映画「スライ・ストーン」を観る [映画(さ行)]
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スライ・ストーンファン以外には特に面白くないかもしれませんが、
私は楽しめました。(^-^)
といいながら、私が持っているのはベスト盤的なこの1枚のみ。
元々このグループが好きになったのは、
この曲に出会ってからなのですが、ライブ映像やMVを見たこともなかったので、
音楽のみ知っていた、という程度でした。
この歌も家族の問題というタイトルで、どんな子であっても親にとっては愛すべき子供、
みたいな歌詞なんですが、彼らの他の楽曲に比べると少々陰のある感じのメロディで
でも何だか耳に残る歌で気になってアルバムを買った私。
今回、その彼らのドキュメンタリーだからと特に前知識もなく見始めてたのですが、
1960年代後半から活躍したもののリーダーのスライ・ストーンが麻薬中毒、
おまけに黒人の自立を目指して活動するブラックパンサー党から圧力をかけられ、
白人メンバー2人が脱退、そして1980年代初めに解散。
というのを、映画を観た後wikiで知りました。
このドキュメンタリーは、スライ&ファミリーストーンの大ファンという、
オランダの兄弟(双子)が表舞台から姿を消したスライ・ストーンを探すために、
バンドのメンバー達にインタビューし、手掛かりになるものは何でも、と、
スライの妹がオークションサイトに載せた写真から自宅のあるエリアを推測し、
家を見つけて、そこから何とかインタビューができないかと行動する姿、
スライに会いたい一心で、というのが見ていても伝わります。
なので、途中工夫して盗撮するのも何となく許せてしまいます。(笑)
大金を積まれてもインタビューを断っていたスライが、
このオランダ双子に心を開いてインタビューを受ける、
スライの心を動かすものはお金(⇐もちろん大事ですが)ではなく、
オランダの双子(コニング兄弟)のような純粋な気持ちだったのかな、
なんて思いました。
2006年のグラミー賞授賞式の舞台に久しぶりに登場したスライ、
金髪モヒカン姿は還暦を過ぎたとは思えないくらいですが、
当時を振り返るナイル・ロジャーズ(!)によれば、折角スライが歌うところで
マイクが切れるハプニングだったそうですが、
YouTubeの動画を見るとスライ・ストーンが他のアーティストに与えた影響は
大きいということを改めて感じました。
その後、モントルーのフェスにも出演したり活動していたスライが、
マネージャーの裏切りで自分の収入が手元に届かなくなってしまい、
訴訟を起こす(70を過ぎてからの話)場面が描かれているのですが、
その時に、スライがなくしてしまったマネージャーとの契約書、
その写しをオランダの兄弟がコレクションでもっていたという偶然。
スライは車上生活をつづけながら訴訟活動を続けて勝訴、
その後は、毎日曲作りを続けているとうところで映画は終わります。
世代的には、ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョップリンと同世代、
27クラブと言われる彼らと違ってスライは80近くの今も生きている、
生きているからこそ辛くても楽しいこともあるんだな、と、
このオランダの兄弟の目線を通してみるスライの人間らしいところ、
音楽にかける熱量を感じて、久しぶりにアルバムを聞いてみようかな、と
思いました。
このドキュメンタリーのお陰でスライの人間としての一面を知ることで
彼らの音楽への愛着が増しそうだと思えた「スライ・ストーン」でありました。
音楽のみ知っていた、という程度でした。
この歌も家族の問題というタイトルで、どんな子であっても親にとっては愛すべき子供、
みたいな歌詞なんですが、彼らの他の楽曲に比べると少々陰のある感じのメロディで
でも何だか耳に残る歌で気になってアルバムを買った私。
今回、その彼らのドキュメンタリーだからと特に前知識もなく見始めてたのですが、
1960年代後半から活躍したもののリーダーのスライ・ストーンが麻薬中毒、
おまけに黒人の自立を目指して活動するブラックパンサー党から圧力をかけられ、
白人メンバー2人が脱退、そして1980年代初めに解散。
というのを、映画を観た後wikiで知りました。
このドキュメンタリーは、スライ&ファミリーストーンの大ファンという、
オランダの兄弟(双子)が表舞台から姿を消したスライ・ストーンを探すために、
バンドのメンバー達にインタビューし、手掛かりになるものは何でも、と、
スライの妹がオークションサイトに載せた写真から自宅のあるエリアを推測し、
家を見つけて、そこから何とかインタビューができないかと行動する姿、
スライに会いたい一心で、というのが見ていても伝わります。
なので、途中工夫して盗撮するのも何となく許せてしまいます。(笑)
大金を積まれてもインタビューを断っていたスライが、
このオランダ双子に心を開いてインタビューを受ける、
スライの心を動かすものはお金(⇐もちろん大事ですが)ではなく、
オランダの双子(コニング兄弟)のような純粋な気持ちだったのかな、
なんて思いました。
2006年のグラミー賞授賞式の舞台に久しぶりに登場したスライ、
金髪モヒカン姿は還暦を過ぎたとは思えないくらいですが、
当時を振り返るナイル・ロジャーズ(!)によれば、折角スライが歌うところで
マイクが切れるハプニングだったそうですが、
YouTubeの動画を見るとスライ・ストーンが他のアーティストに与えた影響は
大きいということを改めて感じました。
その後、モントルーのフェスにも出演したり活動していたスライが、
マネージャーの裏切りで自分の収入が手元に届かなくなってしまい、
訴訟を起こす(70を過ぎてからの話)場面が描かれているのですが、
その時に、スライがなくしてしまったマネージャーとの契約書、
その写しをオランダの兄弟がコレクションでもっていたという偶然。
スライは車上生活をつづけながら訴訟活動を続けて勝訴、
その後は、毎日曲作りを続けているとうところで映画は終わります。
世代的には、ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョップリンと同世代、
27クラブと言われる彼らと違ってスライは80近くの今も生きている、
生きているからこそ辛くても楽しいこともあるんだな、と、
このオランダの兄弟の目線を通してみるスライの人間らしいところ、
音楽にかける熱量を感じて、久しぶりにアルバムを聞いてみようかな、と
思いました。
このドキュメンタリーのお陰でスライの人間としての一面を知ることで
彼らの音楽への愛着が増しそうだと思えた「スライ・ストーン」でありました。
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