京都旅行記2022Ⅱ~福知山治水記念館~ [日本の旅(京都)]
閉館していたポッポランド(電車観たかった)からとぼとぼ歩いてやってきたのが、福知山治水記念館
(海の京都さんでの紹介)https://www.uminokyoto.jp/spot/detail.php?sid=147
藍染展も開催中でした。
入口に置いてあった樽は雨水貯留槽、雨水を貯めて水やりなどに使うケースを
東京の下町でも見たことがありますが、こういうのも生活の知恵ですね。
ここまでの道のり、人がいなかったので寂しかったのですが、記念館も貸切、
というか、「こんにちは~」と言いながら中に入るとスタッフの方が驚いていました。(笑)
「タカ」と呼ばれる装置で、元々呉服屋さんだったこの町家では、台風がくると
浸水で商品が傷まないようにこうやって滑車につけられた紐をぐるぐるひっぱって
上階へ移動させることが台風シーズンには多かったそうです。
上階へ上がる階段は引き出しにもなっていました。
昭和28年の台風13号で二階まで浸水した話をスタッフの方からうかがいました。
この地域は由良川が日本海に抜けるのに福知山でUターンして曲がっているため、
台風で増水すると川から溢れた水が近隣にも流れ出して浸水することが多かったため、
台風が来ると荷物を上階にあげてお昼頃におむすびを作って自分たちも上階に上がって
水が引くまで待っていたそうで(台風に慣れていて避難する人が少なかったそうです)
この時も商品を移動させた後、家族全員上階に移動して夜を過ごそうとしたところ、
周辺で流される家を発見、気づけば自分たちのいる二階ギリギリまで浸水していて、
慌てて屋根部屋まで商品を移動させ、自分たちは瓦屋根を突き破って、そこから脱出、
屋根の上に毛布一枚で全員くるまって朝まで水が引いていくのを待ったそうです。
台風の時期になるといつもこうやって過ごしていて慣れ過ぎていたので、まさかそこまで
増水すると思わなかったみたいです、という説明に、自分も地震に慣れ過ぎてちょっと
揺れても平気平気と思っていること、油断とか慣れはいけないなと思いました。
過去に台風で浸水した高さを示したモニュメント、この後、二階に上がって
改めて観ました。
二階で観たのがこのモニター。(上右の写真)
家の模型にこの呉服屋さんの家族がどうやって過ごしていたかビデオが投影されます。
朝のんびりご飯を食べて、台風がくるから準備するか、とお父さんが商品を上に移動させ、
お母さんがおむすびを作って3人で昼過ぎに二階に上がって過ごしていると、
夜になってから駅前の家が流されたという情報を聞き今回は大きな台風だとそれでも
家の中で過ごしていると、夜中に自分たちのいる二階ぎりぎりまで水がきていて慌てて
屋根を突き破って朝まで過ごす様子、スタッフの方から聞いた話を実際の動画で見ると
台風の威力と凄まじさを感じました。
川のある、水が見える場所っていいな、と思っていたのですが、
最近の台風でも川岸の家が流されていく映像にショックを受けますが、
自然と隣り合わせるということは時にこういう自然の猛威(被害)を受けることにも
なるのだと思いました。
千葉県はどうですか?台風で水害とか多いですか?と聞かれたので、川が氾濫することが
ない訳ではないけれど、福知山のような水害はなかったかもしれませんね、と答えました。
福知山では、平成16年の台風での被害がとても大きかったことから、川に堤防作って
現在は以前のような水害も起きないようになった、という説明でした。
藍染展も見学
川が流れている場所は染め物が盛んにおこなわれているところが多いですね。
二階からも見学
記録的に大きかった台風がボタンに表示されていて押すとどこまで浸水したのか
水位メーターが光るという仕組み(仮想大賞を思い出しました)で浸水の高さにビックリ。
呉服屋さんで使っていた生活雑貨たち
黒電話を見ると懐かしい気持ちになりますね。
40分くらいの見学を終えて、ありがとうございました、とお礼を言うと、
こちらこそ説明を聞いていただいてありがとうございました、と言われて。(照)
町家は維持が大変ですね、と言うと夏暑く冬寒いから大変です、ということでした。
福知山城からここまでこられてよかったです
この後は、福知山駅に向かいますが、途中にもう一つ行きたいところがあったので、
歩いて移動しました。
