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映画「トラさん」を観る [映画(た行)]

ジャニーズが特に好きでもないのですが、原作の漫画が好きなので、
映画版も観にいきました。

torasan.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

酒とギャンブルが好きな漫画家の高畑寿々男(北山宏光)は、
競輪で勝った帰りに交通事故に遭い、妻の奈津子(多部未華子)と娘の実優(平澤宏々路)を
残して、この世を去ってしまう。
そして寿々男は、死んだ人間の面接が行われる“関所”で、
1か月の執行猶予期間に猫として家族のもとへ戻り、
家族と自身の本当の心を見つめ直すように、という判決を下される。





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素直に笑って泣けました。(^-^)


トラさん 1 (マーガレットコミックス)

トラさん 1 (マーガレットコミックス)

  • 作者: 板羽 皆
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/12/25
  • メディア: コミック
この漫画がどう実写化されるか気になっていたのですが、
着ぐるみのアナログ感が逆にいいというか、デジタルで中途半端になるよりは
この映画のような演出がちょうどよい感じでした。

主役の北山さんはバラエティなどで見ても特に好きでも嫌いでも、
ちょっと生意気に見える部分もありつつ、そんなにイケメンって感じでもなく(すみません)、
なので特に期待もしていませんでしたが、ギャンブルに明け暮れるダメなスズオを
うまーく演じていました。

それ以上によかったのが娘の実優役のこころちゃん、と奥さん役の多部さん。

あとは、裁判長のバカリズム。(笑)
原作ではくそ真面目なサラリーマン風のおじさんなのですが、
映画ではバカリズムの論理的で淡々とした風情に笑えました。

90分と短い尺なので、原作のサイドストーリー的な部分はかなりカットされていて
奥さんの勤めるスーパーの店長が出てこなかったなあ、とか本筋とは違うところが
気になったりしましたが、本筋をしっかり描くことで惹きつけられたので、
取捨選択はうまかったと思います。

最後の場面は原作にないところですが(実優が大きくなってからのところ)
ダメなお父さんが猫になって家に戻りながら挽回する(最後の数時間だけでですが)
原作であらすじが分かっていながらおばさん(私)も思わずうるうる。。。

公開7日目、新宿のシネコンにいったのですが、2番目に小さいシアター、
入りも6-7割、おまけに公開2週で新宿では終了と、予算なのかなんなのか、
あまりジャニーズ事務所も力を入れていないような印象を受けたのですが、
ジャニーズファンでなくても十分楽しめる(じわる)「トラさん」でありました。




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