東京タワーで朝茶の湯 [日本の旅(関東)]
東京タワーって意外とのぼったことがないのですが、
京都在住のアーティスト、平野早依子さんがデザインした茶箱で
朝のお茶会があると早依子さんから情報を得て申し込みました。
当日は日比谷線の神谷町駅から歩いて向かいます。
麻布台ヒルズ
いつ頃できたんでしょう、初めて見るユニークな外観にびっくり。
森ビルはこの不景気な時代にも景気よさそうで羨ましいです。(^-^;
坂道を登って左折すると見えてきます
足元から見ると迫力あります
333mというと、東京スカイツリー(634m)の半分強って感じですが、
個人的には東京タワーのこの外観のほうが好きだったりします。
大学生のころ初めてのぼった東京タワー(もう40年くらい前(笑))
京都在住のアーティスト、平野早依子さんがデザインした茶箱で
朝のお茶会があると早依子さんから情報を得て申し込みました。
当日は日比谷線の神谷町駅から歩いて向かいます。
麻布台ヒルズ
いつ頃できたんでしょう、初めて見るユニークな外観にびっくり。
森ビルはこの不景気な時代にも景気よさそうで羨ましいです。(^-^;
坂道を登って左折すると見えてきます
足元から見ると迫力あります
333mというと、東京スカイツリー(634m)の半分強って感じですが、
個人的には東京タワーのこの外観のほうが好きだったりします。
大学生のころ初めてのぼった東京タワー(もう40年くらい前(笑))
当時は蝋人形館とかもあってせっかくだからと入ってみたら、
ホラーチックな白雪姫と7人の小人、皮はぎ族(っていうのかな)のホラーな風景、
最後には「ようこそ昭和の歌謡界へ」と百恵・淳子・昌子の中三トリオ、
秀樹・五郎・ひろみの新御三家、さらに「三波春夫でございます」と
小学生のころの昭和歌謡の風景(しかもあんまり似ていない(笑))を観た記憶、
その後なんどか来ているのですが、最後に来たのは2年半前、
ベリーダンスショーを観に「シディーク」さんにいって以来。
ここをくぐっていくと受付があるはず 2階建てバス
昔のボンネット型のバス、と思ったらその前に同じ色のキッチンカー。
この2階建てバスの中でキッチンカーで調理された食事ができるんでしょうかね。
受付発見
ここで名前を言えばいいのかな、と近づくと、外国人観光客の中年カップルが
「何のイベント?」と聞いて「朝の茶会」と言われて俄然参加したくなった模様、
「2人参加したい」と言って「予約で満席」と言われているのに、
「茶会を体験したいから何とか2人参加できないか」とごり押し。(V)o¥o(V)
20人定員で満席、主催者が色々準備していることは頭に浮かばないんでしょうね、
予約している私にしてみれば「いつまでもごねてるんじゃないよヽ(`Д´)ノ」、
という気持ちなんですがこういうときにあっさり引かないのも彼らにとっては
ごく普通ことなんかもしれませんね。
文化の違いなのか、いや、郷に入っては郷に従ってください。そう思いながら、
イラついた顔で待っていると、「あ、お客様、ご予約されていますよね?」と
この外国人のしつこさから逃れたそうなスタッフの方が声をかけてくれたので
名前を伝えて館内に入りました。
和風なショーみたいなイベントをやっている一角とか、キラキラしたロビー、
私が生まれる前に誕生した東京タワーも手入れされて若いなあと思います。
と、開始時刻5分くらい前に集合の声がかかったので、エレベータで展望台へ。
近未来的な天井のエレベータ
展望台から見える都会
眼下スケスケエリアも!