(海の京都さんでの紹介)https://www.uminokyoto.jp/spot/detail.php?sid=147
藍染展も開催中でした。
入口に置いてあった樽は雨水貯留槽、雨水を貯めて水やりなどに使うケースを
東京の下町でも見たことがありますが、こういうのも生活の知恵ですね。
ここまでの道のり、人がいなかったので寂しかったのですが、記念館も貸切、
というか、「こんにちは~」と言いながら中に入るとスタッフの方が驚いていました。(笑)
「タカ」と呼ばれる装置で、元々呉服屋さんだったこの町家では、台風がくると
浸水で商品が傷まないようにこうやって滑車につけられた紐をぐるぐるひっぱって
上階へ移動させることが台風シーズンには多かったそうです。
上階へ上がる階段は引き出しにもなっていました。
昭和28年の台風13号で二階まで浸水した話をスタッフの方からうかがいました。
この地域は由良川が日本海に抜けるのに福知山でUターンして曲がっているため、
台風で増水すると川から溢れた水が近隣にも流れ出して浸水することが多かったため、
台風が来ると荷物を上階にあげてお昼頃におむすびを作って自分たちも上階に上がって
水が引くまで待っていたそうで(台風に慣れていて避難する人が少なかったそうです)
この時も商品を移動させた後、家族全員上階に移動して夜を過ごそうとしたところ、
周辺で流される家を発見、気づけば自分たちのいる二階ギリギリまで浸水していて、
慌てて屋根部屋まで商品を移動させ、自分たちは瓦屋根を突き破って、そこから脱出、
屋根の上に毛布一枚で全員くるまって朝まで水が引いていくのを待ったそうです。
台風の時期になるといつもこうやって過ごしていて慣れ過ぎていたので、まさかそこまで
増水すると思わなかったみたいです、という説明に、自分も地震に慣れ過ぎてちょっと
揺れても平気平気と思っていること、油断とか慣れはいけないなと思いました。
過去に台風で浸水した高さを示したモニュメント、この後、二階に上がって
改めて観ました。
二階で観たのがこのモニター。(上右の写真)
家の模型にこの呉服屋さんの家族がどうやって過ごしていたかビデオが投影されます。
朝のんびりご飯を食べて、台風がくるから準備するか、とお父さんが商品を上に移動させ、
お母さんがおむすびを作って3人で昼過ぎに二階に上がって過ごしていると、
夜になってから駅前の家が流されたという情報を聞き今回は大きな台風だとそれでも
家の中で過ごしていると、夜中に自分たちのいる二階ぎりぎりまで水がきていて慌てて
屋根を突き破って朝まで過ごす様子、スタッフの方から聞いた話を実際の動画で見ると
台風の威力と凄まじさを感じました。
川のある、水が見える場所っていいな、と思っていたのですが、
最近の台風でも川岸の家が流されていく映像にショックを受けますが、
自然と隣り合わせるということは時にこういう自然の猛威(被害)を受けることにも
なるのだと思いました。
千葉県はどうですか?台風で水害とか多いですか?と聞かれたので、川が氾濫することが
ない訳ではないけれど、福知山のような水害はなかったかもしれませんね、と答えました。
福知山では、平成16年の台風での被害がとても大きかったことから、川に堤防作って
現在は以前のような水害も起きないようになった、という説明でした。
藍染展も見学
川が流れている場所は染め物が盛んにおこなわれているところが多いですね。
二階からも見学
記録的に大きかった台風がボタンに表示されていて押すとどこまで浸水したのか
水位メーターが光るという仕組み(仮想大賞を思い出しました)で浸水の高さにビックリ。
呉服屋さんで使っていた生活雑貨たち
黒電話を見ると懐かしい気持ちになりますね。
40分くらいの見学を終えて、ありがとうございました、とお礼を言うと、
こちらこそ説明を聞いていただいてありがとうございました、と言われて。(照)
町家は維持が大変ですね、と言うと夏暑く冬寒いから大変です、ということでした。
福知山城からここまでこられてよかったです
この後は、福知山駅に向かいますが、途中にもう一つ行きたいところがあったので、
歩いて移動しました。
歩いて10分くらい
福知山で観た浅草
福知山踊りを見て
グンゼ?
昭和28年の台風13号の浸水位
記念館で聞いた呉服屋一家の話をここでおさらいして水害規模の大きさを
改めて感じました。
御霊神社
福知山で観た浅草
福知山踊りを見て
グンゼ?
