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2回目の入院~入院編①~ [いろいろ②]

骨折した婆1号が大学病院で紹介された市立病院に入院するまで2日(晩)あるので
入院するまで、私が2泊、実家に泊まることにしました。

転んだ当日、翌日、翌々日と長時間病院に滞在していた婆1号、
自宅に戻ったらさすがにどっと疲れた様子。

そりゃそうですよね、婆1号もすでに八十路半ば。
五十路の私だって、腕が痛いのに病院で長時間待つのが3日も続いたら疲れます。( 一一)

転んで痛いのを我慢しながら整形外科に電話して事情を説明して、
そこから自分でタクシーを呼んで整形外科にいって長時間待った後診察、
翌日は紹介された大学病院に一人で行って検査と診察を受けた翌日、
やっと同席した兄と私、一緒に聞いていただけでほっとして緊張が解けて
どっと疲れた、そんな感じでした。

実家の台所は母の台所、普段あまり実家の台所で料理することがないのですが、
暫くはここで私も料理することになるのかな、と、
自宅でもほとんど自炊しないのにこういう事態になるとは、
仏様がちゃんとやりなさい、と言っているような、そんな気持ちになりました。

とはいえ、私も自分が怪我したわけではないのに疲れてしまったので、
その日は買ってきたお寿司を食べて終了、翌日は朝から婆1号の朝ごはんを作ったり
ちょうど東京オリンピック開催がらみで連休だった時期なので、買い物に行って
暫く病院食を食べ続けなければならないことを考えて和牛を買ってすき焼きしたり、
右手が使えないというので左手の爪を切ってあげたり(他人の爪を切るのは怖い)、
背中を洗って欲しいという婆1号の為に三助(笑)に変身したり。。。
そんな感じで一日過ぎて入院日当日。

兄がやってきて車で入院する病院へ。
祝日だったので緊急外来の入口から入ってくださいと言われて、検温、手指消毒の後、
廊下のベンチで待つこと2時間。

救急車がやってきては急患患者を運んできて診察室に運ばれる、そんな光景を
婆1号、兄、私の3人でぼけ―っと見て、病院って大変だよね、と言いながら
とりあえず呼ばれるまでじっと待ちました。

そして、やっと呼ばれて救急の診察室へ。

時折姿が見えていた白ぽっちゃりの30代くらいの男性医師が担当の方で、
まさかあの人じゃないよね、って3人で話していたその先生が担当とは。( 一一)

先生に遠くから3人で失礼なことを言っておりました。ごめんなさい。<(_ _)>

大学病院でとったレントゲンを見ながらこれは手術が必要ですね、
ちょっと患部を見せて下さいね、と先生が簡易ギブスを外したら、
婆1号の右腕、紫色に腫れてまくっていました。

ひぇーーーーっ。( ゚Д゚)

凍り付く兄、私、そして婆1号(本人)。

まだかなり腫れていますからまずは冷やして腫れをおさめてからでないと
手術できませんから冷やしましょう、手術してから2か月くらいは安静に、
重たいものを持ったり強い力で引っ張ったりはダメでしょうが、
頑張ってリハビリすれば日常生活も大丈夫だと思いますよ。

と、白ぽっちゃり先生が言ってくれたので、婆1号も少しほっとしたようで
前向きに気持ちをすぐ切り替えていました。

診察後、また待合室で待ってから、看護師さんに呼ばれて整形外科の病棟へ。
大部屋に行って荷物を置いて、病院ぎに着替えてから面会者と会えるような
スペース(食堂と呼ばれていた)に戻ってきた婆1号、初めての入院の時と同じく、
いつもより小さく見えて心中ウルっとしてしまいました。。

既に昼食時間のころだったので、「婆1号さん、お昼ご飯出ますからね」と
看護師さんが食事のトレーを運んでくれました。

鯖の味噌煮にごはん、切り干し大根とフルーツ。

婆1号、入院して少しホッとしたのか美味しい美味しい、と食べていました。
初めての入院で入っていた大学病院の食事より美味しいと言って食べていたので
大学病院より明るい雰囲気だし、こっちに入院できてよかったかな、と私も一安心。

食後、看護師さんに呼ばれて病室に戻っていってこの日は婆1号とお別れです。

自宅にいるより看護師さんとお医者さんが常駐している病院に入っていれば
家族は安心ですが、本人はこんなところは早く出たいからリハビリがんばらないと、
と、手術前からなんだか前向きな姿勢で気合が入っていました。

病院を出ると、兄が「飯食うか」というので、車で少しいったところのファミレスへ。
ビール安いからお前は呑めばいいよ、と言ってくれたので、
IMG_7078.JPG安いと思って注文したら、
赤い199円という数字の下に、「土日祝+100円」の文字。(笑)
299円でも安いと思うのですが何だか軽い詐欺に遭った気分になりました。
IMG_7079.JPG美味しかったから結果オーライ。
と、飲めばいいといった割に支払う気配のない兄。(笑)
私が結局支払いました。。。

とりあえず、入院したものの、手術まで時間もあるし、
手術してから抜糸してリハビリして退院してからも通いでリハビリ。

道のりは長いです。


(つづく)





タグ:珍事
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コメント 4

krause

大変でしたね。どうぞお大事にしてください。某市民病院は、私もとても良い病院だと思います。
by krause (2020-10-04 09:26) 

うつぼ

krauseさん、こんにちは。
1人暮らししているのでいつも心配なのですが、本人が望むうちは
そんな状態でしょうかねえ。。
市民病院、看護師さんも某大学病院より親切かな、という印象です。

by うつぼ (2020-10-05 17:10) 

lovin

年取ってからの骨折、大変でしょうね。
でも、その年齢で、前向きでスバラシイ。
昭和初期世代、やはり作りが違うのかなあ。
あ、でも同世代のウチの母は、体調悪くなると、急に弱気になる人なので、、一概には言えないか。。
by lovin (2020-10-07 11:55) 

うつぼ

lovin姐さん、こんにちは。
弱音をはかないのが逆に心配なのですが、負けず嫌いというか、
ちょっと痛いだけで泣くのは嫌みたいです。
って、今回はちょっとどころではなかったんですが。。。
by うつぼ (2020-10-09 10:21) 

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