
お店のご主人に「これは何の魚ですか?」と聞いてみたら。

RIMG1881.JPG ホッケ という返答

ホッケ、というと、大人になってから初めて居酒屋でホッケの開きを食べたとき
こんなに脂ノリノリの魚があるのねぇ、、と感激したのですが
それからは居酒屋に行けば大体メニューに載っている大きな魚、程度の意識でした。

築地に生きたままのホッケが入荷したので買ってみたとのこと。
通常の3倍くらいの値段、、と聞いて食べながらビックビクしていたのですが(笑)
お会計はいつもと同じような感じでホッとしました。。。

ちなみに、味は、というと、意外にさっぱり(脂っこくない)でプリプリコリコリで甘いです。
生の刺身で食べる機会などそうそうないでしょうし、、ラッキーでした♪

RIMG1882.JPG 相変わらずホワホワで美味しい穴子
RIMG1883.JPG で。これは二本目。
昼にも飲んでいたので、いつもよりは遅め(笑)にスイッチした後は
ピッチが上がったというか(それが酒呑み)で早々に二本目をお代わり。

ただ、お腹はやっぱり空いてなかったので、いつもよりは早めに握りを注文しました。
RIMG1884.JPG 握りじゃなくて巻物 好物納豆巻
RIMG1885.JPGいくら RIMG1886.JPGうに~
RIMG1888.JPG いか&こはだ
RIMG1887.JPG 肝臓に優しい蜆のお椀

というわけで、いつもよりは食べるのも呑むのも控えめになってしまいましたが、
お初のホッケ刺しに感激し、食べて呑んで、の満津美寿司さんでありました。。。

 

(おまけ)
お店のオジちゃんに教えてもらった千駄木までの道のり、
慣れてしまうと意外に近いので、今回は行きも帰りも歩いてみました。
RIMG1891.JPG 途中で見つけた駒込大観音 RIMG1890.JPG
(文京区のサイト)→ http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_jisha_kogenji.html

RIMG1889.JPGこういうのを観るとつい手を合わせてしまいます。。

で、記事を書くのにネットで調べていたら、ここで事件があったことを知りました。

(駒込大観音事件)→ http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20101210/1292773783

色々あるんですね。。


というわけで、今年も本日1日を残すのみとなりました。

地道にコツコツ&細々と続けているブログに、
今年もご訪問&コメントをいただき有難うございました。

時に、「えぇっ?」というコメントを頂戴することがありますが、
それもブログを一般公開していればままあることかな、
それにどうお返事するか、というのも頭の体操になるかな、なんて思ったりしております。

今年は震災や台風、景気もなかなか良くならないし、、なんて感じで、
個人的にはモヤモヤした一年だったかな、と思いますが、
ブログを通じて色々な方と交流できたのは大変有意義でございました。

来年も時に珍事を盛り込みながら(笑)こつこつ記事を書いていこうと思いますので、
お時間あるときにご訪問ください。

来年が皆様にとって素敵な年になりますよう心よりお祈りします。  良いお年を♪


タグ:白山 元酒
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浅草「玄」でカムジャタン鍋 [呑んだり食べたり(その他)]

忘年会で浅草の韓国料理「玄」に行きました。
当初予定していたお店が定休日、ということなので、ぐるなびで探して見つけたお店です。

で、ぐるなび(ネット)で予約したのですが、お店から全然連絡なくこちらから電話したところ
「あ、予約入ってます!」といわれてしまい。(ーー;)
ぐるなびには「お店から連絡の電話し、それで予約成立」とあったのですが
電話がなくて不安でこちらから電話したのにそのモノ言い。。。。(モヤモヤが残りますゼ)

とはいえ、予約できたので一安心で、浅草演芸ホール向かいの電気館2階のお店へ。
かなり広めの店内の奥の個室に案内されました。


 

今回は飲み放題付のぐるなび限定鍋コース。(お値段は4漱石)

 【 前 菜 】 キムチ盛・ナムル盛・韓国風冷奴
 【 サラダ 】 本日のおすすめサラダ
 【 刺 身 】 さくらユッケ
 【 炒 物 】 チャプチェ
 【 揚 物 】 ネギニラチヂミ
 【 韓国鍋 】 鬼辛キムチ鍋・カムジャタン・海鮮鍋の中からお選びください!
 【 食 事 】 雑炊セット・韓国うどんセット・ラーメンセットの中からお選びください
          (玉子・薬味・チーズ付)

あまり辛いのも苦手なのでおなべは「カムジャタン鍋」を選択。

RIMG1814.JPG呑み放題メニュー。なかなか良心的。

RIMG1815.JPGまずは生ビールでカンパイ♪
(でも、苦手なサントリーなので急いで飲み干しました(笑))


RIMG1816.JPG最初にサラダ
これでもか、というくらい山盛りに盛られた千切りキャベツに
梨かリンゴを摩り下ろして混ぜたようなドレッシングが美味でした。

RIMG1817.JPGキムチ盛り合わせ
RIMG1818.JPGナムル どちらも安心の味
RIMG1819.JPGで、いきなり鍋が登場
豚のスペアリブにジャガイモが入った辛い鍋。

食べたことがなかったので今回注文しましたが、
寒いときにはホコホコする美味しい鍋でした。。。

RIMG1821.JPG鍋の途中でサクラユッケ
牛肉ユッケが出せないので、苦肉の策なのか馬肉が出てきました。
RIMG1822.JPG でも、美味。
RIMG1823.JPG韓国風冷やっこ
ザーサイと肉味噌みたいなものがたっぷりのっていてコレも美味。
RIMG1825.JPGウーロンハイグビグビ 
RIMG1826.JPG そして赤ワイン(カラフェ)にスイッチオン
RIMG1827.JPGマッコリ用のカラフェでした
RIMG1829.JPGテーブルワインだとは思いますがさっぱり飲みやすく
RIMG1830.JPGで、薬味が出てきて
お店のお兄さんが雑炊を作ってくれました。
RIMG1831.JPGチーズ入りでハフハフ美味。

ここで宴会開始後1時間半弱くらい。

お腹はかなり一杯なのですが、なんとなく物足りない感じ。
雑炊が殆どなくなった2時間後、「お飲み物、ラストオーダーです」と言われ
赤ワインのカラフェをもう一つお代わりして、
RIMG1832.JPGグビグビして、お茶を飲んでお会計。

