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映画「シング2 ネクストステージ」を観る [映画(さ行)]

1作目を見て物凄く面白いと思ったわけでもないのですが、
続編はどうなんだろうと思って字幕版で鑑賞しました。
Sing2.jpg
あらすじはYahoo!映画さんより。

コアラのバスター・ムーンが運営するニュー・ムーン・シアターは連日満席で、
ブタのロジータとグンター、ヤマアラシのアッシュ、ゾウのミーナら出演者は大人気。
地元で成功を収めながらも、バスターには聖地クリスタル・タワー・シアターで
新しいショーを披露するという夢があった。
そのためにはクリスタル・エンターテイメント社のジミーのオーディションに
合格しなければならなかった。


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1作目より断然面白い!

続編は1作目ほど盛り上がらないパターンが多いような気がしますが、
(予算は増えるものの凝り過ぎてうまくいかない)
もともとあまり画風というかキャラクターの雰囲気がそんなに好みではなく、
1作目も面白いとはいえ(音楽はよかった)★3つくらいの普通に面白い、
という程度の感想だったため、続編にもさほど期待していなかったのも
逆によかったのかもしれません。(けなしているわけではないよー)

1作目は歌合戦(賞金を二桁多く書いてしまうことでドタバタする)、
少々散漫な感じもあったような気がしますが、
2作目は大きな舞台でショーを作り上げていくという大きな目的のもと、
想定外のことが起きて頓挫するかと思いきやハッピーエンド、という
分かりやすい展開で入りやすかったようにも思えました。

冒頭で、王子様の”Let's Go Crazy"から始まるだけでワクワク感が盛り上がった
昭和世代ですが、ショーに出演する豚(グスターとロジータ)、ゴリラ(ジョニー)、
ヤマアラシ(アッシュ)、象(ミーナ)たちの苦手意識を乗り越えようとする姿、
最後のショーまで盛り上がり続けて高揚感に包まれて見終わりました。

バスター・ムーンのついた大嘘は一歩間違えば犯罪レベルですが
(とっさについた嘘で大勢の人に迷惑をかける、巨額なお金を失う可能性もあり)
それより、存在自体が極悪な狼(ジミー)がいるのでバスター・ムーンの所業は
無責任に見えないようにも思えました。

なにより、バスター・ムーンの嘘を嘘に終わらせず実現させる牽引力となったのは
アッシュと秘書のミス・クローリー(カメレオン⇐監督自ら声優担当)のお陰が
大きい様にも思えました。
ミス・クローリーがバスター・ムーン不在時にショーの演出をつけていく場面、
鬼コーチ的な様子が見ていて笑えたのですが、クレイ・キャロウェイの居所をつかみ、
果敢にアプローチする姿もどこか愛らしく見えました。

今作、吹替の上映館の方が多く字幕版の上映館が少ない中で時間を調整して
観ることができましたが、個人的には歌詞ののせかたやオリジナルの声優が歌う方が
(リース・ウィザースプーンやタロン・エガ―トン、スカジョーなどなど)
しっくりきた感じです。

幻の歌手、クレイ・キャロウェイ(バスター・ムーンが知り合いだと嘘ついた歌手)、
吹替え版はB'zの稲葉さんというのが宣伝されていたのですが、どちらかといえば、
U2のBONOの方がいいかなと思ったのですが、これはもう好みの問題なので、
好みによって字幕版でも吹替え版でも楽しめると思います。

字幕版で声を一番楽しめたのはゴリラのジョニー(タロン・エガートン)、
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声ですぐ分かりましたが、ショーを盛り上げていました。
他にも悪徳社長ジミーの声がボビー・カナヴァルというのも
ナイスキャスティングだと思いました。

その他、先日見た映画の監督、ウェス・アンダーソン監督が、
夜警のミニ猿の声をやっていたと後で知り、先に知っていたらもっと注目したのに、
とちょっと残念な気分でした。(このミニ猿が大活躍します)

キャラクターの画風は最後まで好きになりづらかったのですが(ごめんなさい)
それでも話が途中ダレることなくテンポよくハッピーエンドに向かっていく展開には
期待していなかった分更に楽しく見られた(実際あんなショーがあれば観てみたい)
「シング2 ネクストステージ」でありました。



















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