香港旅行記2010~香港歴史博物館編⑥~ [アジアの旅(香港)]
いい加減このくらいにしないと読んでる方々に飽きられると分かっておりますので
博物館は今回で終わらせます。
アヘン戦争後に英軍領となった香港
そうなった当初の頃の香港 自由港となった頃でつ
船
経済も活況になっていくわけですね
にぎやかな街並みや店店
懐。
で、ここからが第二次世界大戦菊の御紋の盃や手帳
見たくはないんですが見ないとね
真珠湾攻撃の後、1941年12月8日に日本軍が香港の啓徳エリアを爆撃し
12月18日には海から日本軍が上陸し、12月25日に占領、と展示説明にありました。
こういう日本の紙幣も使わせたんですよね。
香港上海銀行やチャタード銀行などの中国、英国系銀行はすべて営業を禁止され
(中国銀行のみ営業を許されたとか)横浜(正貨)銀行と台湾銀行が営業を行ったそうです。
食料の支給制限も厳しかったとか
配給票で得られるのは一日242グラムの米だけ、1944年には備蓄もなくなり
人々は市場で調達せざるを得なくなり品不足、物価高騰を引き起こしたそうです。
貧しい人たちはキャッサバ(芋)や木の根を食べざるを得なかったと説明がありました。
日本的な教育も行ったんですよね
その後、長崎、広島への原爆投下後、日本が無条件降伏し、
香港は再び英国軍政府が成立。
そして戦後の香港
路面電車
住宅の整備なども行い復興へ
懐かしいロゴですね
という展示を見ながら前進
現代の香港
香港製商品も多かったのを思い出し
懐かしい
そして中国への返還
カウントダウンに使った時計のようです
入館後2時間弱くらいで見終わりました。。
香港の歴史もシンガポールと同様に日本による占領という悲しい歴史があり、
展示内容は非常に淡々としたものではありましたが、日本人としてはイマイチ認識なく
反省することしきりでございました。
今、小学校から高校までどのように歴史で戦争のことを学んでいるか気になりますが
自分の頃には占領についての記述が殆どなかったような気がします。
大人になってからこういう事実を占領された国の博物館で知らされるというのも
お恥ずかしい限りなのですが、こういうことが二度と起きないようにと願うばかりです。
というわけで、真面目にお勉強した後はお腹が空いたのでご飯タイム。
(つづく)