青森旅行記2023~弘前れんが倉庫美術館編①~ [日本の旅(東北)]
歩道の雪に苦戦しながらたどり着いた弘前れんが倉庫美術館。
寒い弘前ですがレンガの色が暖かくてホッとします
(ホームページ)https://www.hirosaki-moca.jp/
一昨年に続いて2回目の訪問です。常設展のないユニークな美術館ですが、
今回の展示は「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」というタイトル。
美術館のホームぺージにこのタイトルの意味が説明されているので
そのまま転載させていただきますと。
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本展では、美術館になる前の煉瓦倉庫で開催された、
弘前市出身の現代美術家・奈良美智(1959-)による三度の展覧会の軌跡を、
さまざまな資料、写真や映像で振り返ります。
1988年に渡独した奈良は、海外での活動も積極的に行う中で2000年に帰国します。
翌年から国内初の本格的な個展「I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.」が
全国を巡回し、2002年には煉瓦倉庫を会場として開催されました。
これを契機として、続く二つの展覧会
「From the Depth of My Drawer」(2005年)
「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」(2006年)が煉瓦倉庫で開かれました。
タイトル「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」は、
当時の煉瓦倉庫のオーナー・吉井千代子(吉井酒造株式会社社長)が、
奈良の作品に強く惹かれ、自分の倉庫で展示をしたいとギャラリーに問い合わせた
というエピソードにちなんでいます。
この一本の電話が、吉井と奈良の出会いにつながり、煉瓦倉庫での奈良美智展が
実現しました。
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弘前での最初の奈良美智展から20年を迎えて今回の展示が行われたそうです。
記事をアップしているのは3/19(日)ですが、展示会は21日(火)まで。
(いつもならアップしたころに展示会が終っていますが今回かろうじてまだ開催中)
入口に入って見えたのが、
展示会のタイトル
この一言があったから今の弘前れんが倉庫美術館があるということなのですね。
と思いながら観覧料(1300円)を支払って展示エリアに向かいます。
その手前に一昨年も見た作品
ジャン=ミッシェル・オトニエルさんの「エデンの結び目」。


煉瓦倉庫で開催された当時の展示会の様子が、当時の印刷物やグッズ、記録映像の資料、
展覧会準備の様子や展示風景を撮影した写真で構成されています。
(過去に出展された奈良美智の作品も一部展示)
(ホームページ)https://www.hirosaki-moca.jp/
一昨年に続いて2回目の訪問です。常設展のないユニークな美術館ですが、
今回の展示は「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」というタイトル。
美術館のホームぺージにこのタイトルの意味が説明されているので
そのまま転載させていただきますと。
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本展では、美術館になる前の煉瓦倉庫で開催された、
弘前市出身の現代美術家・奈良美智(1959-)による三度の展覧会の軌跡を、
さまざまな資料、写真や映像で振り返ります。
1988年に渡独した奈良は、海外での活動も積極的に行う中で2000年に帰国します。
翌年から国内初の本格的な個展「I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.」が
全国を巡回し、2002年には煉瓦倉庫を会場として開催されました。
これを契機として、続く二つの展覧会
「From the Depth of My Drawer」(2005年)
「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」(2006年)が煉瓦倉庫で開かれました。
タイトル「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」は、
当時の煉瓦倉庫のオーナー・吉井千代子(吉井酒造株式会社社長)が、
奈良の作品に強く惹かれ、自分の倉庫で展示をしたいとギャラリーに問い合わせた
というエピソードにちなんでいます。
この一本の電話が、吉井と奈良の出会いにつながり、煉瓦倉庫での奈良美智展が
実現しました。
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弘前での最初の奈良美智展から20年を迎えて今回の展示が行われたそうです。
記事をアップしているのは3/19(日)ですが、展示会は21日(火)まで。
(いつもならアップしたころに展示会が終っていますが今回かろうじてまだ開催中)
入口に入って見えたのが、
この一言があったから今の弘前れんが倉庫美術館があるということなのですね。
と思いながら観覧料(1300円)を支払って展示エリアに向かいます。
ジャン=ミッシェル・オトニエルさんの「エデンの結び目」。
煉瓦倉庫で開催された当時の展示会の様子が、当時の印刷物やグッズ、記録映像の資料、
展覧会準備の様子や展示風景を撮影した写真で構成されています。
(過去に出展された奈良美智の作品も一部展示)
奈良さんと担当される方々がアイデアを描いて議論して作り上げていった、
倉庫を使って展示するという状況で楽しくデザインされていたのだろうな、
と想像しました。
お子さんだけでなく大人も子供の気分で楽しく入場できそうですね。
これは展示会開催のクラウドファンディングの返礼品、と書いてあったような
そんな記憶ですが定かではありません。(ワンカップというのがツボで撮影しました)
展示会休館日の看板(左)も可愛らしいですし、
展示会で対応するスタッフ用の椅子には奈良さんの直筆コメントが書いてありました。
私が訪れた美術館も作られなかった、と思うと吉井さんの熱いお気持ちと、
それに応えようという奈良さんをはじめ関係者とボランティアの皆さんのお陰ですね。
このれんが倉庫のオーナーだった吉井さんの使っていたものが展示されていました。
大正時代に建てられたこのれんが倉庫も、日本酒(吉野桜)、シードルの醸造を経て、
1970年代後半から1997年までは政府米の倉庫として利用され、
その後、倉庫をどう活用するか、ということを考えられたのかな、と思いました。
奈良美智さんを知ったのはずいぶん前で、青森県立美術館でも作品を見る機会が
ありましたが、個人的にはそれほど興味を持っていたわけではなく、
弘前れんが倉庫美術館にやってきてから俄然興味が湧きました。
今回、更に、吉井さんの一本の電話からこの美術館が始まったという展示、
こういう展示ができるのも自由度の高い美術館なのだろうなと思いながら、
展示エリアを進んでいきます。
(つづく)
赤煉瓦。
明治後半からよく使われていますね。
大正まで使ったんだ。
独特の風情あり。
by 夏炉冬扇 (2023-03-19 17:54)
夏炉冬扇さん、こんばんは。
赤レンガ、寒い時期にみても暖かさを感じますね。
古い建物を大切にされているのが美術館を見てもわかりました。
3年前にオープンしたばかりですが、隣のレストランで食事もできて、
展示会の企画も面白いのでこれからも人気が出そうです。(^-^)
by うつぼ (2023-03-19 18:24)
地域活性化で「みんなでやっている」そば栽培の一環です。月1で500円。御酒のリュクエストが以前ありましたが、公民館ですし、それはちょっと。
ちゃんと営業許可は取っています。
by 夏炉冬扇 (2023-03-19 18:35)
夏炉冬扇さん、おはようございます。
お返事いただきありがとうございます。
公民館だとお酒は難しいですね。
純粋に打ち立ての美味しいお蕎麦を食べる、お酒がなくても羨ましいです!
by うつぼ (2023-03-20 09:11)