と、殆どお酒を呑んでいなかった参加者がポツリと言いました。

「このコースって、チャプチェとチヂミもついてなかったっけ?」

そうだそうだ、予約したときに盛りだくさんメニューで楽しそうだよね、って
話していた私。


プーッとブザーを押してお店の人を呼び、
「このコースはチャプチェとチヂミってつきますよね?」と聞いたところ、
「はい、つきます」というお返事。
「えっと、チャプチェとチヂミ、出てないんですけど」と私が言うと、
スタッフの方は確認してきます、、と個室を出て行きました。。。


代わりにやってきたのは店長。


謝りながら「デザートをサービスしますから」の一点張り。
「いや、もうお腹一杯ですから、デザートは要らないんですけど」と答えると
「杏仁豆腐がオススメですからどうですか?」と更に勧めてきたりして。(ーー;)


韓国料理のお店で杏仁豆腐ってどうなんだろう。。。


「いえ、先ほどもいいましたがお腹一杯ですからデザートは要らないんです」というと
「では、お出ししてない料理をこれから作りますからお持ち帰りください!」と店長。


(V)o¥o(V)(V)o¥o(V)(V)o¥o(V)(V)o¥o(V)(V)o¥o(V)



「ですから、お腹一杯なので作っていただいて持って帰っても食べられませんから要りません。
 今頃気づいて言う私たちも悪いのかもしれませんが、どうして抜けちゃったんでしょう?」


原因究明&再発防止、これ、鉄則。


「厨房がばたばたしていて作るのを忘れてしまったみたいで。。。
 なので、これから作りますからお持ち帰りしませんか?」

 

だーーかーーらーー。(V)o¥o(V)

 

「いえいえ、作ってもらわなくて結構です。
 割引券をいただけたら、次回来るときに使わせてもらいますが。」と提案してみたら。

 

「それは出来ません!出来ないんです!
 店長の名刺を渡しますから、次回ご来店の時に提示してください」


って店長の名刺を一枚渡されました。

 

名刺にね「次回ご来店の際、○○%割引します」とか書いてくれればいいのに、
何も書かない名刺をもらってもさ。(ーー;)

 

めんどくさくなってお店を出ました。


店長が外まで出てきて見送るので、「中に入ってください」とお願いしました。

 

(おさらい)
チヂミ.jpg 黄色く囲んだ料理が出てこなかった訳ね。

 

料理は美味しかったし、飲み放題のメニューもなかなかよかったし、、なので、
最後の最後にこういう対応だったのが残念なまま帰宅。。。

 

そして、「ぐるなび限定コース」と謳いながらこの対応、、だったので、
ぐるなび会員に登録して、お店に対するコメントを書きました。

(ぐるなびに投稿したコメント)
ぐるなび経由で予約したもののお店からの確認電話なく、こちらから電話しました。
電話での応対は非常によく、当日も大変美味しい料理(ぐるなびコース)でした。
しかしながら、会計が終わった段階でコース料理2品が出てこなかったことに気づき、
お店の方に伝えたところ、デザートの提供か出し忘れの料理をこれから作るので持ち帰るか、
の提案をされました。既に満腹で食べられないとお断りしましたが
(帰宅しても持ち帰った料理は食べられませんし)、それ以外の対応はできない、とのことでした。
お店の割引券などをいただければ、それで再訪しようかな、という気持ちになっておりましたので、
こちらから提案してみましたがそれも出来ないとのことで、店長の名刺を渡されお店を出ました。
実際にいただいたお料理は美味しかっただけに、
最後の最後でこのような対応だったのが残念です。
お手頃で美味しいお店ですからいずれ再訪しようかと思っていますが。


こうやって書いて投稿しました。
念の為、もう一軒美味しかった好意的なコメントも投稿したところ、
後者のみ掲載され、このお店のコメントは掲載されず。。。。

誹謗中傷は載せない、と規約にあるので、このあたりにひっかかったのかもしれません。
私自身は誹謗中傷ではなく事実を書いたまでなのですが。。。

 

てな訳で、次回焼肉を食べに行ってみようかと思いますが、
集るつもりもクレームするつもりもないので(お粗末な対応にガッカリしただけ)、
店長の名刺は出さずに普通に食べてみようかなと思った「玄」でありました。


タグ:浅草
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草加「寿し常」で骨せんべい [呑んだり食べたり(寿司)]

会社OBのオジちゃんとの食事会で草加まで足を運びました。
とはいえ、入ったお店は無難に、、というか、チェーン店の「寿し常」。
たまに北千住丸井に入っている寿し常に入るのですが、今回は草加店。

北千住店と違って草加店はファミリー層向けのつくりというか、テーブル席が多いです。
なので、私たちもテーブル席に着席。
RIMG0226.JPG まずは生ビールでカンパイ♪ うめー♪
ただ、つきだしが魚の内臓なのかなんだか分かりませんがちょっとダメでした。(ーー;)

RIMG0235.JPG寿し常サラダ
おすし屋さんらしくお刺身が色々と乗ったサラダですが、
レタスではなく千切りキャベツ(大量)の上に載っていてちょとビックリ。

RIMG0236.JPG これはトンブリかな。(キャビアの訳無し(笑))
RIMG0228.JPG で、こういう短冊メニューを見ると注文したくなります
RIMG0232.JPG おぉ!全部キューバン!
RIMG0233.JPG プリプリコリコリ~ン
RIMG0229.JPG で、寿し常さんといえばコレ
RIMG0230.JPG カリカリサクサク カルシウムいっぱい
これでビールがググンと進んだので、
RIMG0234.JPGRIMG0239.JPG生酒♪
RIMG0240.JPG 亀の海
佐久の土屋酒造店の「亀の海」です。(といっても今回初めて知りました)
非常に飲み口のよい美味しいお酒でございました。。。

RIMG0224.JPG で、一品料理も、、と、
RIMG0237.JPG ざる豆腐を注文
丸々1丁のっていれば嬉しいのですが、半分。。。

で、生酒をもう1本いただいて(私一人でずっと呑んでおりました(笑))
RIMG0225.JPG 〆に握りでも、、と思いつつ
セットではなく単品で注文することに。

RIMG0242.JPG山ごぼう RIMG0241.JPG納豆
RIMG0243.JPG 活海老(焼いた頭がカリカリ!)
RIMG0244.JPG 帆立(左は酢橘&塩)
RIMG0245.JPGで、お代わりしちゃった骨せんべい(^_^)
RIMG0246.JPGうにRIMG0247.JPG中とろ
RIMG0248.JPG赤身RIMG0249.JPGこはだ

