京都旅行記2021~あだしの念仏寺編~ [日本の旅(京都)]
京都の高雄、三尾のうち2つの尾(高雄、栂尾)を見学した後は、
嵐山方面に向かいましたが、
嵐山方面に向かいましたが、
山がいっぱいの京都
京都だけが山だらけという訳ではないのは分かっているのですが、
時折書いているように一番高い山が鋸山(330m)という千葉県に住んでいると、
山を見るだけで曇天でもテンションがあがるというものです。(^-^)
京都だけが山だらけという訳ではないのは分かっているのですが、
時折書いているように一番高い山が鋸山(330m)という千葉県に住んでいると、
山を見るだけで曇天でもテンションがあがるというものです。(^-^)
嵯峨野エリアに到着
鳥居の近くには大根炊きで有名な平野屋さん。
関東は煮るというのが関西では炊くというのが文化の違いだなって思いますが、
大根炊き、いずれ食べてみたいですね。(宿題店が増えていきます)
と、ぶらついて
寂聴さん
そうか、寂庵って嵯峨野にあるんですね。(今回初めて知る)
作家時代の作品をむかーしいくつか読んだことはありますが、
良くも悪くも熱い人なんだなと思っています。
出家されてからもあれこれと批判されることがありますが、
ご本人の思う通りに生きているのはそれはそれで良いことだと思いますし、
(それが仏の道には合わないというのも分かるのですが)
寂庵もいずれ訪れる機会があれば、って思いました。(宿題にします)
と、ぶらついた後、
向かったのが化野(あだしの)念仏寺です。
(あだしの念仏寺ホームページ)http://www.nenbutsuji.jp/
鳥居の近くには大根炊きで有名な平野屋さん。
関東は煮るというのが関西では炊くというのが文化の違いだなって思いますが、
大根炊き、いずれ食べてみたいですね。(宿題店が増えていきます)
と、ぶらついて
寂聴さん
そうか、寂庵って嵯峨野にあるんですね。(今回初めて知る)
作家時代の作品をむかーしいくつか読んだことはありますが、
良くも悪くも熱い人なんだなと思っています。
出家されてからもあれこれと批判されることがありますが、
ご本人の思う通りに生きているのはそれはそれで良いことだと思いますし、
(それが仏の道には合わないというのも分かるのですが)
寂庵もいずれ訪れる機会があれば、って思いました。(宿題にします)
と、ぶらついた後、
向かったのが化野(あだしの)念仏寺です。
(あだしの念仏寺ホームページ)http://www.nenbutsuji.jp/
拝観料は自販機で購入します
こういう自販機があるというのは拝観者も多いということなのでしょうが、
曇天で梅が咲き終わり桜がまだまだという時期は空いているようで、
到着時から帰るまで他に見かけたのは数人程度でした。
正式名称は華西山東漸院念仏寺。
入ってすぐのところから石仏がたくさんあるのが見えます。
まっぷる先生にはものすごくちっちゃく掲載されていたのですが、
「夏の夜の千灯供養」と書いてあって夏に来るのがおススメなんだということが
パッと分かるもののお寺についての説明がかなりざっくりだったので、
お寺でいただいたリーフレットから転載しますと。
寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは約1200年前、
弘法大師が五智山如来寺を開創され、野ざらしとなっていた遺骸を
埋葬したと伝えられる。
その後、法然上人の常念仏道場となり、現在、華西山東漸院念仏寺と称し、
浄土宗に属する。
本尊阿弥陀仏座像は湛慶の作、参道の釈迦・彌陀二尊の石仏と共に
鎌倉彫刻の秀作とされている。
現在の本堂・庫裡は、正徳2年(1712)11月、岡山より来た寂道和尚によって
中興されたものである。
法然上人が念仏道場を開いて念仏寺と言われているようですが、
お寺というより墓地という雰囲気の、いつも見ているお寺とは敷地内の様子が
かなり違うなあと思いながら見学しました。
苔もきれいです
仏舎利塔
中に進むと
もの凄い数の石塔
境内に並んでいる石仏や石塔は、明治時代に化野に散在していた多くの無縁物を
掘り出して集めたものだそうです。