茶会会場に到着~
(茶会のホームページ)https://www.tokyotower.co.jp/plan/tea_ceremony/
(平野早依子さんホームページ)https://www.sayoko-hirano.com/
この茶会の企画運営は森宗勇さんという裏千家の茶道家(裏千家茶道准教授)が
御担当されていて、千葉県⽣まれ。戦国武将・森忠政の流れを汲む分家の⼀つ、
久留⾥藩⽼森清太夫家の16代後嗣で、渡仏経験もあり、エッフェル塔でも
お茶をたてたりされる、という方だそうです。
無遮居
東京タワー創業者・前田久吉氏へ当時裏千家の家元であった鵬雲斎千玄室大宗匠によって
「無遮居」という扁額が贈られ、政財界をはじめ多くの著名人がお茶を楽しんだ記録が
残されていいるそうです。
青と白と赤 早依子さんデザインの茶箱
お好きなところにどうぞ、と言われ、すっかり出遅れてしまい、
森さんから遠いところに正座。初っ端なから足が痺れます。(笑)
開けてみると
早依子さん♪
掛物と茶箱のデザインとしてお名前が載っています。
森さんの楽しいお話を聞きながら、
目の前に見える都会
お茶は別のところでたてているようで
森さんはお茶が出るまで参加者の緊張をほぐすような楽しい話を続けて
くれました。
富士山がぼんやり見えました
(裸眼では見えたのですが写真だと見えません(笑))
練り切りが運ばれてきました
美しいです(激甘)
いただきます
隣に欧米系かな、外国人女性が座っていたのですが、日本語お上手、
森さんの話にクスクス笑いながら、私より先にお茶が運ばれてくると
「お先に」と私に声掛けしながらお茶を楽しまれていました。
私以上に日本文化を心得ていらっしゃる様子、私も学ばねば、という
気持ちになりました。
私がお茶をいただいた茶器
日仏茶道交流会?という団体の茶器を使用しているとのことですが、
美しい器で美味しくお茶をいただく、気が引き締まりました。
30分ちょっとくらいでお茶をのみおわり、イベント終了。
着いたときご挨拶した早依子さんとここでしばしトークタイム。 掛物
「As It Is」という作品ですが、あるがままに、という意味ですが、
あるがままの事象と時間を受け入れることの尊さ、を表現したそうです。
帰り際に茶箱もチェック
「彩色 銘花鳥風月」という名前の作品です。
日の丸の赤と白、そして海、をイメージしつつ、この後に森さんがフランスで
お茶会を開催されるのに合わせて、フランスのイメージも盛り込んだそうです。
中に入っているものたち
棗などお茶をたてるものに使う道具が収められている茶箱ですが、
東京タワー型の容器もありました(^-^)
と早起きは三文の徳という気持ちでエレベータで2階だったかまで降りて、
お土産屋さんをしばし見学。
東京タワーのキャラクター、あんまりそそられないかなあと思ったら、
こはく糖
あら、洒落たお土産もあるのね、とみてみたら京都で製造されていました。納得。
キラキラする東京タワー
昭和のころは金色一択でしたが、今は色々な色があるんですね。(買わないけど)
帰りは大門駅まで歩きます
増上寺でお参り
以前、友人から東京タワーで朝ヨガを行っているのを聞いたのですが、
茶会もやっているのを知ったのは早依子さんのおかげ、
自分が知らないだけでこういうイベントって結構あるんだろうな、と
思ったら、東京タワーの色々なイベント、参加してみたくなりました。
ご縁で知り合った早依子さんの作品を観ながらお茶を楽しむ、贅沢で有意義で
また参加してみたいと思った、東京タワーで朝の茶の湯、でありました。
ホラーチックな白雪姫と7人の小人、皮はぎ族(っていうのかな)のホラーな風景、
最後には「ようこそ昭和の歌謡界へ」と百恵・淳子・昌子の中三トリオ、
秀樹・五郎・ひろみの新御三家、さらに「三波春夫でございます」と
小学生のころの昭和歌謡の風景(しかもあんまり似ていない(笑))を観た記憶、
その後なんどか来ているのですが、最後に来たのは2年半前、
ベリーダンスショーを観に「シディーク」さんにいって以来。
ここをくぐっていくと受付があるはず 2階建てバス
昔のボンネット型のバス、と思ったらその前に同じ色のキッチンカー。
この2階建てバスの中でキッチンカーで調理された食事ができるんでしょうかね。
受付発見
ここで名前を言えばいいのかな、と近づくと、外国人観光客の中年カップルが
「何のイベント?」と聞いて「朝の茶会」と言われて俄然参加したくなった模様、
「2人参加したい」と言って「予約で満席」と言われているのに、
「茶会を体験したいから何とか2人参加できないか」とごり押し。(V)o¥o(V)
20人定員で満席、主催者が色々準備していることは頭に浮かばないんでしょうね、
予約している私にしてみれば「いつまでもごねてるんじゃないよヽ(`Д´)ノ」、
という気持ちなんですがこういうときにあっさり引かないのも彼らにとっては
ごく普通ことなんかもしれませんね。
文化の違いなのか、いや、郷に入っては郷に従ってください。そう思いながら、
イラついた顔で待っていると、「あ、お客様、ご予約されていますよね?」と
この外国人のしつこさから逃れたそうなスタッフの方が声をかけてくれたので
名前を伝えて館内に入りました。
和風なショーみたいなイベントをやっている一角とか、キラキラしたロビー、
私が生まれる前に誕生した東京タワーも手入れされて若いなあと思います。
と、開始時刻5分くらい前に集合の声がかかったので、エレベータで展望台へ。
近未来的な天井のエレベータ
展望台から見える都会
眼下スケスケエリアも!