で、お腹いっぱ~い。。。。。。

チェーン店なので、味が安定しているのがいいですね。
でも、北千住店のようにタイムサービス品がなかったのが残念。
(チャイムを鳴らして限定品サービス、、というのが北千住店だと頻繁にあるのです)

とはいえ、久しぶりにお会いしたOBのオジちゃんとの会話も弾み、
満足満腹の寿し常さんでありました。


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中山でお馬さん [日本の旅(関東)]

12月初めにお馬さんに会いにいった話。

会社のオジサン達(いつも福島や中山に連れていってくれる人たち)に誘われ
職場の先輩も一緒に、総勢8名で中山に行きました。。。

先輩、、、昨年の福島競馬行きで集合時刻に起きた為、
福島まで新幹線で追いついてきた人なのですが、今回も。(^_^.)

朝8時に船橋法典駅集合だったのですが、8時ちょっと前に電話。
「家は出たんだけどまだ電車に乗ってなくて・・・」という先輩に
「ぢゃ、先に行ってますからね!」と答えて残りのメンバーで出発。

先輩の家から船橋法典までは30分もかからないし、
指定席の販売は9時からなので、何とか間に合うだろう、、ということで。(笑)

整理券をもらって指定席販売を待っていると、
RIMG0252.JPG おぉ、呼んでいるような気がする。。

でも、飲みませんよ。 まだ席にも着いてないし。

9時ちょっと前、無事に先輩も到着し、ゴール付近の指定席をゲット。

RIMG0253.JPG まずは軍資金を手元に置かないとね。
RIMG0254.JPG で、こんな感じの指定席に着席。

で、自分の座席を確保すると気持ちが大きくなるので、

RIMG0255.JPG 朝10時ちょっと前の様子
RIMG0256.JPG ハーフ&ハーフ(エビス)
これで600円なので中山競馬は良心的。
(ま、違うところで大半の人が競馬場にお金を落とすから酒は普通の値段なのかも)

ローリスクローリターンの枠連で勝負するチキンな私、
お昼までのレースでは低配当に当るのみ。

午後はもちょっと頑張りたいわね。(^_^.)

なんて思いながら、お昼ゴハンは指定席近くの銀座ライオンへ。
RIMG0262.JPG クリスマスな飾りつけ
RIMG0261.JPG 勝負にカツ丼 (低レベルな駄洒落でスミマセン

かなり味付け濃い目のカツ丼で気合を入れ(でも多すぎて残した)
午後のレースに向かうと、いきなり高配当♪

サンスポの片岡さんが一人で☆つけてた馬を買ったのですが、
その馬じゃなくて、同じ枠の馬(誰も☆も★もつけてない超不人気馬)が1着で、
でも、結果的にはその枠を買っていた私、枠連100円が9000円に化けました。
(しょぼい乍らも200円買っていたので18000円に化けた)

カツ丼のお陰じゃん!

と思ったのも束の間、残りのレースでは一進一退みたいな感じで、
(途中欲かいて阪神と小倉のレースもちょびちょび買ったけどダメで)
12レース終了。。。

RIMG0257.JPGRIMG0259.JPGRIMG0263.JPGRIMG0264.JPGRIMG0265.JPGRIMG0266.JPGRIMG0267.JPG
RIMG0272.JPGRIMG0273.JPGRIMG0274.JPGRIMG0275.JPG 

ま、指定席代、電車代、食事・アルコール代、夜の忘年会代を捻出して
収支トントンだったので、結果オーライです。

で、たまにしか競馬場にこない超素人の私、
馬の体重とか実績とか、そういうデータにはとんと疎いので、
時に名前だけで馬券を買ってしまったりします。

今回名前に惹かれて買ってしまったのが、
RIMG0268.JPG偉人  RIMG0269.JPGミッキー・ローク
RIMG0270.JPG酒  RIMG0271.JPGハロウィンなディズニー?
RIMG0276.JPGまいごのまいごの~
RIMG0277.JPGメロンパンナチャンを思い浮かべました。。。

ま、この辺は当らなくてもご愛嬌って感じで。。。


と、一日楽しく過ごした後は、移動して忘年会に向かいますが、
(写真ないので記事アップ予定もございませぬ) 
RIMG0280.JPG クリスマスツリーが綺麗でした♪

てなわけで、ギャンブラーでない私(意外にチキン)にはこの程度で充分楽しく、
年に数回はこうやって足を運びたいな、と思った中山競馬場でありました。


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北千住「さかなさま」でたなかげんげ [呑んだり食べたり(チェーン店)]

お気に入りの喜多八さんが「暫くお休みします」 状態の中、
(それで違う店に入って失敗した話は昨日アップしましたが)
魚が食べたいと、友人と北千住をさまよい秋田料理の「まさき」に行ったら定休日。(ーー;)

じゃ、取敢えず開いてる店に入っちゃおう、と「まさき」の向かいにある店へ。。

RIMG0202.JPG さかなさかなさかな~♪

おさかな天国

おさかな天国

  • アーティスト: 柴矢裕美,井上輝彦,石上智明,祭川世人
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2002/03/20
  • メディア: CD


この曲を思い出してしまった。(笑)



RIMG0186.JPG 窓側の席から見える「まさき」


(食べログページ)→ http://r.tabelog.com/tokyo/A1324/A132402/13049328/

RIMG0178.JPG まずは生ビールで乾杯♪
(でも、苦手なサントリーだった(^_^.))

