映画「ルックバック」を観る [映画(や・ら・わ行)]
友人に勧められて鑑賞したアニメ作品です。
あらすじは映画.comさんより。
あらすじは映画.comさんより。
学生新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメイトからも称賛されている小学4年生の藤野。
そんなある日、先生から、同学年の不登校の生徒・京本の描いた4コマ漫画を新聞に
載せたいと告げられる。
自分の才能に自信を抱く藤野と、引きこもりで学校にも来られない京本。
正反対な2人の少女は、漫画へのひたむきな思いでつながっていく。
しかし、ある時、すべてを打ち砕く出来事が起こる。
そんなある日、先生から、同学年の不登校の生徒・京本の描いた4コマ漫画を新聞に
載せたいと告げられる。
自分の才能に自信を抱く藤野と、引きこもりで学校にも来られない京本。
正反対な2人の少女は、漫画へのひたむきな思いでつながっていく。
しかし、ある時、すべてを打ち砕く出来事が起こる。
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自分の手を使って書く事、描く事の楽しみ。
最近、パソコンのキーボードやスマホのフリック入力ばかりで自分の手で何か書く、
(絵は何度か描いたものをブログに載せましたが無反応でしたが(笑))
小さい頃は当たり前だったことが遠いものになったことを思い出しました。
最近何か自分で書く、となると署名欄などですが、明らかに雑に書いていた自分、
もっと丁寧に書けばいいのに、そんなことも反省です。(^-^;
60分未満の短編ですが、あっという間、物凄く濃密というか濃いつくり、
鑑賞後もその余韻がずっと漂っているような、そんな映画でした。
私自身、絵を描くのが苦手(図工は5点満点で頑張っても3点)だったので、
うまく絵が描けたりノートに4コマ漫画を描いて回覧してくれる同級生が
羨ましかった記憶を思い出したのですが、今作で学級新聞の4コマ漫画で
絵がうまいと認知されていた藤野が引きこもりの京本の画力に驚かされる、
その場面を観ても、「どっちも上手じゃないの」と思う自分がおりましたが
絶対的な優位性を持っていたと自負していた藤野がうちのめされる場面、
ただ、そう思わせた京本から「藤野先生」と尊敬されてしまう藤野。
多感な時期、そんな2人が漫画をつくりあげていく場面、
漫画賞で受賞して先に進めていける、と思ったところでの京本の決断。
一緒に漫画をつくれなくなっても職業としてつくっていかなければならない藤野、
(手書きだったのがプロになるとペンタブを使ってデジタル作画するのも
その創作環境が恵まれていくのを感じました)
2人が離れてもどこかでつながって、と思っていたところで起きた悲しい出来事。
コロナ前に起きた京都アニメーションさんでの悲しい事件を想起させるような、
そんなきっかけで起きた悲しいことなのですが、
映画評で観ていてそうか、と思ったのが、
原作は未読ですが、原作と同じ熱量の映画化、というレビューを観て、
原作が読みたくなりました。
原作が読みたくなりました。
最近、パソコンのキーボードやスマホのフリック入力ばかりで自分の手で何か書く、
(絵は何度か描いたものをブログに載せましたが無反応でしたが(笑))
小さい頃は当たり前だったことが遠いものになったことを思い出しました。
最近何か自分で書く、となると署名欄などですが、明らかに雑に書いていた自分、
もっと丁寧に書けばいいのに、そんなことも反省です。(^-^;
60分未満の短編ですが、あっという間、物凄く濃密というか濃いつくり、
鑑賞後もその余韻がずっと漂っているような、そんな映画でした。
私自身、絵を描くのが苦手(図工は5点満点で頑張っても3点)だったので、
うまく絵が描けたりノートに4コマ漫画を描いて回覧してくれる同級生が
羨ましかった記憶を思い出したのですが、今作で学級新聞の4コマ漫画で
絵がうまいと認知されていた藤野が引きこもりの京本の画力に驚かされる、
その場面を観ても、「どっちも上手じゃないの」と思う自分がおりましたが
絶対的な優位性を持っていたと自負していた藤野がうちのめされる場面、
ただ、そう思わせた京本から「藤野先生」と尊敬されてしまう藤野。
多感な時期、そんな2人が漫画をつくりあげていく場面、
漫画賞で受賞して先に進めていける、と思ったところでの京本の決断。
一緒に漫画をつくれなくなっても職業としてつくっていかなければならない藤野、
