京都旅行記2020Ⅲ~養源院編~ [日本の旅(京都)]
次に向かったのは養源院。
三十三間堂からは歩いて数分のところにあります。
この看板ですぐわかります
看板に書いてある前半を丸写し(笑)しますと、
元天台宗(現在は浄土真遣迎院派)の寺院で、豊臣秀吉の側室淀殿が父の浅井長政の
菩提を弔うため、文禄三年(1594)成伯法印(長政の従弟)を開山として建立された。
ほどなくして焼失したが、元和7年(1621)淀殿の妹で徳川秀忠夫人お江(崇源院)が
血天井等伏見城の遺構を用いて再建された。
というお寺です。
俵屋宗達の「松図」襖絵、「唐獅子・白象・浪に麒麟図」杉戸絵は
国の重要文化財に指定されているというので寄らせてもらいました。
紅葉美しい中を
進みます
中に入って
拝観料を払ってご朱印をお願いしようと思ったら、
案内係の主(頭というか)のような雰囲気を醸し出しているおばちゃんが、
なんだか慌ただしくしていて、え、ご朱印?書置きだけどどうします?
ああ、もう説明始まっちゃうからあとにしてください、と口をはさむ余地もなく、
拝観料だけ支払ったら中に入ってと言われて靴を脱いで中に入ると、
寺院内の説明が始まっていました。
30分くらいで一周するみたいで、テープの解説だったり、係の人の説明だったり、
その時集まった人20-30人くらい一緒になって見学する感じでした。
着いてすぐ入口の絵の説明(テープ)が終わっていて、次の白象の絵の説明に移動。
刷毛で3本の線を描いたところから俵屋宗達の創作意欲が湧いて描いた絵、という説明。
次に麒麟の絵は、オスが麒、メスが麟で、雲が左右対称に描かれているそうで、
説明を聞かないとそこまで気づかないだろうな、と思った私です。(^-^;
(こういう絵が見られます)http://kyoto.wakasa.jp/detail/25/861/
その次に頭上の血天井。
前日の正伝寺にもありましたが、伏見城から運ばれたものです。
係のお姉さんが長い棒で天井を指しながら、伏見城の戦いで鳥居元忠が自害した箇所を
ここが頭、ここが足、と説明してくれました。
確かに言われるとそんな気がするのですが血塗られた床を天井にするというのが
凄い発想ですね。
寺院内の位牌には3つの紋、「菊「葵」「桐」(天皇家、徳川家、豊臣家)が
あって、それに俵屋宗達の絵と血天井があるのは当院だけとテープが説明していました。
寺院内の見学が終わって御朱印をいただこうと思ったのですが、
案内頭のおばちゃんは次々とやってくる観光客対応でそれどころではなさそうだったので
(あー忙しい!と声に出して連呼するタイプのおばちゃんだった)
無理にいただかなくてもいいか、と思って早々に外へ。
紅葉が美しい
中の慌ただしさと違って外は静かで穏やかです。
この後、近くにある智積院まで歩いて移動していたら、
途中でみかけた宗達(白象)
塀に描かれていましたが昼間で外なので室内の現物よりも明るく見えました。
池田屋事件 もうひとつの舞台地?
土佐志士寓居跡、と書いてあったのですが、
幕末このあたりは今より敷地が広かった方広寺境内南門で、
この大仏南門近くに坂本龍馬ら土佐出身の志士が住んでいたそうです。
碑自体は2010年5月に建てられたもので新しいのですが、龍馬の妻となる楢崎龍と
母(貞)、妹(君江)がここで賄いをしていたそうで、池田屋事件の際もここに
役人が踏み込んできたということでもうひとつの舞台地、と呼ばれているみたいです。
坂本龍馬ファンの方にはこういう場所も興味深い場所なのでしょうね。
たんたんたぬきさんに挨拶し、
ゲストハウスやランチで行列のお店などを通りながら歩いていると、
着いた
ペットダメって書かないと犬を連れて入ってしまう人がいるのかも。
寺社仏閣って聖域だと思うのでペットを連れて入るのはどうかと個人的には思うのですが
(単なる公園とは意味合いが全く違うわけですし)
近所でもお散歩コースにしている人がいるのを観ることがあるので、
わざわざ書かないと気づかない人が意外といるんだなと残念に思います。
と、看板に反応した後は、
智積院へ♪
(つづく)
三十三間堂からは歩いて数分のところにあります。
この看板ですぐわかります
看板に書いてある前半を丸写し(笑)しますと、
元天台宗(現在は浄土真遣迎院派)の寺院で、豊臣秀吉の側室淀殿が父の浅井長政の
菩提を弔うため、文禄三年(1594)成伯法印(長政の従弟)を開山として建立された。
ほどなくして焼失したが、元和7年(1621)淀殿の妹で徳川秀忠夫人お江(崇源院)が
血天井等伏見城の遺構を用いて再建された。
というお寺です。
俵屋宗達の「松図」襖絵、「唐獅子・白象・浪に麒麟図」杉戸絵は
国の重要文化財に指定されているというので寄らせてもらいました。
紅葉美しい中を
進みます
中に入って
拝観料を払ってご朱印をお願いしようと思ったら、
案内係の主(頭というか)のような雰囲気を醸し出しているおばちゃんが、
なんだか慌ただしくしていて、え、ご朱印?書置きだけどどうします?
