Amazon Prime「サウンド・オブ・007」を観る [映画(さ行)]
アマゾンプライムで観つけたドキュメンタリーです。
内容はAmazon Primeさんより。
マット・ホワイトクロス製作の新ドキュメンタリー。
象徴的なテーマソングの1962年製作「007/ドクター・ノオ」の誕生から、
ビリー・アイリッシュがアカデミー賞(R)を受賞した2021製作、
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」まで、ボンド音楽の歴史を紐解く。
マット・ホワイトクロス製作の新ドキュメンタリー。
象徴的なテーマソングの1962年製作「007/ドクター・ノオ」の誕生から、
ビリー・アイリッシュがアカデミー賞(R)を受賞した2021製作、
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」まで、ボンド音楽の歴史を紐解く。
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1作目から改めて観たくなりました。(^O^)/
007シリーズの音楽(ここまで長くシリーズが続いている映画も他にありませんが)、
テーマ曲のフレーズがバックに聞こえる主題歌(初期の作品はそうでないのもありますが)、
映画の中で特にジェームズ・ボンドの内面を表すのにアレンジされて流れるテーマ曲、
私自身、テーマ曲がすっかり刷り込まれている独特の世界だと思っていますが、
携わった方々によるインタビューで説明してもらうと合点することが多く、
今回見たことを映画で見て作品を観ながら確認してみたい気持ちになりました。
1作目は主題歌がなかった、というか成功するかもまだ未知の007作品1作目、
ミュージカル音楽を制作するモンティ・ノーマンがシタールで演奏していた
"House of Biswas”をエレキギターで奏で、更に力強さが足りないという指摘に
新たに参加したジョン・バリーがアレンジしてあのテーマ曲が誕生したことも
今回初めて知りました。
(時代と共にテーマ曲のアレンジも進化しているんですね)
ミュージカル音楽を制作するモンティ・ノーマンがシタールで演奏していた
"House of Biswas”をエレキギターで奏で、更に力強さが足りないという指摘に
新たに参加したジョン・バリーがアレンジしてあのテーマ曲が誕生したことも
今回初めて知りました。
(時代と共にテーマ曲のアレンジも進化しているんですね)
2作目からは主題歌も登場(トム・ジョーンズの熱唱)しますが、
主題歌に盛り込む要素がたくさんあり(殺人、セッ〇ス、キス、などなど)、
禁断の魅惑、そして切ない気持ちになる、謎と陰謀渦巻く世界に導く役割の主題歌、
その後、シャーリー・バッシーによる「ゴールド・フィンガー」から
最新作のビリー・アイリッシュによる「ノー・タイム・トゥ・ダイ」まで、
時代の流れとともに変わっていくのを興味深く観られました。
映画の中で主題歌のメロディがアレンジされて流れるのが007シリーズらしく、
特に、最新作ではアレンジせずにビリー・アイリッシュの歌声が流れますが、
それがもう(後半)泣きのツボにはまったことを思い出しました。(:_;)
主題歌も熱唱からポール・マッカートニーやデュラン・デュランなどの
(インタビューに登場するジョン・テイラーのおでこ皺に時の流れを感じました)
ミュージシャンが自分で作って自分で歌うというスタイルに変わっていき、
007シリーズ50周年の作品、
「スカイフォール」では、シャーリー・バッシーのファンでもあるアデルが、
脚本をお風呂でお湯が冷えるまで読み込み作った作品が一切の手直しが要らない
完璧な作品であったと音楽プロデューサーのハンス・ジマーから語られる、
ああ、そのくらいアデルの思いが入った歌なんだなあと熱い気持ちになりました。
一方で、
主題歌に盛り込む要素がたくさんあり(殺人、セッ〇ス、キス、などなど)、
禁断の魅惑、そして切ない気持ちになる、謎と陰謀渦巻く世界に導く役割の主題歌、
その後、シャーリー・バッシーによる「ゴールド・フィンガー」から
最新作のビリー・アイリッシュによる「ノー・タイム・トゥ・ダイ」まで、
時代の流れとともに変わっていくのを興味深く観られました。
映画の中で主題歌のメロディがアレンジされて流れるのが007シリーズらしく、
特に、最新作ではアレンジせずにビリー・アイリッシュの歌声が流れますが、
それがもう(後半)泣きのツボにはまったことを思い出しました。(:_;)
主題歌も熱唱からポール・マッカートニーやデュラン・デュランなどの
(インタビューに登場するジョン・テイラーのおでこ皺に時の流れを感じました)
ミュージシャンが自分で作って自分で歌うというスタイルに変わっていき、
007シリーズ50周年の作品、
「スカイフォール」では、シャーリー・バッシーのファンでもあるアデルが、
脚本をお風呂でお湯が冷えるまで読み込み作った作品が一切の手直しが要らない
完璧な作品であったと音楽プロデューサーのハンス・ジマーから語られる、
ああ、そのくらいアデルの思いが入った歌なんだなあと熱い気持ちになりました。
一方で、
U2のボノとエッジがつくった主題歌ですが、雑につくられたデモテープが