RIMG0180.JPG つきだし ばい貝 ビールに合います
RIMG0181.JPG 魚の説明
仕入れた魚の説明を大変丁寧にしてくれます。

RIMG0176.JPG
RIMG0174.JPGやっぱり刺身を注文しないと
日曜日は3点盛りの値段で5点盛りにサービス、というので勿論注文。
(ただ、ぐるなびクーポンでも曜日に関わらず同じサービスをやっている模様(笑))

RIMG0188.JPG 5点盛り
RIMG0189.JPG はまち 鯛
RIMG0190.JPG ひらめ づけまぐろ
RIMG0191.JPG 好物のタコ(吸盤付)

3点だとちょっと割高感がありますが、5点でこの値段ならお得感あり納得。
どのネタも美味しゅうございました。。。

RIMG0175.JPGで、煮付けも注文
RIMG0195.JPGたなかげんげ
名前だけで注文した私です。(^_^.)
初めて聞いた名前の魚なのですが、形は結構ユニークなんですね。
(たなかげんげの説明)→ http://www.zukan-bouz.com/suzuki/gengeamoku/genge/tanakagenge.html
RIMG0196.JPG 身は弾力があってプリプリ
程よい脂が甘辛い味付けとピッタリで美味でした。

RIMG0177.JPGじゃ、焼魚も。
RIMG0198.JPG いさき 姿塩焼き
これはホッこりホワホワで淡白な味わいでした。美味。
RIMG0182.JPG で、折角だからと日本酒も注文
RIMG0194.JPG 月山 辛口で美味しゅうございますなあ。
RIMG0192.JPG ごぼうから揚げ
メニューにあると頼みたくなる品。(健康的になれそうな気がして)

RIMG0193.JPG ほたるイカ沖漬け
RIMG0185.JPGRIMG0201.JPG加賀鳶
美味しいのですが、枡にグラスで一升瓶からどぼどぼ、、、の方が好き。

で、ここからはカラフェ入りの白ワインをグビグビしておりました。(なぜか写真無し)
RIMG0203.JPG お新香でさっぱりして〆。

RIMG0204.JPGこの鍋は次回の宿題かな
RIMG0187.JPGぬか鯖も次回の宿題。。。

お目当ての店が休みで入った店で前回失敗していたので、今回も心配でしたが(^_^.)
お値段はちょっと張るものの魚は新鮮でどれも美味しかったので、
(団体の宴会でも楽しく食べて呑めそうです)
再訪必至の「さかなさま」でありました。


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酒呑みなのに見立てベタ [呑んだり食べたり(居酒屋)]

会社同僚と久しぶりに北千住の「喜多八」さんに行ったところ、
「しばらくの間お休みします」の貼り紙。。。(11月中旬くらいの話です)

ああ、また店のご主人の体調が悪いのかしら、、、と、
青魚食べる気満々だった私と同僚、喜多八さんの近くでお魚お魚、、、と見回し、
大漁旗&トロ箱ディスプレーのお店に入りました。




あれ、店名は?と思われた方、今回はお店の名前は書きません。
というのも入って失敗しちゃったかな、と思ったお店なので。(ーー;)

とはいえ、写真を見てればお店の名前は分かるのですが。(笑)




カウンターかテーブル、と言われてカウンター席に着席すると、
RIMG1860.JPG調味料入れ 八海山のワンカップを再利用


カウンター越しに店長と思しき男性が「会員になると毎回つきだしをサービスしますよ!」と
しきりに入会を勧めてきました。
RIMG1844.JPG これね
RIMG1845.JPG いろいろ考えるんだなあと感心

まあ、この時点で疑問に思えばよかったのですが、あまりにも熱心に勧めてくるので
200円払って会員になるのがいいのかな、と思い「じゃ、入ります」と答える2人。

RIMG1849.JPGこれがサービス品 ちっちぇ!

おでん、、、しょぼすぎてビックリ(@_@)でございます。。。

RIMG1850.JPGこちらは同僚が頼んだサービス品
胡瓜は叩いてくれたら食べやすいのに切っただけのそのままだったので、
思わず怪力な私が手でちぎって同僚と分けながら食べました。(味は普通)

RIMG1847.JPGRIMG1848.JPGつきだし
こちらは有料、、だと思います。(松前漬と蛍イカ沖漬け)

で、最初のカンパイはRIMG1846.JPGビールでしたが、
店長さんが叫びました。



 

「お客様~、本日の一杯目!
        お疲れ様で~す!」


お店のスタッフが全員で唱和してました。


(V)o¥o(V)うるせーっ。


私たちはこの一回ですが、お客さんがくる度にこれをやられる訳ですね。

こういう演出が好きな人もいるので全否定はしませんが、
どこか客へのサービスを履き違えているようにも思えました。

で、折角の大漁旗に囲まれてるんですから、魚を注文しないと!と
本日のオススメメニューを見ると青魚がなくて。(ーー;)
RIMG1843.JPG ないない無い。

お店のオネエサンに「お刺身で青魚は何かありますか?」と聞いたら、
青魚の意味がよく分からなかったみたいで。(汗)


「えーと、鰯とか鯖とか鯵とか、青くて光った魚のことなんですけど、ありますか?」


会社ならとっくにぶち切れそうなところですが、
オネエサン、まだ若そうだし、これでベンキョしてくれればいいか、と丁寧に説明したら、
店長に大きな声で聞いてました、青魚、ありますかー?、って。

でね、答えが返って来ました。 「ありません」って。

あ、そう、それなら仕方ないから通常メニューに載っている「まぐろ盛り合わせ」、
これをくださいね、とお願いしたら。オネエサンは店長と同じようなやりとりをして。
(狭い店内なのでやりとりは普通に聞こえるし、私たちの会話も店長に聞こえている筈)


「まぐろ、今日はありません!」



(V)o¥o(V)
    (V)o¥o(V)キー





おたくの看板メニューなんでしょ、これって。でかでか写真も載ってるし。
それが売り切れじゃなくて、どうしてないのよ。(時間は18時半頃)
当日の売り切れメニューとかスタッフも事前に把握しておきなさいよ。




(ーー;)まったくもー




RIMG1853.JPG鶏唐揚げ
RIMG1856.JPGししゃも(ってか、カペリン)
とりあえず無難に注文したこれらはふつうに美味でした。


RIMG1854.JPGRIMG1855.JPG
RIMG1859.JPG 同僚が注文したガリハイボール (ガリが沈んでた)
味は、・・・・だったそうです。

私はといえば、RIMG1857.JPGRIMG1861.JPG
間違いなかろう、と思って黒ホッピー。。。 確かに間違いない味でした。。


で、青魚もないし、、「いかのごろわた焼」をください。ってお願いしました。


あ、RIMG1852.JPG自分で焼くんすかー。


店長の説明を受けたオネエサンが私たちのところに持ってきてくれて点火、と思ったら
チャッカマンの安全装置(ストッパー)がかかっていたのに気づかず
「あれ、つかない、、つかないなー」と目の前でもたつき。


