映画「マリウポリの20日間」を観る [映画(ま行)]
長期化するロシアによるウクライナへの侵攻(というか戦争ですね)、
ニュースで観た時どうしてこんなことをと思ったのですが、
侵攻後のマリウポリの状況をカメラに収めた映像ということで
映画館で鑑賞しました。
内容は映画.comさんより。
ロシアによるウクライナ侵攻開始からマリウポリ壊滅までの20日間を
記録したドキュメンタリー。
2022年2月、ロシアがウクライナ東部ドネツク州の都市マリウポリへの
侵攻を開始した。
AP通信のウクライナ人記者ミスティスラフ・チェルノフは、
取材のため仲間と共に現地へと向かう。
ロシア軍の容赦ない攻撃により水や食糧の供給は途絶え、通信も遮断され、
またたく間にマリウポリは孤立していく。
海外メディアのほとんどが現地から撤退するなか、
チェルノフたちはロシア軍に包囲された市内に留まり続け、
戦火にさらされた人々の惨状を命がけで記録していく。
やがて彼らは、滅びゆくマリウポリの姿と凄惨な現実を世界に伝えるため、
つらい気持ちを抱きながらも市民たちを後に残し、
ウクライナ軍の援護によって市内から決死の脱出を図る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ある日突然、自分の住む場所、国が攻撃され住む場所を奪われる、
生活物資がなくなり通信も出来ず、逃げようにも進路を妨害され、
爆撃音の中、命の危機に怯えながら過ごす。
そんな自分を想像できない、そうなると思っていなかった自分には
映画館のスクリーンに大きく映し出されるマリウポリの20日間の様子を
安全なところから見る自分が画面の向こうで辛い思いをされているのに
何もできない不甲斐なさを感じるばかりでした。
2年前、ニュースでロシアによるウクライナへの侵攻、ソ連崩壊後、
旧ソ連各国が友好関係にあるとは思っていませんでしたが
(旧ユーゴスラビアの国々も衝突しているのを思い出しました)
警告なく侵攻を始め、民間人まで容赦なく攻撃するロシア、
ニュースでも見た映像、どうやって撮影しているのだろうと思いましたが、
ウクライナ人のAP通信記者であるチェルノフ氏、外国人記者が国外避難する中、
マリウポリに残りロシア侵攻によって何が起きているのか世界中に知らせたい、
その強い気持ちで撮影し続けます。
攻撃が始まって取材を始めたチェルノフ氏が民間人の女性にどうしたらよいか
聞かれて、民間人は攻撃されないから自宅に戻った方が良いと答えるものの、
ロシア軍は民間人も構わず攻撃する、更にインフラ破壊でライフラインを奪い、
通信困難で状況が分からないマリウポリの人たち。
チェルノフ氏は警察の衛星電話を借りたりしながら撮影した映像をAP通信に
送り続けますが、ついに限界がきて国外に避難するところで映画は終わります。
彼が撮影し続けたことで世界中にロシアの蛮行が報じられましたが、
その後、マリウポリは陥落し、現在はロシアの管理下に置かれています。
印象的だったのは、チェルノフ氏にこの戦争がどうなるか聞かれた中年女性が
戦争は早く終わってほしいけれどロシア人にはなりたくない、ウクライナ人として
生きたい、と答える場面でした。
もし、日本が他国から攻撃され住む場所を失いどこに逃げたら、、となったら
彼女のように強い気持ちでいられるだろうか、自分のアイデンティティを
守れるだろうか、増税メガネさんをはじめとした与党のどこを向いているのか、
という酷い態度にイライラすることも多い日々ですが、雨露しのいでご飯も食べて
文句ばっかり言っている自分が恥ずかしくなりました。
(だからといって増税メガネや与党国会議員で金まみれの奴は許せないです)
現在のイスラエル政府によるガザ地区への攻撃と同じく、人道的な配慮無しに
民間人も無差別に攻撃する神経が信じられないのですが、では自分に何が
出来るのかといえば、自分が何が起きているかを知ること、それを伝えること
(こうやってブログに書くことで知ってほしいという気持もあります)
戦争が早く終わり、早急な復興のもと(日本もこういうのは支援できるのでは)、
ウクライナ国民が故郷に帰って平和に暮らせるように祈りたいと思った、
「マリウポリの20日間」でありました。
ニュースで観た時どうしてこんなことをと思ったのですが、
侵攻後のマリウポリの状況をカメラに収めた映像ということで
映画館で鑑賞しました。
内容は映画.comさんより。
ロシアによるウクライナ侵攻開始からマリウポリ壊滅までの20日間を
記録したドキュメンタリー。
2022年2月、ロシアがウクライナ東部ドネツク州の都市マリウポリへの
侵攻を開始した。
AP通信のウクライナ人記者ミスティスラフ・チェルノフは、