昭和28年の台風13号の浸水位
記念館で聞いた呉服屋一家の話をここでおさらいして水害規模の大きさを
改めて感じました。
御霊神社
元々稲荷社だったところだそうですが、明智光秀の死後、福知山で天災が続き、
冤罪で非業の死を遂げた光秀の霊魂が祟っているとして、明智光秀が合祀されたのが
この御霊神社だそうです。
ここでお参りして、今度こそ福知山駅に向かいます。
スナックが入るビル
と思ったら、廃ビルのようでした
蟹や丹波黒豆に目が行きながら
ゴム焼そば?
麺が輪ゴムみたいな色と弾力がある焼きそばだそうです。
お店を観るだけで食べませんでしたが富士宮焼きそばのようなもちもち麺なのかな。
lovin姐さんゑ
(顔出しパネルの写真を掲載する度姐さんの事を書いてごめんなさい)
帰りはゴトゴト帰る気力なく特急に乗って帰ることにしたので、
その時間まで時間調整しようと、
駅前の商店街に行く途中
東京スタイル?
こんな名前の洋服ブランドありませんでしたっけ。
昔、ワンピースなどかっちりした洋服を買うと東京スタイルってタグがついていたような
福知山で思い出すとはびっくりですが、商標登録していないのでしょうか。(^^;
と東京スタイルを通過して商店街のアーケードくぐると、
あれ、お店がない。(正確には開いていない)
では駅の反対へ
駅前で丹波栗スイーツを探しましたがコンビニしかなかったので、
丹波栗の栗甘納豆だけ購入して(ケーキ類、食べてみたかった)
冤罪で非業の死を遂げた光秀の霊魂が祟っているとして、明智光秀が合祀されたのが
この御霊神社だそうです。
ここでお参りして、今度こそ福知山駅に向かいます。
スナックが入るビル
と思ったら、廃ビルのようでした
蟹や丹波黒豆に目が行きながら
ゴム焼そば?
麺が輪ゴムみたいな色と弾力がある焼きそばだそうです。
お店を観るだけで食べませんでしたが富士宮焼きそばのようなもちもち麺なのかな。
lovin姐さんゑ
(顔出しパネルの写真を掲載する度姐さんの事を書いてごめんなさい)
帰りはゴトゴト帰る気力なく特急に乗って帰ることにしたので、
その時間まで時間調整しようと、
駅前の商店街に行く途中
東京スタイル?
こんな名前の洋服ブランドありませんでしたっけ。
昔、ワンピースなどかっちりした洋服を買うと東京スタイルってタグがついていたような
福知山で思い出すとはびっくりですが、商標登録していないのでしょうか。(^^;
と東京スタイルを通過して商店街のアーケードくぐると、
あれ、お店がない。(正確には開いていない)
では駅の反対へ
駅前で丹波栗スイーツを探しましたがコンビニしかなかったので、
丹波栗の栗甘納豆だけ購入して(ケーキ類、食べてみたかった)
御霊神社近くで観たグンゼ
昔工場があったんですね。
大阪万博のマーク(宇宙人に見える)
SLが飾られていました
近くにミカンの木(さすがに生っていませんでした)蒸気機関車C11 40号機
福知山駅で使われていた転車台の一部の上にのっているのが雰囲気増しです。
昔工場があったんですね。
大阪万博のマーク(宇宙人に見える)
SLが飾られていました
近くにミカンの木(さすがに生っていませんでした)蒸気機関車C11 40号機
福知山駅で使われていた転車台の一部の上にのっているのが雰囲気増しです。
ホーム反対側に同じ形式の特急こうのとり(新大阪行)がとまっていて、
お間違いないようにご乗車くださいと発車まで何度もアナウンスがありました。
出発した特急はしだては、次の綾部駅で特急まいづる(3両)と接続して、爆睡していました
気づいたら終点京都駅。
キティちゃんを見て
地下鉄で四条駅まで移動して、
ホテル1階に飾られている苔玉を観てから部屋へ。
暫しごろごろした後は、夜の部に繰り出します。(^-^)
(つづく)
暫しごろごろした後は、夜の部に繰り出します。(^-^)
(つづく)
この顔だしは、、、大人にはかなり厳しそうに見えますが、、
実物のサイズ100cmくらいなのかな?(笑)
by lovin (2022-12-10 10:22)
lovin姐さん、おはようございます。
この顔出し、大人がやるには屈まないと無理そうな感じでした。
顔の部分が大きいですよね。(笑)(2.5等身くらい?)
by うつぼ (2022-12-12 08:36)