店長に「ストッパーはずしなさい」と言われてやっと気づいて点火したオネエサン、
作り方を説明してくれたので
(それももってくる前に店長がオネエサンにレクチャーしていたのを近くで聞いていたので
もう一度聞く必要はなかったんですけどね)
ちょっと待ってぐつぐつしてきたところでかき混ぜようとしたら。


店長が横に立って箸でイカをかき混ぜ始めました。

勢いよく混ぜるもんで、イカわたとかがピシピシ飛んでくる始末。



「これねー、今日初めて出したメニューなんですけど、
  さっき試食したら美味しかったんで オススメですよ!」



と自信アリアリメニューなだけにテンション上げ上げで作ってくれるんですが。



(ーー;)(ーー;)(ーー;)(ーー;)(ーー;)(ーー;)



熱いし、洋服についたらイヤだし、、、って思って、
「すみません、わたが飛んでくるんですけど」と言ったら、店長さんの返答がね。

「あ、オレにも飛んできて熱いです!」



(V)o¥o(V)
    (V)o¥o(V)なんだとー



 

ばーーかーーやーーろーー。(V)o¥o(V)



店長さん、あなたは言葉を理解できないんでしょうか。
私はあなたのことを心配してるんじゃないんです。
スーツ着てる同僚に飛んでくるから言ったんだよ! うりゃー。(V)o¥o(V)


「私はいいですけど、こっちはスーツ着てますから飛んできても困るんですよね」


すっかりイラット(V)o¥o(V)星人の私、はっきり申し上げましたが、
この店長さんには伝わらなかったみたいで、
結局ピシッピシッと飛ばしながら箸を止めることはありませんでした。

RIMG1858.JPGちなみに、味は悪くはなかった。
というか、多分こんなことがなければ美味しいと思ったはず。


1/3残ったところで呼んでください!お楽しみがありますから!といわれていたので
その通りにして店長に声をかけたら、お茶碗一杯のゴハンを渡されました。

確かに、RIMG1862.JPGこういうのはウマいよね。

とはいえ、すっかりテンション下がった状態で飲み続ける気にはなれずお会計。


と、私たちと反比例のようにテンションアゲアゲの店長さんから
「ご案内出しますから住所氏名電話番号、書いてくださいね!」と用紙を渡され。
私と違って普段穏やかで怒ることもあまりない同僚が「案内は要りませんから」と
記入を思い切り拒否していたのを見て、やっぱりそうだよね、、、なんて思いました。

結局、その後、電車移動して私がたまに訪れる猫居酒屋で飲みなおしたのですが、
猫嫌いな同僚が、猫に触れて楽しかった、と言っていたのは怪我の功名かな、なんて。(笑)



へろーめ兄さんのように、酒呑み(食いしん坊)レーダーが正確に作動して
外れが(殆ど)ないのを見るにつれ羨ましいのですが、
私も同じ酒飲みとはいえ、一見さんで入ろうとした店が結構外れる確率が高いのは
修行が足りないからかしら。。。。


なんて思った北千住某居酒屋での一件でありました。


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白山「満津美寿司」で胡麻サバ [呑んだり食べたり(満津美寿司(2019年閉店))]

最近TSUTAYAでまとめ借りし過ぎて映画を沢山見ております故、
映画記事が以前に比べて増えているのですが(下書き記事もいっぱいで(ーー;))
読んでくださる皆さんは飽きるだろうな、なんて思い、今日は酒記事。

ま、私もね、映画記事は数回続けると飽きるんですけど。(笑)




毎度おなじみ、白山の満津美寿司さんです。


ちょっと前にアップした記事の2日後(^_^.)に再び白山へ。。。
(なので行ったのは10月半ばでございます)
今回はこのお店に連れていってくれた取引先のオジサンとその部下のオネエサンの3人。

といっても私が食べて呑んでいるので変わり映えしないと思われます。。。


RIMG1836.JPG 最初はやっぱりビールでカンパイ♪
RIMG1837.JPG 菊花酢の物とイカ塩辛 美味
RIMG1838.JPG おつくり
RIMG1840.JPG コリコリみる貝 と 鯖
RIMG1841.JPG 脂ノリノリの秋刀魚
RIMG1839.JPG 赤貝 と 胡麻鯵
福岡の胡麻鯖を鯵で作ってみたそうなのですが、これが超美味で。(^_^)

RIMG1842.JPG で、早々にスイッチ♪

胡麻鯵をパクパクしている隣で、オジサンが注文していたのが、
RIMG1843.JPG ねぎとろ巻き(途中で気づいて撮影)
高菜巻はお腹いっぱいになっちゃうから、、と、このオジサンは注文したがらないのですが
巻き物、頼んでるんじゃない。(V)o¥o(V)

RIMG1844.JPG ほわほわ穴子 相変わらず美味

で、胡麻鯵がとても美味しかったので鯖でも作ってください!とお願いして、
RIMG1845.JPG 胡麻鯖
これがね、鯵よりもっと美味しゅうございました♪♪♪

RIMG1846.JPG 玉子焼きで箸休め

で、握り、、、と思ったのですが、「美味しいつぶ貝があるよ!」といわれて注文。
RIMG1847.JPGRIMG1848.JPG甘くてコリコリ超ウマ。
RIMG1849.JPG で、お約束なのでお代わり
RIMG1850.JPG つぶ貝のニュルルン(肝)も美味しかった!