取材のため仲間と共に現地へと向かう。
ロシア軍の容赦ない攻撃により水や食糧の供給は途絶え、通信も遮断され、
またたく間にマリウポリは孤立していく。
海外メディアのほとんどが現地から撤退するなか、
チェルノフたちはロシア軍に包囲された市内に留まり続け、
戦火にさらされた人々の惨状を命がけで記録していく。
やがて彼らは、滅びゆくマリウポリの姿と凄惨な現実を世界に伝えるため、
つらい気持ちを抱きながらも市民たちを後に残し、
ウクライナ軍の援護によって市内から決死の脱出を図る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ある日突然、自分の住む場所、国が攻撃され住む場所を奪われる、
生活物資がなくなり通信も出来ず、逃げようにも進路を妨害され、
爆撃音の中、命の危機に怯えながら過ごす。
そんな自分を想像できない、そうなると思っていなかった自分には
映画館のスクリーンに大きく映し出されるマリウポリの20日間の様子を
安全なところから見る自分が画面の向こうで辛い思いをされているのに
何もできない不甲斐なさを感じるばかりでした。
2年前、ニュースでロシアによるウクライナへの侵攻、ソ連崩壊後、
旧ソ連各国が友好関係にあるとは思っていませんでしたが
(旧ユーゴスラビアの国々も衝突しているのを思い出しました)
警告なく侵攻を始め、民間人まで容赦なく攻撃するロシア、
ニュースでも見た映像、どうやって撮影しているのだろうと思いましたが、
ウクライナ人のAP通信記者であるチェルノフ氏、外国人記者が国外避難する中、
マリウポリに残りロシア侵攻によって何が起きているのか世界中に知らせたい、
その強い気持ちで撮影し続けます。
攻撃が始まって取材を始めたチェルノフ氏が民間人の女性にどうしたらよいか
聞かれて、民間人は攻撃されないから自宅に戻った方が良いと答えるものの、
ロシア軍は民間人も構わず攻撃する、更にインフラ破壊でライフラインを奪い、
通信困難で状況が分からないマリウポリの人たち。
チェルノフ氏は警察の衛星電話を借りたりしながら撮影した映像をAP通信に
送り続けますが、ついに限界がきて国外に避難するところで映画は終わります。
彼が撮影し続けたことで世界中にロシアの蛮行が報じられましたが、
その後、マリウポリは陥落し、現在はロシアの管理下に置かれています。
印象的だったのは、チェルノフ氏にこの戦争がどうなるか聞かれた中年女性が
戦争は早く終わってほしいけれどロシア人にはなりたくない、ウクライナ人として
生きたい、と答える場面でした。
もし、日本が他国から攻撃され住む場所を失いどこに逃げたら、、となったら
彼女のように強い気持ちでいられるだろうか、自分のアイデンティティを
守れるだろうか、増税メガネさんをはじめとした与党のどこを向いているのか、
という酷い態度にイライラすることも多い日々ですが、雨露しのいでご飯も食べて
文句ばっかり言っている自分が恥ずかしくなりました。
(だからといって増税メガネや与党国会議員で金まみれの奴は許せないです)
現在のイスラエル政府によるガザ地区への攻撃と同じく、人道的な配慮無しに
民間人も無差別に攻撃する神経が信じられないのですが、では自分に何が
出来るのかといえば、自分が何が起きているかを知ること、それを伝えること
(こうやってブログに書くことで知ってほしいという気持もあります)
戦争が早く終わり、早急な復興のもと(日本もこういうのは支援できるのでは)、
ウクライナ国民が故郷に帰って平和に暮らせるように祈りたいと思った、
「マリウポリの20日間」でありました。
世界中がこんな不安な状況になってしまって、日本も絶対あり得ないということはないですよね。
by 溺愛猫的女人 (2024-05-26 10:55)
明治生まれだとなんとか対応するとおもいますが。
昭和の僕はダメでしょうきっと。
学校にエァコンの世代は論外と思います。
by 夏炉冬扇 (2024-05-26 21:21)
溺愛猫的女人さん、おはようございます。
日本も平和ぼけといわれますが、いつなんどき有事が起きるかもしれませんね。
とはいえ、どうやって備えればいいのか、、考えてしまいます。。
by うつぼ (2024-05-27 08:04)
夏炉冬扇さん、おはようございます。
生まれた世代は選べませんが、私自身、戦争経験がないものの、
両親や大叔母の話などで戦争の悲惨さについては少しだけですが
聞いたことがあります。そうならないようにと思っていますが、
アメリカの言いなりになっている増税メガネさんをみていると不安です。
by うつぼ (2024-05-27 08:07)