この場所は賽の河原に因んで西院の河原、と呼ばれていますが、
外から写真を撮るのはOKで、中に入って写真を撮るのは禁止されています。
確かに、賽の河原に入って写真を撮るというのは、いわゆる「あの世」の中では
ここに集められた無縁仏を供養するべきであって写真を撮るものではない、
そういうことなのかな、と思いました。
西院の河原の中も入ってみましたが、
自然と手を合わせている自分がおりました。
この後、ご朱印をいただいて本堂でお参りして帰ります。
ありがとうございました
入口でお寺の方にお話を聞くと、
このリーフレットの写真、千灯供養という行事で現在は毎年8月28,29日に
開催されているそうですが、昨年はコロナ禍で中止、今年もホームページでは
中止と記載されていました。残念。
ガイドブックには本当に小さく紹介されているだけのお寺ですが、
無縁仏と聞いても実際それをみる機会がなかった私には、
無縁仏を掘りかえして集めて安置する、という仏様の御心というか、
いまを生きられることへの感謝を感じました。
と、有難い気持ちになってこの日の観光は終了。
一旦ホテルに戻って一休みした後は、お楽しみの夜の部です。♪
(つづく)
こういう自販機があるというのは拝観者も多いということなのでしょうが、
曇天で梅が咲き終わり桜がまだまだという時期は空いているようで、
到着時から帰るまで他に見かけたのは数人程度でした。
正式名称は華西山東漸院念仏寺。
入ってすぐのところから石仏がたくさんあるのが見えます。
まっぷる先生にはものすごくちっちゃく掲載されていたのですが、
「夏の夜の千灯供養」と書いてあって夏に来るのがおススメなんだということが
パッと分かるもののお寺についての説明がかなりざっくりだったので、
お寺でいただいたリーフレットから転載しますと。
寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは約1200年前、
弘法大師が五智山如来寺を開創され、野ざらしとなっていた遺骸を
埋葬したと伝えられる。
その後、法然上人の常念仏道場となり、現在、華西山東漸院念仏寺と称し、
浄土宗に属する。
本尊阿弥陀仏座像は湛慶の作、参道の釈迦・彌陀二尊の石仏と共に
鎌倉彫刻の秀作とされている。
現在の本堂・庫裡は、正徳2年(1712)11月、岡山より来た寂道和尚によって
中興されたものである。
法然上人が念仏道場を開いて念仏寺と言われているようですが、
お寺というより墓地という雰囲気の、いつも見ているお寺とは敷地内の様子が
かなり違うなあと思いながら見学しました。
苔もきれいです
仏舎利塔
中に進むと
もの凄い数の石塔
境内に並んでいる石仏や石塔は、明治時代に化野に散在していた多くの無縁物を
掘り出して集めたものだそうです。
この場所は賽の河原に因んで西院の河原、と呼ばれていますが、
外から写真を撮るのはOKで、中に入って写真を撮るのは禁止されています。
確かに、賽の河原に入って写真を撮るというのは、いわゆる「あの世」の中では
ここに集められた無縁仏を供養するべきであって写真を撮るものではない、
そういうことなのかな、と思いました。
西院の河原の中も入ってみましたが、
自然と手を合わせている自分がおりました。
この後、ご朱印をいただいて本堂でお参りして帰ります。
ありがとうございました
入口でお寺の方にお話を聞くと、
このリーフレットの写真、千灯供養という行事で現在は毎年8月28,29日に
開催されているそうですが、昨年はコロナ禍で中止、今年もホームページでは
中止と記載されていました。残念。
ガイドブックには本当に小さく紹介されているだけのお寺ですが、
無縁仏と聞いても実際それをみる機会がなかった私には、
無縁仏を掘りかえして集めて安置する、という仏様の御心というか、
いまを生きられることへの感謝を感じました。
と、有難い気持ちになってこの日の観光は終了。
一旦ホテルに戻って一休みした後は、お楽しみの夜の部です。♪
(つづく)
タグ:京都
2021-05-27 08:00
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