RIMG1851.JPG うに RIMG1852.JPGいわし
RIMG1853.JPG 好物納豆巻き
RIMG1854.JPG 納豆軍艦
この2日前に店でお会いした某議員さんが注文するスタイルだそうで。
巻くのも美味しいけれど、軍艦も美味しい。(^_^)

RIMG1856.JPGリッチに大とろもいただき RIMG1858.JPGげそ

ふわ~、満腹満足~。

というわけで、いつものことながら元酒ぐびぐびで気持ちよく酔いながら
たくさん食べました。(^_^)

お店の方に教えてもらった通り、白山の坂道を上って降りて20分、
千駄木になんとか辿りつき無事帰宅。

白山と千駄木、、路線違えど駅近し、なんて思った酔っ払いでしたが
いつものように大満足の満津美寿司さんでありました。


タグ:元酒 白山
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映画「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 [映画(や・ら・わ行)]

みなさま、メリークリスマス。[ぴかぴか(新しい)]


今年のクリスマスは休みだったりして一人でいるのもなー、、、なんて思ったら
「渡りに船」みないな話があったので(勝手にそう思ってるだけなんだけど(笑))
今頃、北の地に向かって[飛行機][飛行機][飛行機][飛行機][飛行機]ぴゅーんと飛行機で移動中。


私は日本酒を浴びるほど呑みながらの楽しいクリスマスになりそうですが(^_^)
みなさんもどうぞ楽しいクリスマスを♪




で、今回は北まで日本酒を飲みにくような私にふさわしい映画です。



原作を読んでいたので映画化したらどうなるんだろう、と思って借りました。

酔いがさめたら、うちに帰ろう。 [DVD]

酔いがさめたら、うちに帰ろう。 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: DVD





内容はamazonさんより。

アルコール依存症をのり越えた戦場カメラマン鴨志田穣と別れた妻・西原理恵子。
家族の絆がつむぎだす“大きな愛の物語”。
浅野忠信と永作博美を迎え「監督として最高に幸せ」、主題歌は忌野清志郎。

酔いがさめたら、うちに帰ろう。

酔いがさめたら、うちに帰ろう。

  • 作者: 鴨志田 穣
  • 出版社/メーカー: スターツ出版
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本



原作者はサイバラの夫、鴨ちゃんこと鴨志田穣です。


本の内容もamazonさんより。

アルコール依存症で離婚。10回の吐血。再飲酒。
ついにアルコール病棟に入院することになった、元戦場カメラマンの「僕」。
そこで出会った個性的な面々との生活が、僕を変えた。うちに帰りたい―。
依存症を克服し、愛する元妻、子供たちとの時間を取り戻したが、そこには悲しい現実が…。
笑って泣ける私小説。





カメラマンの塚原(モデルは鴨ちゃん、演じているのは浅野忠信)は、
居酒屋で大量飲酒した後、酒を買って実家に戻り、さらに呑み、
実家のトイレで大量吐血し病院に運ばれます。

3日間後に意識を戻った塚原は、生きているのが不思議と言われるほどの肝機能、
見舞いにきた元妻のユキ(←サイバラがモデル)に退院したら断酒しよう、と言われます。

アルコール依存症、という病気は、世の中の誰も同情してくれない病気、
時に医者さえもが同情しない病気、それを家族や本人が理解しないと治せない。


どうして別れた夫のことをそんなに心配するのかと医師に聞かれたユキは、
別れても塚原は子供たち2人の親に変わりないし、
一度好きになった人を嫌いになれない、と答えます。


一方、塚原は無事退院し、断酒しようと決断するのですが、
仕事があるからと入院せず通院で治療しようとして、それが上手くいくわけもなく。
寿司屋で食べた奈良漬のアルコールが引き金になり、
帰り道のコンビニでビールを買って呑み、更に焼酎を買って呑んでしまう塚原。
帰ろうと立ち上がろうとするのに立ち上がれず、倒れて頭を打ち、血を流し、、反省。。。


結局、精神病院に入院して断酒することに。


自分の父親もアルコール依存症で父親と同じことをしたくないのにしてしまったこと、
入院して反省し、二度と酒は飲まないと誓います。

病院では当然のことながらアルコール抜きの生活が続きますが、
出される食事がいつまで経っても少量の粥と少しのおかず、
怒って看護師に文句を言うものの、胃腸も弱っているからです、と言われるだけ。

その後、アルコール専門病棟の病室に空きが出たので移ってみると
女性病棟は別で為、周囲はオッサン患者ばかり。


オッサンばかりの病棟なので、色々と揉め事があったりしながら何とか依存症を克服したものの
今度はガンが発見されます。


それでも家に戻りたい気持ちで、残された僅かな時間を元妻と子供たちと過ごしますが。。。



最近、こういう映画を見るとどこでサイバラが出てくるのか探すのが楽しみなのですが、
今回は精神病院の患者の一人として出ていました。(^_^.)




個人的には原作本の方が好きですが、映画版もなかなか良い出来でした。



浅野忠信演じる塚原(鴨ちゃん)のダメダメな呑みっぷりから
家族の元に戻りたいという強い気持ちで懸命に治療する姿とか、
永作博美演じるユキ(サイバラ)のサバサバした表情とか
(病院で塚原の導尿菅からつながっている袋を持ち上げて逆流させようと
 子供にやらせる姿とかがサイバラらしいな、とか)
実際も鴨ちゃんとサイバラはこうだったのかなあ、なんて想像しながら見ました。

たかがビールだから大丈夫、、と思う気持ちで呑んでしまう、
こういう気持ち、私は分かりますからね。
画面で見ているとついつい「うん、分かる分かる」なんて思ってしまうのですが、
症状が重くなれば、他の病気と違って、時には医師からも同情されない病気ですものね。

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

  • 作者: 中島 らも
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/03/04
  • メディア: 文庫



この作品でも中島らもが自らの入院体験をつづっていますが、
ここで描かれているアルコール依存症患者の幻覚はかなり凄まじくて
ああ、絶対こうなりたくない、と思いましたが、
今回見た作品ではそんなに凄まじい描写はなく(一人大荒れするオジサンが出てきたけど)
ちょっと物足りなさもあったかな。


原作者の鴨志田さんは精神病院を退院して、
束の間家族の元に戻り穏やかで楽しい時間を過ごすことができました。
その後、ガンと闘ったものの亡くなってしまいましたが、
鴨ちゃん、アルコール依存症を克服できてよかったね、とウルウルし、
(どうしても本人達と重ね合わせてみてしまいますね)
やっぱり家族っていいわね、とないものねだり的な観点からも見てしまった(笑)
「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」でありました。

 


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映画「シッコ」を観る [映画(さ行)]

お久しぶりのムーア監督作品鑑賞です。

シッコ [DVD]