ああ、もう説明始まっちゃうからあとにしてください、と口をはさむ余地もなく、
拝観料だけ支払ったら中に入ってと言われて靴を脱いで中に入ると、
寺院内の説明が始まっていました。
30分くらいで一周するみたいで、テープの解説だったり、係の人の説明だったり、
その時集まった人20-30人くらい一緒になって見学する感じでした。
着いてすぐ入口の絵の説明(テープ)が終わっていて、次の白象の絵の説明に移動。
刷毛で3本の線を描いたところから俵屋宗達の創作意欲が湧いて描いた絵、という説明。
次に麒麟の絵は、オスが麒、メスが麟で、雲が左右対称に描かれているそうで、
説明を聞かないとそこまで気づかないだろうな、と思った私です。(^-^;
(こういう絵が見られます)http://kyoto.wakasa.jp/detail/25/861/
その次に頭上の血天井。
前日の正伝寺にもありましたが、伏見城から運ばれたものです。
係のお姉さんが長い棒で天井を指しながら、伏見城の戦いで鳥居元忠が自害した箇所を
ここが頭、ここが足、と説明してくれました。
確かに言われるとそんな気がするのですが血塗られた床を天井にするというのが
凄い発想ですね。
寺院内の位牌には3つの紋、「菊「葵」「桐」(天皇家、徳川家、豊臣家)が
あって、それに俵屋宗達の絵と血天井があるのは当院だけとテープが説明していました。
寺院内の見学が終わって御朱印をいただこうと思ったのですが、
案内頭のおばちゃんは次々とやってくる観光客対応でそれどころではなさそうだったので
(あー忙しい!と声に出して連呼するタイプのおばちゃんだった)
無理にいただかなくてもいいか、と思って早々に外へ。
紅葉が美しい
中の慌ただしさと違って外は静かで穏やかです。
この後、近くにある智積院まで歩いて移動していたら、
途中でみかけた宗達(白象)
塀に描かれていましたが昼間で外なので室内の現物よりも明るく見えました。
池田屋事件 もうひとつの舞台地?
土佐志士寓居跡、と書いてあったのですが、
幕末このあたりは今より敷地が広かった方広寺境内南門で、
この大仏南門近くに坂本龍馬ら土佐出身の志士が住んでいたそうです。
碑自体は2010年5月に建てられたもので新しいのですが、龍馬の妻となる楢崎龍と
母(貞)、妹(君江)がここで賄いをしていたそうで、池田屋事件の際もここに
役人が踏み込んできたということでもうひとつの舞台地、と呼ばれているみたいです。
坂本龍馬ファンの方にはこういう場所も興味深い場所なのでしょうね。
たんたんたぬきさんに挨拶し、
ゲストハウスやランチで行列のお店などを通りながら歩いていると、
着いた
ペットダメって書かないと犬を連れて入ってしまう人がいるのかも。
寺社仏閣って聖域だと思うのでペットを連れて入るのはどうかと個人的には思うのですが
(単なる公園とは意味合いが全く違うわけですし)
近所でもお散歩コースにしている人がいるのを観ることがあるので、
わざわざ書かないと気づかない人が意外といるんだなと残念に思います。
と、看板に反応した後は、
智積院へ♪
(つづく)
紅葉に青空きれいですね。
去年、紅葉観たっけ??って考えちゃいました。
今年はどんな感じだろう、、ってまだ4月だった。(笑)
by lovin (2021-04-02 10:59)
lovin姐さん、こんにちは。
小さい頃からあまり紅葉や桜の季節に外出する家ではなかったので
混んでいる観光地に自ら飛び込むのもなあと思っているのですが、
外国人観光客がいない中で混雑も許容範囲内かなという感じで
紅葉も楽しめました。直に見るのはやはりいいものですね。(^-^)
by うつぼ (2021-04-02 13:52)