ティナ・ターナーの手元に届き、彼女が一体どう歌えばよいのか困惑した、
というエピソードに、実際のデモテープが流れると、ああこれじゃあ確かに(笑)、
と思いつつ、スタジオでティナとボノ、エッジがあの主題歌まで仕上げていった、
さすがプロ、という気持にもなりました。
また、レディオヘッドの曲(Man of War)が未公開曲でなかったために
作り直している間に、サム・スミスの曲が選ばれてしまった「Spectre」、
プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが主題歌を依頼したエイミー・ワインハウス、
薬とアルコール漬けでとても歌を作れる精神状態ではなく、結果的には
ジャック・ホワイトと、アリシア・キースによる「Another Way to Die」が
採用された話、ブロンディ、エイスオブベイスなども主題歌を歌う候補だったなど、
個人的にはエイミー・ハインハウスの主題歌、聴いて観たかったなあ。。。。
ティナ・ターナーの手元に届き、彼女が一体どう歌えばよいのか困惑した、
というエピソードに、実際のデモテープが流れると、ああこれじゃあ確かに(笑)、
と思いつつ、スタジオでティナとボノ、エッジがあの主題歌まで仕上げていった、
さすがプロ、という気持にもなりました。
また、レディオヘッドの曲(Man of War)が未公開曲でなかったために
作り直している間に、サム・スミスの曲が選ばれてしまった「Spectre」、
プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが主題歌を依頼したエイミー・ワインハウス、
薬とアルコール漬けでとても歌を作れる精神状態ではなく、結果的には
ジャック・ホワイトと、アリシア・キースによる「Another Way to Die」が
採用された話、ブロンディ、エイスオブベイスなども主題歌を歌う候補だったなど、
個人的にはエイミー・ハインハウスの主題歌、聴いて観たかったなあ。。。。
観た当時、個人的には響かなかったこの作品、
主題歌を歌うルイ・アームストロングのエピソード(闘病中に録音)や
ボンドがマドレーヌとドライブしている場面で、ボンドが「時間はたっぷりある」と
いうのですが、女王陛下の007での場面を最新作でも演出し、そこに流れていたのが
ルイ・アームストロングの主題歌(のメロディ)、こんな演出ができるのも長らく続く
007シリーズならではだと思いますが、音楽を分解して蓄積を足して組みなおす、
とハンス・ジマーが語るのを聞いて、他のシリーズでは不可能なことであり、
長年の蓄積があってこそなのだと思いました。
と主題歌について楽しく観ていたのですが、一方で失敗作として取り上げられたのが この2作品。私は別にそう思っていないのですが、どうしても他と比較されますし、
シャーリー・バッシーはこの歌はもう歌いたくないと言っているくらいなので、
製作側としては不満足、なのでしょうね。
(マドンナとかアハの主題歌は映画の中で取り上げられることもなく残念)
米ソ冷戦の頃から50年以上経って想定する敵国も変わり、ピアース・ブロスナンが
ボンドを演じていたころの敵はメディア王だったりと世の中が大きく変化する中で
それでもシリーズを制作し続けられるのは物語の設定だけでなく音楽によるところも
大きいのだと思うと、やっぱりドクター・ノオから見直して音楽も楽しみたいと
思った「サウンド・オブ・007」でありました。
主題歌を歌うルイ・アームストロングのエピソード(闘病中に録音)や
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ ブルーレイ+DVD (ボーナスブルーレイ付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2022/03/02
- メディア: Blu-ray
いうのですが、女王陛下の007での場面を最新作でも演出し、そこに流れていたのが
ルイ・アームストロングの主題歌(のメロディ)、こんな演出ができるのも長らく続く
007シリーズならではだと思いますが、音楽を分解して蓄積を足して組みなおす、
とハンス・ジマーが語るのを聞いて、他のシリーズでは不可能なことであり、
長年の蓄積があってこそなのだと思いました。
と主題歌について楽しく観ていたのですが、一方で失敗作として取り上げられたのが この2作品。私は別にそう思っていないのですが、どうしても他と比較されますし、
シャーリー・バッシーはこの歌はもう歌いたくないと言っているくらいなので、
製作側としては不満足、なのでしょうね。
(マドンナとかアハの主題歌は映画の中で取り上げられることもなく残念)
米ソ冷戦の頃から50年以上経って想定する敵国も変わり、ピアース・ブロスナンが
ボンドを演じていたころの敵はメディア王だったりと世の中が大きく変化する中で
それでもシリーズを制作し続けられるのは物語の設定だけでなく音楽によるところも
大きいのだと思うと、やっぱりドクター・ノオから見直して音楽も楽しみたいと
思った「サウンド・オブ・007」でありました。
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