シッコ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • メディア: DVD




内容はamazonさんより。

突撃取材で知られるマイケル・ムーア監督が、
米国の医療問題にザックリとメスを入れた衝撃のドキュメンタリー。
国民健康保険が存在しない米国では、民間の保険に加入することが
ベストだと思われているが、実際は保険会社は利益重視で、
いざ保険金となると過去の病歴をあげ、手術を実験的だと判断し
…と、できるだけ保険金がおりないように画策する。
そして何人もの人間が命を落としていく。
入院費用が支払えないからと病院を道に捨てることもある!
と、驚くような米国の医療問題を悪質な医療制度の被害者の取材から、
ムーアは切り込んでいく。
政治家と保険会社の癒着、ニクソン時代に遡った医療制度の問題点などを
赤裸々に映像で語り倒し、そしてフランスやイギリス、キューバなどの
充実した医療制度を比較する。
ムーアの視点はあまりにも一方的な危なさはあるが
見て見ぬふりをしてきた問題を掲げる勇気は立派だ。
ただ医療制度を変えることができないのはなぜか、
政治家と保険会社の癒着だけが問題なのか、疑問点は残る。
マシンガントークのような映像とナレーション、そのわかりやすい演出に圧倒され、
まるごと信じてしまいそうになるが、見ている方にも冷静さは必要かもしれない。
とはいえ、わが国と比べたり、調べたり、もっと知りたいという意欲になる、
いろいろ考えさせられる映画であることは確かだ。
 






「日本に住んでてよかった」、、、これが素直な感想です。(^_^.)


映画は、
ヒザを怪我した(パックリ割れた傷口)男性が病院で縫合してもらうと高いから、
と、自分で麻酔もせずチクチク自分の傷口を縫う男性が冒頭から登場します。

この手の話はアメリカでは別に珍しくもない話で、
次に出てくるのが、のこぎりで指2本の先を切断した男性。
指の接合の値段(中指が6万ドル、人差し指が1万2千ドル)に驚いた男性、
2本接合するお金はないので安い方の指1本だけ接合してもらいます。

日本じゃあり得ないじゃん、と思いながら見続けていると、
この国の歪んだ構図が炙りだされます。


国民皆保険を提唱したヒラリーはロビイストに封じ込められ
(その後、保険会社から政治献金をもらうようになるわけですが)
その後、この問題に一切触れなくなってしまいます。


保険に入れない人は普通に病院で医療を受けることも出来ず、
保険に入っていても、「その治療は必要ない」と保険会社に通告され
結局ガンが転移して亡くなる人もいる事実。

自動車事故で意識を失い救急車で病院に運ばれた患者には
事前に保険会社の許可を取らずに救急車に乗ったのでその費用は支払わない、
という判断。(救急車が無料ではないことにまず驚いてしまいました)

日本でも救急医療の受け入れ拒否でたらいまわしにされ亡くなる人もいますが、
アメリカでは、保険会社が許可しないと救急医療も出来ず
保険金支払い拒否の判断を下した保険会社お抱えの医者に対しては高報酬、
と、見ていて驚くことばかりが映し出されます。。。


国民皆保険は社会主義だと主張して導入を拒否する議員やロビイストのせいで
導入が実現しない中、本当に国民皆保険は社会主義なのか、
国民皆保険だと医療の質が落ちてしまうのか、疑問に思ったムーア監督は
カナダに行きます。


カナダでは医療は無料。


事故で5本の指を切断したものの、無料で接合してもらった人、
フロリダのゴルフ場で腕の筋を切断して高額な治療費(2万4千ドル)を提示され
切断したままの状態でカナダに帰り無料で接合してもらった人、が紹介されます。


この事実に驚いたムーア監督、今度はイギリスへ。。。


1948年につくられた制度で医療費は無料のイギリス。
産前産後の診療も出産費用も無料。 


医療費が無料なら医師の報酬も低いと思ったらそんなことはなく、
年収8万5千ポンド(実績報酬制)で郊外に豪邸と高級車アウディを持つという医師。


フランスも医療費は無料、この恩恵は在住のアメリカ人も受けられる、という事実。
化学療法で仕事も戻るまで3ヶ月かかると医師が診断した場合、
休業中は65%政府、35%企業が給料を支払い、従業員は休むことが出来るという制度。
富める者が貧しいものを面倒みるという制度などを見て
国民皆保険制度は社会主義ではない、とムーア監督は実感し、
フランスを悪く言うアメリカ政府は理解できないと言います。


一転、場面はアメリカに戻り。


LAの病院前でタクシーから下ろされた女性。
治療費の支払い能力がないとみなされて病院を追い出され
違う病院の前に連れてこられる、というケースも多いそうです。


9.11でボランティアで救助に当たり肺などの呼吸疾患に罹った人たちが登場します。
ボランティア(正式に任務に当る職員でない)という理由で、医療補助もないというのが
政府の見解。

同様に、遺体収容ボランティアで精神を病んだボランティアにも補償がありません。

一方、9.11のテロリストたちは逮捕されグアンタナモに収監されていますが
医療費は無料。

捕虜は理学療法も受けられる、という政府のコメントを皮肉に感じるムーア監督は
基地前で拡声器をつかって9.11のボランティアで病気にかかた3人と共に、
医療を必要としている人たちがいるので中にいれて医療を受けさせて!と叫びます。

が、捕まりそうになるので退却し、キューバの地へ。
キューバ=魔王(カストロ)が住む最悪の国と思っていたムーア監督に対し、
現地の医師がキューバには国民皆保険制度だと聞き、驚きます。

国民一人あたりの医療費はアメリカが年間7000ドルに対しキューバは251ドル。
アメリカのように営利目的じゃないから、というのが理由ですが、
呼吸器疾患で辛い思いをしている9.11ボランティアが服用する薬は
アメリカで120ドルと高価である一方、キューバで買えば5セント相当。 
あまりの価格差に悲しむボランティア患者。
(アメリカでは医療機関と製薬会社が結託してるんでしょうかね)

経済大国と言われながら医療の質は世界で37位のアメリカの今後は??
(アメリカはスロベニアの一つ上)








スーパーサイズ・ミー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
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ファーストフード・ネイション デラックス版 [DVD]

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これらの映画でファーストフードなどでも大手食品会社のロビイストなどによる活動が過激で
アメリカ人の食生活が変化していく様子がうかがえますが
健康保険に関しても保険会社が高い収益性を保つために、加入者を蔑ろにしている様が
映画からうかがえました。


私が社会人になったころ、病院に行って支払うのは(自己負担)1割でした。
それから二十数年経ったら、3割。
高い高いと思っていましたが、アメリカの現状を見ると日本ってずっとマシなんだな、
と見ながらホッとしてしまいました。