(手書きだったのがプロになるとペンタブを使ってデジタル作画するのも
その創作環境が恵まれていくのを感じました)
2人が離れてもどこかでつながって、と思っていたところで起きた悲しい出来事。
コロナ前に起きた京都アニメーションさんでの悲しい事件を想起させるような、
そんなきっかけで起きた悲しいことなのですが、
映画評で観ていてそうか、と思ったのが、
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- 発売日: 2020/01/29
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シャロン・テート事件がなかったとしたら、といった描き方をしたかったのでは、
原作者の思いが映し出されている映画評をみてああそうかと納得したのが、
京本に訪れた悲しい事件について、藤野がもしも、と思ったその展開。
私自身も時折「たられば」みたいなことを考えてしまうことはありますが、
考えても起きてしまったことは変わらない、でももし、もし、そうだったら、
と思った時のこと、誰しも多少の差はあれ経験はあるのではないかと思います。
今作でも藤野の後悔というか、自分がこうしなければこうならなかった、という
後悔の念が違う展開で描かれていますが、実際はそうならないし、起きたことを
受け止めなければならないのが生きている人にとっての人生なのかもしれませんね。
今作は、藤野や京本の折々の場面で目頭が熱くなったのですが、
画力で負けていたと思って4コマ漫画を描くのを辞めてしまった藤野が
京本に尊敬されていることが分かったこと、その後、自宅に帰る道すがら、
田んぼのあぜ道を土砂降りにあいながらも嬉しそうに帰っていく姿でした。
自分の年で新たに何か始めてプロを目指すってことはなかなか難しいと思いますが、
藤野や京本のような熱い気持ち、今からでも何かにもっていいのかな、と思うと、
日々流されず新しいこと(頭の刺激にもなりそう)に取り組んでみることも
アリなのかなと思わせてくれた「ルックバック」でありました。
ムネアツです!
原作者の思いが映し出されている映画評をみてああそうかと納得したのが、
京本に訪れた悲しい事件について、藤野がもしも、と思ったその展開。
私自身も時折「たられば」みたいなことを考えてしまうことはありますが、
考えても起きてしまったことは変わらない、でももし、もし、そうだったら、
と思った時のこと、誰しも多少の差はあれ経験はあるのではないかと思います。
今作でも藤野の後悔というか、自分がこうしなければこうならなかった、という
後悔の念が違う展開で描かれていますが、実際はそうならないし、起きたことを
受け止めなければならないのが生きている人にとっての人生なのかもしれませんね。
今作は、藤野や京本の折々の場面で目頭が熱くなったのですが、
画力で負けていたと思って4コマ漫画を描くのを辞めてしまった藤野が
京本に尊敬されていることが分かったこと、その後、自宅に帰る道すがら、
田んぼのあぜ道を土砂降りにあいながらも嬉しそうに帰っていく姿でした。
自分の年で新たに何か始めてプロを目指すってことはなかなか難しいと思いますが、
藤野や京本のような熱い気持ち、今からでも何かにもっていいのかな、と思うと、
日々流されず新しいこと(頭の刺激にもなりそう)に取り組んでみることも
アリなのかなと思わせてくれた「ルックバック」でありました。
ムネアツです!
「ルックバック」を見に行こうかどうか悩んでました。ご紹介いただきありがとうございます。
by 溺愛猫的女人 (2024-08-24 10:06)
絵はダメですね。家系をみると、芸術系統はあるようです。♪・絵・文学。私は文学系統ですね。
次男がちいさいころドラえもん、よく見ました。
by 夏炉冬扇 (2024-08-24 20:37)
溺愛猫的女人さん、こんばんは。
上映館が少しずつ増えているみたいで口コミで広がっているのかなと
思ったのですが、機会がありましたら是非!
by うつぼ (2024-08-25 21:51)
夏炉冬扇さん、こんばんは。
私も絵はダメですが、夏炉冬扇さんは文章を書くのが得意ですよね。
ドラえもんは私が小学校の頃に始まった漫画ですが、高校生の頃まで
雑誌を買っていたもののその後はさっぱり。
代わりに歴史上の人物について学ぶのに小学生向けの漫画を読んでいます。(^^;
by うつぼ (2024-08-25 21:53)