青森旅行記2024~三内丸山遺跡編③~ [日本の旅(東北)]
写真撮り過ぎで三内丸山遺跡の記事は⑤まで続く見込みですが、
皆さん、飽きずに読んでいただければ幸いです。(^-^)
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皆さん、飽きずに読んでいただければ幸いです。(^-^)
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前回来た時よりも縄文時代への興味をより持つようになっていたので
じっくり楽しく展示を見学しながら更に先に進むと、 土器コーナー
ろくろなどがない時代、手で土をこねて形作っていったのでしょうね。
盛岡あたりから北海道西部までと広範囲でつくられていた円筒土器、
縄でつくる文様、アイデアだなと思うのですが、土器をつくることを考えた人も、
文様をつけることを考えた人もきっかけって何だったんだろう、気になります。
漆の樹液をとって顔料と混ぜて木の器に塗る工程、今の時代でも工芸品として
つくられていますがこれも縄文時代に行われていたことなんですね。
漆塗りの赤い色は赤鉄鉱などをすりつぶしたベンガラを混ぜて出すそうですが、
赤い顔料を入れた土器が展示されていて年月が流れてもきれいな赤色で
こんなところでも縄文時代すげー!な気持ちになりました。
(もちろん発掘後の保存にも気配りさているからなんですが)
漆塗りの土器(左)と網籠(右)の展示ですが、網籠はヒノキ科の針葉樹の樹皮を
縦横に編んだ「網代編み」でつくられていて、中にはクルミが入っていたそうです。
(籠の前においてある丸いのがクルミ)
三内丸山遺跡の低湿地の捨て場から見つかった網籠は水分が多く空気から遮断された
状態で埋まっていたために5800年間分解されずに残っていたそうです。
縄文時代って土器や石器ばかりだと思っていたので樹皮を編んだ籠の存在を知り、
更に縄文時代すげー、の気分です。
土偶&ミニチュア土器
小さい土器、おもちゃがわりに使ったんでしょうか、おままごとを思い出しました。
三角形の土器、何に使ったのか気になります。。
お家が見えてきました
展示されていたお家結構広かったです
家の中に煮炊きする場所や祭壇、上には魚を吊るしたり、結構機能的な印象です。 団らん一家
こういう風景を見ると家族げんかとか昔はあったのかなあなんて思います。
木の実もたくさん食べていたんでしょうね。(灰汁抜きしてから)
身を飾る道具たち
土偶ペンダントや耳飾り、祭礼などの時だけでなく日常的に身に着けていたのでしょうか、
こういうアクセサリー的なものも縄文時代からあったのですね。
乳幼児用の甕棺が展示されていましたが、乳幼児の死亡率が高かったのも
今の時代のような医療もなく栄養事情もよくない中では仕方なかったのかもしれません。
ここで縄文人の生活の展示は終わりです 北海道の黒曜石(巨大)
火成岩の一種でガラス質の黒曜石、石槍などの大型の石器が作られるのに
黒曜石が使われたそうです。
世界遺産認定書?
レプリカですよねぇ
決定時刻 意外と中途半端でびっくり
と、展示コーナーを一通り見た後、洗手間に入ると、ここでも外国人向けの
注意書きが扉に貼ってあったのですが、いつも見ているものと雰囲気が違って
ちょっとリアル
最近ニイハオさんが減ったので汚れ具合(チリ紙散乱)はそんなに酷くありませんが
いつまでもこういういう張り紙(結構もう長いような気がする)を貼っていないと
日本での一般的なマナーを守ってもらえないのかなと思うと、
郷に入っては郷に従え、という考え方や行動ができないインバウンドなら
外国から観光に来てほしくないなと思ってしまいます。
オーバーツーリズムで住民が迷惑している京都などの様子をニュースで観ても
住民の人も観光で儲かる人ばかりではないし、観光客で日常生活に支障をきたす、
円安で更に観光客が増えて日本人が迷惑がる、そんな現状を増税メガネさんは
何も感じていないような気がしてしまう私です。
と、増税メガネ(手間ばかりかかる定額減税するなら消費税率下げろよといいたい)に
イラついたところで、次は外の展示コーナーに向かいます。
(つづく)
じっくり楽しく展示を見学しながら更に先に進むと、 土器コーナー
ろくろなどがない時代、手で土をこねて形作っていったのでしょうね。
盛岡あたりから北海道西部までと広範囲でつくられていた円筒土器、
縄でつくる文様、アイデアだなと思うのですが、土器をつくることを考えた人も、
文様をつけることを考えた人もきっかけって何だったんだろう、気になります。