茶会会場に到着~
(茶会のホームページ)https://www.tokyotower.co.jp/plan/tea_ceremony/
(平野早依子さんホームページ)https://www.sayoko-hirano.com/
この茶会の企画運営は森宗勇さんという裏千家の茶道家(裏千家茶道准教授)が
御担当されていて、千葉県⽣まれ。戦国武将・森忠政の流れを汲む分家の⼀つ、
久留⾥藩⽼森清太夫家の16代後嗣で、渡仏経験もあり、エッフェル塔でも
お茶をたてたりされる、という方だそうです。
無遮居
東京タワー創業者・前田久吉氏へ当時裏千家の家元であった鵬雲斎千玄室大宗匠によって
「無遮居」という扁額が贈られ、政財界をはじめ多くの著名人がお茶を楽しんだ記録が
残されていいるそうです。
青と白と赤 早依子さんデザインの茶箱
お好きなところにどうぞ、と言われ、すっかり出遅れてしまい、
森さんから遠いところに正座。初っ端なから足が痺れます。(笑)
開けてみると
早依子さん♪
掛物と茶箱のデザインとしてお名前が載っています。
森さんの楽しいお話を聞きながら、
目の前に見える都会
お茶は別のところでたてているようで
森さんはお茶が出るまで参加者の緊張をほぐすような楽しい話を続けて
くれました。
富士山がぼんやり見えました
(裸眼では見えたのですが写真だと見えません(笑))
練り切りが運ばれてきました
美しいです(激甘)
いただきます
隣に欧米系かな、外国人女性が座っていたのですが、日本語お上手、
森さんの話にクスクス笑いながら、私より先にお茶が運ばれてくると
「お先に」と私に声掛けしながらお茶を楽しまれていました。
私以上に日本文化を心得ていらっしゃる様子、私も学ばねば、という
気持ちになりました。
私がお茶をいただいた茶器
日仏茶道交流会?という団体の茶器を使用しているとのことですが、
美しい器で美味しくお茶をいただく、気が引き締まりました。
30分ちょっとくらいでお茶をのみおわり、イベント終了。
着いたときご挨拶した早依子さんとここでしばしトークタイム。 掛物
「As It Is」という作品ですが、あるがままに、という意味ですが、
あるがままの事象と時間を受け入れることの尊さ、を表現したそうです。
帰り際に茶箱もチェック
「彩色 銘花鳥風月」という名前の作品です。
日の丸の赤と白、そして海、をイメージしつつ、この後に森さんがフランスで
お茶会を開催されるのに合わせて、フランスのイメージも盛り込んだそうです。
中に入っているものたち
棗などお茶をたてるものに使う道具が収められている茶箱ですが、
東京タワー型の容器もありました(^-^)
と早起きは三文の徳という気持ちでエレベータで2階だったかまで降りて、
お土産屋さんをしばし見学。
東京タワーのキャラクター、あんまりそそられないかなあと思ったら、
こはく糖
あら、洒落たお土産もあるのね、とみてみたら京都で製造されていました。納得。
キラキラする東京タワー
昭和のころは金色一択でしたが、今は色々な色があるんですね。(買わないけど)
帰りは大門駅まで歩きます
増上寺でお参り
以前、友人から東京タワーで朝ヨガを行っているのを聞いたのですが、
茶会もやっているのを知ったのは早依子さんのおかげ、
自分が知らないだけでこういうイベントって結構あるんだろうな、と
思ったら、東京タワーの色々なイベント、参加してみたくなりました。
ご縁で知り合った早依子さんの作品を観ながらお茶を楽しむ、贅沢で有意義で
また参加してみたいと思った、東京タワーで朝の茶の湯、でありました。
タグ:東京タワー
今日は風流でしたね。
こちら毎朝煎茶で。妻の分を入れて「お茶入れた」と声掛け、「はいありがとう」と返事が返ってくるのを楽しみにしています。続けたいものです。
by 夏炉冬扇 (2024-10-20 20:36)
夏炉冬扇さん、こんばんは。
今回教えてもらってこういうイベントがあるのを知りましたが、
早起きしてお茶をいただく、なんだか贅沢な気分でした。
普段は麦茶ばっかりなんですが。(^-^;
by うつぼ (2024-10-21 20:10)
ステキな催しですね。うつぼさんはいろいろ参加されていて素晴らしいです。
by 溺愛猫的女人 (2024-10-22 09:51)
溺愛猫的女人さん、おはようございます。
今回は知人が教えてくれたので参加しましたが、色々ご縁のお陰だなあと思いました。また、参加してみたいイベントです。(^-^)
by うつぼ (2024-10-23 07:37)