勿論、この監督の作品なので、一方からの過激な見方をしている部分もあるとは思います。
ただ、国民皆保険を己の利益の為に排除しようとする議員や保険会社、
この人たちは国の平和や豊かな社会を実現しようという気が微塵もないんだろうな、
互いを思いやる、そういう気持ちがあれば世の中うまく回ると思うのに、とか思ったり。

保険加入者に正当な医療を受けさせずに自分たちが多額の報酬をもらう、
そんな歪んだ仕組みを根底から直さないとダメなんじゃないかしら
なんて思った「シッコ」でありました。 


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映画「ランナウェイズ」を観る [映画(や・ら・わ行)]

これも劇場で見たかったのにタイミングを逸してしまった作品。
小学生の頃に来日したグループで、兄がシングル盤を持っていたのもあって
妙に記憶に残っていたりして、そのグループがどう誕生したのか気になってレンタル。

ランナウェイズ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD



あらすじはamazonさんより。

1975年、ロサンゼルス。
ジョーン・ジェットは、ロックがやりたいと周囲に訴え続けるが誰にも相手にしてもらえない.。
そんなある日、敏腕プロデューサー、キム・フォーリーに出会い、
彼の協力のもとメンバー探しを始める。
一方、シェリー・カーリーは、好きな音楽を共有する友だちもいない退屈な毎日を送っていた。
ある日、親の目を盗み出かけたクラブでジョーンとシェリーは運命的な出会いを果たす。
男まさりな格好のジョーンや他のメンバーに女性らしいルックスのチェリー加わり、
最強のガールズバンド・ランナウェイズが結成される。
活動を始めた彼女たちは、男たちから差別を受けながらも着実に実力をつけ、
その人気は世界中に飛び火していく。
しかし、シェリーのルックスばかりに注目が集まり色物扱いされる苛立ちと、
嫉妬からバンド内に軋轢が生まれ始める…

 






映画を観て、本人たちが演じているのかと思うくらい似ていました。


ちなみに、本家はこちら。

(さすがに映像が古いわねぇ。。。。(^_^.))






デビッド・ボウイのメイクで口パクで歌い高校のイベントで優勝したシェリー、

Aladdin Sane

Aladdin Sane

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 1999/08/26
  • メディア: CD
(こんなメイクで歌ってました。)


そんなシェリーが、のちにプロデューサーとなるキム、バンドメンバーとなるジョーンなどと出会い
キムに客に受けるためにキワドイ歌詞を歌うように言われて最初は大きな抵抗があったものの、
プロになるため、と、思って歌うようになり、女性バンドに客が悪態ついてくるかもしれないから、
と缶を投げつけられるのをよける練習をしたり(時代が時代でそんなことも必要だったのかと)
全米のライブハウスをツアーで回りながら(メンバー全員で安モーテル一室に雑魚寝状態で)、
ついに大手レコード会社(マーキュリー)と契約し日本へ行くことに。。

飛行機のトイレでクスリをきめて(!)から着いた日本では大歓迎され、
見知らぬ国、日本で歓待されテンションが上がるシェリーは
下着(コルセット)姿でステージに上がると言い他のメンバーを驚かせます。
下着姿で歌うシェリーに日本のファンは大盛り上がりになるものの、
バンドで目立つのがシェリーばかり(雑誌に載っているのもシェリーばかり)という状況に
他のメンバーは不満が募り(特に怒るのがジョーン・ジェット)、
そのメンバーの怒りにシェリーは落胆します。


日本から戻ると、父の面倒を見ている双子の姉との確執、
更にはプロデューサーからの裏切り、メンバーとの不和、、シェリーは酒浸りに陥り、
バンドに亀裂が入り、色々なものが負の連鎖で悪い方向に進んでいきます。
シェリーは家族と話したい、人生を取り戻したいと思うようになり、バンドは空中分解状態。


そして、シェリーは映画に出演し、ジョーンはソロで進む道を選びますが、
シェリーは遂にアル中になってしまいます。(スーパーでもお酒を売ってもらえない状態に)
一方のジョーンはソロで発表した曲がヒットします。。。


 




その後、シェリーは普通の仕事についた後、現在はチェーンソー彫刻アーティスト、
ジョーンは今でも現役の歌手、だそうです。
(ドラムのサンディ・ウェストは病気で40代で亡くなったんですね)
私はてっきり「企画ものバンド」かと思っていたのですが、違っていて驚きました。
(ま、私が勝手に想像していただけなのですが(^_^.))


ランナウェイズが来日したときに「スター千一夜」に出演して、
(フジテレビで「クイズグランプリ」の後に放送されていた15分芸能番組)
コルセット姿のシェリーを観て、しかも彼女たちが未成年だということに驚いた記憶があります。


そして、今回映画を観て、代表曲「チェリー・ボンブ(←ってカタカナ表記だったよね)」の歌詞が
あんなにエロいことを知りました。
小さいころだし、サビの部分以外なんて適当に歌って、サビのところになったら

 ♪チチチチチチチチ チェリー ボーンブ♪

って歌ってたくらいです。(今考えるとひどすぎる私)



ダコタ・ファニング、いつの間にあんなに大きくなっていたのかしら、と驚くほどの成長ぶり。
すっかりオネエサンになっていたんですねぇ。。


インターネットもない頃、世の反感を理解しつつも地道にライブハウス修行して
やっとメジャーデビューしたものの、
自分たちの求めるものと、レコード会社やプロデューサーが求めるものに隔たりがあって
しかもアルコールやドラッグ、男、、、どっぷり染まっていく様子は、若さ故といっても
見ていて切ないものがございました。

あとは、彼女たちが当時クールだと思っていた女性ロック歌手が、

グレイテスト・ヒッツ

グレイテスト・ヒッツ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD
スージー・クアトロ、というのも個人的にはツボにはまりました。
当時ウィスキーかブランデーのCMで「ロキシー・ローラー」という曲で彼女が登場していたのを
覚えていたので(実家にシングル盤がありました)そんなところも懐かしく。


今の若い世代(って言い方はホントはイヤなんですけどね(笑))の方々が見ても
多分どうってことない話かもしれませんが、私の世代以上でロックや洋楽が好きだった人には
懐かしく切ない気分で見られると思います。

というわけで、
見た後「チチチチチチチ チェリー ボーンブ」とサビが頭の中をぐるぐるしてしまった
「ランナウェイズ」でありました。

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