漆の樹液をとって顔料と混ぜて木の器に塗る工程、今の時代でも工芸品として
つくられていますがこれも縄文時代に行われていたことなんですね。
漆塗りの赤い色は赤鉄鉱などをすりつぶしたベンガラを混ぜて出すそうですが、
赤い顔料を入れた土器が展示されていて年月が流れてもきれいな赤色で
こんなところでも縄文時代すげー!な気持ちになりました。
(もちろん発掘後の保存にも気配りさているからなんですが)
漆塗りの土器(左)と網籠(右)の展示ですが、網籠はヒノキ科の針葉樹の樹皮を
縦横に編んだ「網代編み」でつくられていて、中にはクルミが入っていたそうです。
(籠の前においてある丸いのがクルミ)
三内丸山遺跡の低湿地の捨て場から見つかった網籠は水分が多く空気から遮断された
状態で埋まっていたために5800年間分解されずに残っていたそうです。
縄文時代って土器や石器ばかりだと思っていたので樹皮を編んだ籠の存在を知り、
更に縄文時代すげー、の気分です。
土偶&ミニチュア土器
小さい土器、おもちゃがわりに使ったんでしょうか、おままごとを思い出しました。
三角形の土器、何に使ったのか気になります。。
お家が見えてきました
展示されていたお家結構広かったです
家の中に煮炊きする場所や祭壇、上には魚を吊るしたり、結構機能的な印象です。 団らん一家
こういう風景を見ると家族げんかとか昔はあったのかなあなんて思います。
木の実もたくさん食べていたんでしょうね。(灰汁抜きしてから)
身を飾る道具たち
土偶ペンダントや耳飾り、祭礼などの時だけでなく日常的に身に着けていたのでしょうか、
こういうアクセサリー的なものも縄文時代からあったのですね。
乳幼児用の甕棺が展示されていましたが、乳幼児の死亡率が高かったのも
今の時代のような医療もなく栄養事情もよくない中では仕方なかったのかもしれません。
ここで縄文人の生活の展示は終わりです 北海道の黒曜石(巨大)
火成岩の一種でガラス質の黒曜石、石槍などの大型の石器が作られるのに
黒曜石が使われたそうです。
世界遺産認定書?
レプリカですよねぇ
決定時刻 意外と中途半端でびっくり
と、展示コーナーを一通り見た後、洗手間に入ると、ここでも外国人向けの
注意書きが扉に貼ってあったのですが、いつも見ているものと雰囲気が違って
ちょっとリアル
最近ニイハオさんが減ったので汚れ具合(チリ紙散乱)はそんなに酷くありませんが
いつまでもこういういう張り紙(結構もう長いような気がする)を貼っていないと
日本での一般的なマナーを守ってもらえないのかなと思うと、
郷に入っては郷に従え、という考え方や行動ができないインバウンドなら
外国から観光に来てほしくないなと思ってしまいます。
オーバーツーリズムで住民が迷惑している京都などの様子をニュースで観ても
住民の人も観光で儲かる人ばかりではないし、観光客で日常生活に支障をきたす、
円安で更に観光客が増えて日本人が迷惑がる、そんな現状を増税メガネさんは
何も感じていないような気がしてしまう私です。
と、増税メガネ(手間ばかりかかる定額減税するなら消費税率下げろよといいたい)に
イラついたところで、次は外の展示コーナーに向かいます。
(つづく)
タグ:青森
5800年。眠り続けて、悠久の時★★★。
家族いいですね。心が穏やかであること。これ一番。
by 夏炉冬扇 (2024-06-07 18:24)
きっと土器に流行とかもあったのでは?と思います。そんな想像をするだけでもワクワクします(*^^*)
by 溺愛猫的女人 (2024-06-07 18:40)
黒曜石大きいですね。
ここに行ったときに自分で鏃を作ってみたいと思いました。(笑)
針とか鏃のような実用的道具だけでなく勾玉や土器の装飾などを見ると、人って実用性だけでは生きられないのだなぁと感じます。
by kou (2024-06-07 22:48)
夏炉冬扇さん、おはようございます。
己の独居からするとこういう家族写真は羨ましさしかありません。(笑)
時の流れをこういう展示で感じられるのはありがたいことですね。
by うつぼ (2024-06-08 07:49)
溺愛猫的女人さん、おはようございます。
土器の模様も色々あるので他の家と差別化するみたいなことがあったのかも
しれませんね。(^-^)
by うつぼ (2024-06-08 07:51)
kouさん、おはようございます。
鏃、展示を見ていると自分でも作ってみたくなりますね。
とはいえこういうところの体験コーナーだと時間がかかりすぎて
現実的ではないかもしれませんね。(^^;
by うつぼ (2024-06-08 07:54)