映画「スノーデン」を観る [映画(さ行)]
ジョセフ・ゴードン・レヴィット主演というだけで
見に行った感あり、の作品です。
あらすじは、Yahoo!映画さんより。
2013年6月、元CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員、
エドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の内部告発により、
アメリカ政府がひそかに作り上げた国際的な監視プログラムの存在が明らかになる。
そこに至る9年の間、国を愛する平凡な若者はテロリストばかりか民間企業や個人、
同盟国までも対象とされ、全世界のメールや携帯電話での通話が監視されている
現実に危機感を募らせていた。
怖いわぁ。。。(ノД`)・゜・。
世の中便利になれば自分の情報も漏れている、、というのは理解できるのですが、
国家レベル、しかも大国アメリカが世界中のプライバシーを監視する、
主人公のスノーデンは国家のテロ対策のために取り組んだ仕事がすべて監視のために
悪用されているとは、、そのレベルに驚きました。
システムで狙った土地に簡単に遠隔操作で爆弾を落とす。
スノーデンが作ったシステムが戦争に使われ、市井の人たちが吹き飛ばされる。
それを見ている軍幹部が笑っている光景が現実としたら、
自分もいつどこで誰に監視され殺されるかもしれない、なんて思いました。
実話に基づく話なので、一人の青年が内部告発したことで母国から狙われて、、
ロシアで、、というざっくりした流れは知っていましたが、こんなに若い人が、
才能を買われてCIAに入ったものの、その能力を悪事に使われてしまう理不尽。
まあ、途中で日本に住んでいる(横田基地)部屋があまりにも狭くて(笑)
えー、外国人が日本にきたらもっと広い部屋に住むだろうと、
本筋にまったく関係ないところで途中突っ込みいれちゃったんですが、
(しかも日本で恋人と亀裂が入るほど大喧嘩する事態)
良い人だったために閑職に追いやられるおじさん役にニコラス・ケイジ、
というキャスティングにもさらに突っ込み。
ニコラス・ケイジ=悪役の方が似合うし。(笑)
また、恋人役を演じていたのが、
この映画で病気と闘う素敵な女性を演じていたのですが、
今作ではちょっとピンとこなかったというか、実際の恋人と違う雰囲気で、
キャスティングはやっぱり大事だな、と思いました。
スノーデンの告発で米国の監視が白日の下にさらされてしまい、
米国も止めざるを得なかった、、的に映画は終わりますが、
はたして今はどうなのか。
トランプ大統領になって新たに監視体制を構築するかもしれないし。
日本はどうしているんだろう、、狙われてばっかりじゃないか。。。。
そんな気持ちになって見終わった「スノーデン」でありました。
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