東のボルゾイ「ソフトパワー」を観る [舞台・ミュージカル]
4日前のオペラ記事(リア王)で書いたこんにゃく座の島田さんと同じく
下北沢のおむすびシアターBARで知ったのが、あべみづきさん。
「銀の龍の背に乗って」を聞きました。
で、あべさんのTwitterをフォローして公演を知って今年4月に観たのが、
「ガタピシ」
「愚行権」という、生きている限り愚かなことを行ってもいいけれど、
人に迷惑をかけないことが条件、という権利、についての舞台で、
今まで観たことのないタイプ、ぐいぐい引き込まれる展開に驚き
興奮して観終わった(その割に記事にかけず(^-^;)作品でしたが、
今回(9月)に観たのは、
ソフトパワー
(公式ホームページ)https://www.easternborzois.com/softpower
内容は、以下のサイトより。
https://niewmedia.com/news/048401/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4月に上演された『ガタピシ』以来の新作で、
同劇団にとって通算7作目となる『ソフトパワー』は、
ピアノとパーカッションの生演奏が用いられる
「恋とハイで前後不覚のお祭りミュージカル」。
真実性や誠実さが過剰に求められる現代において、
苦しさを感じている人々が描かれ、
「嘘をつくこと」「信じること」を通して、想像力の無限の可能性が表現される。
出演者には劇団唐組で数多くの主役を務めている福本雄樹をはじめ、
四宮吏桜、仲井真徹、井坂茜、佐野剛らが名を連ねており、
12名のアンサンブルキャストも参加して公演を賑やかに彩る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイトルのソフトパワーってどういう意味なんだろうと調べたら、
Wikipediaが教えてくれました。(^-^;
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC
>相手国を軍事力で脅したり、買収したり、プロパガンダで騙すのでもなく、
自国の価値観や文化で魅了・味方につける能力・力。
自国の魅力を通じて、他国に与えられる影響力。
という意味だそうです。
舞台は上のポスターイメージからも分かるように歌舞伎風の雰囲気、
歌舞伎が江戸時代にソフトパワーの一つであったということをベースに
描かれているのかな、と思いました。(違っているかもしれないけれど)
下北沢のおむすびシアターBARで知ったのが、あべみづきさん。
「銀の龍の背に乗って」を聞きました。
で、あべさんのTwitterをフォローして公演を知って今年4月に観たのが、
「ガタピシ」
「愚行権」という、生きている限り愚かなことを行ってもいいけれど、
人に迷惑をかけないことが条件、という権利、についての舞台で、
今まで観たことのないタイプ、ぐいぐい引き込まれる展開に驚き
興奮して観終わった(その割に記事にかけず(^-^;)作品でしたが、
今回(9月)に観たのは、
ソフトパワー
(公式ホームページ)https://www.easternborzois.com/softpower
内容は、以下のサイトより。
https://niewmedia.com/news/048401/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4月に上演された『ガタピシ』以来の新作で、
同劇団にとって通算7作目となる『ソフトパワー』は、
ピアノとパーカッションの生演奏が用いられる
「恋とハイで前後不覚のお祭りミュージカル」。
真実性や誠実さが過剰に求められる現代において、
苦しさを感じている人々が描かれ、
「嘘をつくこと」「信じること」を通して、想像力の無限の可能性が表現される。
出演者には劇団唐組で数多くの主役を務めている福本雄樹をはじめ、
四宮吏桜、仲井真徹、井坂茜、佐野剛らが名を連ねており、
12名のアンサンブルキャストも参加して公演を賑やかに彩る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイトルのソフトパワーってどういう意味なんだろうと調べたら、
