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映画「ハニーボーイ」を観る [映画(は行)]

予告編を見たわけでもなく、とりあえず時間帯がちょうどよかったので
特に予習せず、ヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞した作品です。


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あらすじはYahoo!映画さんより。

飲酒運転で事故を起こしたハリウッドの若きトップスター、
オーティス(ルーカス・ヘッジズ)は更生施設で治療中にPTSDの兆候を指摘される。
原因を探るため今までの思い出を尋ねられた彼は、父のことを思い出す。
10年前、子役として家計を支えていた12歳のオーティス(ノア・ジュープ)は、
感情の不安定な父ジェームズ(シャイア・ラブーフ)に振り回される日々に
苦しんでいた。
そんな彼を心配する保護観察員や隣家に住む少女らとの交流を通じ、
オーティスは少しずつ成長していく。



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感情移入できないまま鑑賞終了。(-_-;)

お父さん役を演じるシャイア・ラブーフ自身の話、
子役からエンターテイメント界で活躍したオーティスが
シャイア・ラブ―フのことなんでしょうね。
(活躍している割に生活が苦しそうに見えたのは何故でしょう)

前科がありまともな仕事につけず息子のマネージャーとして
オーティスを支配しようとする父。

大きくなってもそのトラウマから脱することができなくて
酒浸り、そして交通事故、施設に入ってセラピーを受けながら
過去のことをノートに書きつけ、それが回想シーンとして画面に
映し出されるという展開ですが、父と子の絆と確執というのか、
こんなダメな父親でも親は親、離れたくても離れられない関係を
父親役をシャイア・ラブーフが演じることで理解しようとしたのか、
彼自身のセラピーとなる作品になっているのかもしれませんね。

私自身はこの父親を見ても共感し難いだけで、不快感も感じましたが、
子供の立場に立ってみたらこんなダメ父でも親なんだから、という
思いがぬぐい切れないのでしょうね。

オーティスを演じていたノア・ジュブといえば、
なんともいえないドロドロな雰囲気の映画で
唯一クリーンでかわいらしい少年を演じていた印象で、
今作でも子ども扱いされたくないし押さえつけたくないけれど、
ダメなお父さんを見放すことができないオーティスを好演していました。

大人になってからのオーティスを演じていたルーカス・ヘッジスは、
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今年に入ってから見た映画で、好青年を演じていた印象が強いのですが、
今作では冒頭の派手なシーン(トランスフォーマーのイメージなのかな)と
セラピーを受けながらPTSDを乗り越えようとする姿でちょっぴり出演、
もうちょっと見たかったので残念ですが、今後の出演作も気になります。


あとは、オーティスのセラピーを行うカウンセラーのドクターモレノを演じていた
ローラ・サン・ジャコモ、どこかで見たことがあると思ったら、
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ジュリア・ロバーツの仕事仲間を演じていた俳優さんでした。
この時も印象深かったのですが年を重ねて渋みのある俳優さんになったなあと
時の流れを感じました。

タイトルのハニーボーイは、シャイア・ラブーフが小さいころ呼ばれていたあだ名で
今作のタイトルにもつけられたそうですが、こういう親子の話というのは、
当人しかわからない事情もあるでしょうし、映画で描かれている部分だけ見ても
なかなか共感できず、途中ちょっと眠くなってしまった私ですが、
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この作品がヒットした後、事故を起こしたり軽犯罪でつかまったりと
あまりいい話題を聞かなかっただけに、この作品をきっかけに
復活というか活躍というかしてほしいと思った「ハニーボーイ」でありました。
(映画に直接関連する感想ではないのですが)








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