映画「えんとつ町のプペル」を観る [映画(あ行)]
久しぶりにアニメ映画を観ようと思って選んだ作品です。
あらすじはYahoo!映画さんより。
煙に覆われたえんとつ町で暮らす人々は空を見たことがなく、
ましてや空には輝く星があるなどと信じる者は誰もいなかった。
だが、えんとつ掃除人の少年ルビッチだけは父親の教えを信じ、
空を見上げては、煙の向こうにはきっと星があるはずだと思っていた。
町の住人たちはそんなルビッチを笑い者にし、一人ぼっちになってしまった彼が
出会ったのは、ゴミ人間プペルだった。
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素直に楽めた映画でした。
キングコングの西野さんの絵本だというのは知っていましたが、
お笑いとしての西野さんについては好きでも嫌いでもなく、
話題作だからといっても自ら読もうという気持ちにもならず、
(友人がもっていたら貸してもらおうかな、と思っていた程度)
なのに映画は見に行こうと思ったのは我ながら不思議なのですが、
この作品は観てよかったかな、と思いました。
設定も分かりやすく突飛なこともないので私も安心して見られますが
(主人公は最後まで残るはずだし、という目線でいつも見ています(笑))
ルビッチ少年の成長物語として見ていると応援したくなるもので、
途中のありえねー展開(というか町の設定がまずありえないので)も
ファンタジーの味わいだと思って楽しい気持ちで観ました。
個人的には冒頭のトロッコシーンで、
好きな映画の場面とダブったところで映画に入り込んでいけたような気がします。
ただ、ルビッチ少年の声が芦田愛菜ちゃんで、当然上手なのですが、
どうしても子役の頃の雰囲気を思い浮かべながら見てしまい。。。
それは私の心が汚れているからなので反省反省です。( 一一)
声優でいえば、鉱山泥棒のスコップ役がオリラジの藤森さんで、
あの早口で文字数の多いセリフをうまくキャラクターにのせて
話していたのは凄いなあと感心しました。
映画サイトのレビューを観ると私のように素直に楽しんでいる人と、
西野ファン(西野さんが運営する有料サロンの会員さんとか)は
かなり厳しいレビューが並んでいたのですが、
おそらく絵本で読んだ雰囲気が好きだったり西野さんの考え方に共感したり、
そういう方は映画化されても求めるレベルというか期待値が高くてガッカリ、
そんな感じなのかもしれませんね。
私自身は絵本も読んでいないし西野さんのこともよく知らないので、
期待値が高くないというか先入観なく予備知識もなく期待もしないで
見ていたのでほんわかした温かい話に癒されました。
(途中から話の展開が想像していた通りに進んでしまい困惑したけれど)
自分の見て聴いたことすべてが正しい訳ではなく、
自分の知らない世界もあるんだよ、そう教えてもらったような心持ですが、
絵本と結末が違うと聞いても(絵本のネタバレサイトを読んで違うことに気づく)
映画は映画として楽しめたので2回目はAmazonプライムかNetflixで観られれば
観たいかな、と思った「えんとつ町のプペル」でありました。
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