Wikipediaが教えてくれました。(^-^;
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC
>相手国を軍事力で脅したり、買収したり、プロパガンダで騙すのでもなく、
自国の価値観や文化で魅了・味方につける能力・力。
自国の魅力を通じて、他国に与えられる影響力。
という意味だそうです。
舞台は上のポスターイメージからも分かるように歌舞伎風の雰囲気、
歌舞伎が江戸時代にソフトパワーの一つであったということをベースに
描かれているのかな、と思いました。(違っているかもしれないけれど)
稽古風景なので衣装を着ていませんが、主人公の柔姫と誠の恋人同士を中心に、
誠の友人の雷電が2人の心情を語り、三男坊、甘えん坊、でくの坊、3人の坊ちゃんが
演奏し2人を盛り上がる、(ちなみにあべみづきさんは三男坊を好演)
ミュージカルを長らく観てきた私ですが、こういう感じのミュージカルって初めて、
劇団のオリジナル作品で個性的で存在感のあるコーラスチーム、
私自身も全てを理解しきれないまま観終わった(最後には少なからず衝撃を受けてしまい)、
そんな感じですが、現代の人間の心の弱さにも触れているように思えたり、観る人によって
どっぷりはまったり、はまれなかったり観る人にゆだねられているように思いました。
あとは、物語に出てくる「薬」。大手製薬会社が作る薬に大衆が振り回されるような場面、
ほら話が広がる怖さ、現代の闇のようなものの描かれているように思ったのですが、
私自身は理解できるところと理解がついていけないところと(1回しか見ていないですし)
ショッキングな終わり方で最後ちょっと口あんぐりしてしまったのとなかなか不思議な
作品だったのですが、この世界観、もうちょっと見ればはまっていくかもしれない、と
思うと、劇団「東のボルゾイ」をもうちょっと追いかけてみたいな、と思った、
「ソフトパワー」でありました。
誠の友人の雷電が2人の心情を語り、三男坊、甘えん坊、でくの坊、3人の坊ちゃんが
演奏し2人を盛り上がる、(ちなみにあべみづきさんは三男坊を好演)
ミュージカルを長らく観てきた私ですが、こういう感じのミュージカルって初めて、
劇団のオリジナル作品で個性的で存在感のあるコーラスチーム、
私自身も全てを理解しきれないまま観終わった(最後には少なからず衝撃を受けてしまい)、
そんな感じですが、現代の人間の心の弱さにも触れているように思えたり、観る人によって
どっぷりはまったり、はまれなかったり観る人にゆだねられているように思いました。
あとは、物語に出てくる「薬」。大手製薬会社が作る薬に大衆が振り回されるような場面、
ほら話が広がる怖さ、現代の闇のようなものの描かれているように思ったのですが、
私自身は理解できるところと理解がついていけないところと(1回しか見ていないですし)
ショッキングな終わり方で最後ちょっと口あんぐりしてしまったのとなかなか不思議な
作品だったのですが、この世界観、もうちょっと見ればはまっていくかもしれない、と
思うと、劇団「東のボルゾイ」をもうちょっと追いかけてみたいな、と思った、
「ソフトパワー」でありました。
タグ:東のボルゾイ
友人が声優で若い頃はよく彼女の舞台を観に行ったのですが、ここ10数年は全く行かなくなってしまいました。
来年は面白そうな芝居をぜひ観に行きたくなりました。
by 溺愛猫的女人 (2024-10-19 17:47)
口あんぐり。並みの展開ではなかったような。
きれいな「落ち」が欲しいところですが。
祭りがもうすぐで、あれこれとあります。
by 夏炉冬扇 (2024-10-19 20:37)
溺愛猫的女人さん、こんにちは。
舞台、最近ちょくちょく見るようになったのですが、今まで知らなかった
劇団の小さめ劇場での作品、ライブの迫力も楽しく、ちょっとはまりかけて
います。(^-^)
by うつぼ (2024-10-20 14:11)
夏炉冬扇さん、こんにちは。
ハッピーエンドの展開に慣れ過ぎているせいか、え、そんな終わり方?
という意外性に驚きながら観終わりました。
秋はお祭りが多いですね。夏炉冬扇さんも楽しまれますように。(^-^)
by うつぼ (2024-10-20 14:12)