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映画「キューティーバニー」を観る [映画(か行)]

酷い邦題なのですが、まとめ借りした中に入っていた作品です。

キューティ・バニー コレクターズ・エディション [DVD]

キューティ・バニー コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  • 発売日: 2010/02/03
  • メディア: DVD

あらすじはAmazonさんより。

雑誌プレイボーイで、いつか表紙を飾ることを夢見るシェリー。
プレイボーイ・マンションで27歳の誕生日パーティを盛大にしてもらうも、
翌朝、突然「君はもう若くないから」と退去要請が!
夢のような生活から一転、ホームレスになり、
行くあてもなく街でフラフラしていると住居も仕事も両方にありつける職をGET!
それは“寮母”の仕事。
ところが、その寮は数日中に寮生を増やさないと解体と勧告されていたのだ。
プレイメイト流で寮生と共に寮の存続をかけて奮闘するがー!




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やっぱり見た目なんだねぇ。( 一一)


原題は”House Bunny”なので、寮母バニーみたいな意味だと思いますので、
この邦題は他の金髪ヒット作品からパクッてしまったのが明白ですが(笑)
深く考えなければ軽く楽しめる作品です。

孤児院で育った主人公シェリーがプレイボーイマンションで豪華に暮らす、
オーナーのヒュー・ヘフナ―(本人が出演していてびっくり)にかわいがられ、
という設定が既に共感がもてないというか、孤児として育ったというのが
幸せになりたいという気持ちが強いというのかなと思ってみていましたが、
プレイボーイの世界しか知らないような世間ずれの様子にかなりイラつきながら
見ておりました。(笑)

寮母になってからも、見た目が大事と、自分のセクシー路線を寮生にも押し付け、
それで寮生たちが野暮ったい見た目からセクシーに生まれ変わる、
それがきっかけでそれまで相手にしなかった男性たちが急に近づいてくる、
こういう展開を素直に楽しめるか、斜めから見えてしまうか、私は後者でした。

このまま寮生たちがセクシーに目覚めて変身したまま終わってしまったら、
嫌な価値観の押し付けみたいに思えるのですが、そこで終わらなくて一安心。

まあ、地味な寮生たちの表情が明るくなっていくのはよいことで、
そうならないとシェリーだけがいつまでも我が道を進んでいきそうでしたが、
シェリー自身もプレイボーイの外の世界を知ることができてホッとしました。

映画の中で驚いたのはエマ・ストーンが出ていたこと。
どうしてもイメージが、
ラ・ラ・ランド スタンダード・エディション [DVD]

ラ・ラ・ランド スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2017/08/02
  • メディア: DVD
このときの踊って歌う目の大きい女優さん、というイメージが強くて、
地味でおとなしい寮生を演じていてちょっとびっくり。


あまり深読みせずに見れば面白いコメディだと思うのですが、
大事なことは見た目でなく個性、というっ着地点に持っていこうと
しているのですが現実の汚れにまみれたような中年(私)には、
素直に楽しめず、とはいえ、みんな幸せでよかったよかった、と
なんとなくホッとして見終わることができた「キューティバニー」でありました。





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