ミュージカル「プリシラ(日本版)」を観る [舞台・ミュージカル]
今年の秋、シアターオーヴに“Kinky Boots”を見に行った時に
チラシをもらって、、日本人版でやるのか、、、と思いながら、
チケットを買って日生劇場に行きました。
明日までやってます
子役の労働時間の関係なのか夜の部でもスタートが18時と早いので、
半休をとって日比谷の日生劇場へ。
初の日生劇場
記念撮影できます
Wキャストらしいです
って、そういうのを気にするほど役者さんのことを知らないので
加藤憲史郎君って子供店長の弟?という反応程度です。
これ
公演中、3回だけプリシラナイト、というのが開催されたそうで、
その初回にいったのですが(まったくそんなことも知らず)
終演後のプリシラナイトまで折らないように、という注意書きにも関わらず
カバンに入れる時にポキッと折れてしまい、あっという間に発光。(笑)
3時間半くらい光るらしいのでイベントにも使えましたが、焦りました。。
今回は一番安いB席(4000円)、2階席の後ろ2列か3列くらいの席なのですが、
ここだけなぜかすごく安いです。
当然オペラグラスがないと俳優さんが豆粒にしか見えません。(笑)
(ミュージカルのサイト)→ http://www.tohostage.com/priscilla/
で、後ろから2列目の席に座ると、観客は9割くらいが女性。
おそらく、主役の俳優さんのファンとかじゃないのかな。
NYで見たときは、中年多め、ゲイカップルもかなり多いという観客ですが、
所変われば、なんでしょうね。
(NYではじめて見た時)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2011-05-12-6
(リピートした時) → http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2012-05-14-6
日本人キャストの場合、俳優の熱狂的ファンみたいな人がいるせいか、
どこかアイドルのコンサートみたいな雰囲気もあるというかなんというか、
そんなところも違和感があったのですが、見ていて微妙だな、と思うところもあり。
メガネヒヨコさんも鑑賞されて、演出について記事にされているので、
(細かい鑑賞力が羨ましい)→ http://blog.goo.ne.jp/megahiyo1414/e/1ac25c42cb1fb831571cf0b89c3efddf
それを読んで、そうそうそうなの、と納得することしきりでした。
期間限定で予算も限られている中での演出はある程度仕方ありませんが、
振り付けを変えたり、くすっと笑えたりする場面を端折ったり、
そういうのは残念だったりします。
一番の残念ポイントは、もともとの設定が、老年、中年、青年の三世代の珍道中、
それが、日本人キャスト版は、中年役がどうみても青年で、
演じている山崎育三郎さんがいい役者さんだとしても、
ここは最大のがっかりポイントでした。
老年のドラッグクイーン役の陣内孝則さん、
ブロードウェイ版とあまりにかけ離れてい過ぎて逆に見ていて面白かったのですが、
ダンスの場面などではギコチナサ過ぎてちょっと苦笑してしまいました。。
終演後のプリシラナイトでは抽選会の後、みんなで一緒の振り付けで踊る、
という企画でしたが、初回で段取りが悪く(仕方ないか)
おまけに中2階、2階席は立って踊ろうとすると座ってくださいと注意され、
振り付け通りに踊るには席幅が狭いので隣にぶつかりまくるので踊れない、
という事情で、ここも残念。。。
おそらく、NYブロードウェイ版の印象が強すぎて
(演じていた3人が本当に素晴らしかったし、全体のチームワークもよかった)
比べてしまうのもいけないのですが、日本語と英語が混在する歌なども、
訳されている歌詞に???となることも多く、B席くらいなら仕方ないけれど
S席だったらガッカリだったろうな、と思った「プリシラ」でありました。
(ブロードウェイ版)
宮本亜門ってこういうのの演出もしてるんだ~。
ミュージカルとかさっぱり見ないですが、
山崎育三郎さんは最近テレビでもよく観ますよね。おもろい人やな~って。
by lovin (2016-12-28 16:44)
宮本亜門の演出、、結構あるみたいですが、変に手を加えてあれ、
って感じのところが多くて残念でした。。
山崎育三郎さんって初めて見ましたが有名なんですねぇ。。。
by うつぼ (2016-12-29 13:51)
プリシラナイトについてさんざん宣伝した割に、二階席客を切り捨てる様なオチだったのですね。
これはあまりにも制作側がお粗末です。
山崎育三郎さんは人気急上昇で最近大手の事務所に移ったということもあり、初単独主演に至ったようです。
それならもっと本人に合った役を用意してあげればいいなぁと思いました。
by メガネヒヨコ (2016-12-29 23:36)
メガヒヨさん!
2階席、中2階席は立ちあがる度にスタッフが飛んできて注意されて
いました。。プリシラナイトの時は、ミスアンダースタンディングが
安全上の理由だけどごめんね座って参加して~と説明。
周囲の皆さんのがっかりぶりが印象的でした。。
企画してもそういう制限があるならやるのってどうなんだろうって。
山崎育三郎さん、次回はもっとご本人にあった役柄で活躍されるのを
期待しています!
by うつぼ (2016-12-30 10:09)