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青森旅行記2011Ⅱ~青森県立美術館編~ [アート・美術館(国内)]

ワ・ラッセやA-FACTORYで時間を過ごした後にバス(運転免許センター行き)に乗って、
るるぶ持参のかぽーやら、日焼け止めを塗りたくる中年オバちゃんなどを観察しながら
バスに揺られること30分くらいで青森県立美術館に到着。

ちなみに、もちょっと先までバスに乗ると三内丸山遺跡がございます。(行った事ないけど)

RIMG1371.JPGちょっと個性的な建物
RIMG1372.JPG 樹のマーク?
三内丸山遺跡に着想を得た建物とサイトに書いてありましたが
中の展示ルームも一般的な美術館と異なるというか、面白い設計の建物でした。
(ナニがどう、と説明できないのですが、不思議な建物でちょっと迷った私(^_^.))

RIMG1373.JPG ロッカー
100円玉を入れるところがなくて焦ったら扉の内側にありました。。。
オサレ過ぎてわかんねーよ、とロッカーに八つ当たりする私。

常設展は500円ですが、特別展も見たかったので(1500円)、セット券(1800円)を購入。

館内は残念ながら撮影禁止でございます。(-_-;)

特別展は「光を描く印象派展」。

詳細は、赤字部分のところにリンク貼ってますのでご覧くださいね。

ドイツ ケルンのヴァルラフ・リヒャルツ美術館所蔵作品が殆どでしたが、
今、改装中で作品を貸与してもらったのかな、とか思うくらい大量の作品が展示されていました。
もしかしたら、大量に貸与しても他に沢山所蔵品があるので困らないのかもしれないけど。


印象派、というと真っ先に思い浮かぶのがモネ、マネ、シャガール、ルノワール、って感じですが
カイユボットの作品がかなり多いのが印象的でした。


また、特別展のタイトルにもあるように、光によって同じものでも見方が変わるのを
実験できるような展示や、画家が外へ絵を描きに出るときの重装備ぶりとか、
また、作品の多くにちょっとしたトリビア的なコメントが書いてあるので、飽きないというか
ガイドフォン(500円だったので借りず)がなくても充分楽しめる展示でした。

個人的に面白いな、と思ったのは、外で絵の具を塗っていたら、
カンバスに落ちた木(ポプラだったかな)の芽が絵の具と一緒に絵に塗り固められたとか、
描いた風景画が物足りないから、と後から、人物を書き足した、とか、
逆に描きすぎたと思って青い絵の具で上から消したとか(赤外線で分かるんですね)
ひじの曲がり具合が気に入らないからと何度も書き直したとか、
描いた絵が売れなかったので、その上から違う絵を描いたとか、
額縁に入らないから、と絵の上部(船の絵で帆先)をカットしてしまったとか、、、とかとか。

そんなちょっとした面白いコメントが添えられていたのでじっくり見てしまいました。

都心の美術館でないせいか、混んでいるといっても、絵が見えないほど混んでいることもなく
地方の美術館だからゆったり見られるんだろうな、、、なんて思った次第です。。。

 

特別展を見終わって、常設展のエリアに移動すると、
RIMG1374.JPGあおもり犬
青森出身の奈良美智による作品。 あまりにでっかくてビックリしますた。(@_@)

他には、奈良美智の作品(色々な御家みたいな作品ですが、ワタクシ的にはちょっと。。。)や
同じく青森出身の寺山修司のコーナー(横尾忠則のポスターも飾られていました)とか、
棟方志功のコーナーなどがございましたが、何だか歩き疲れもあって、適当に見学。。。

RIMG1375.JPG カフェで休憩
RIMG1376.JPG やっぱり、りんごなのね、青森。
RIMG1377.JPG で、こちらを注文したのに現物写真無し。

滞在時間2時間でかなり濃密にゲージツを楽しんだものの疲れてまいりました。。

ささ、青森駅まで戻ってホテルにチェックインしないと。

RIMG1378.JPG 出口に象4頭
RIMG1379.JPG シール、もう無かった(;O;) 私も象さんに貼りたかったyo
RIMG1380.JPG ああ、夕方だ。。。。

バスに乗って戻りましょう。

 

(つづく)


タグ:青森
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