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映画「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」を観る [映画(は行)]

一昨日記事にした「ジョン・レノン、ニューヨーク」を観た後に鑑賞しました。

PEACE BED アメリカ VS ジョン・レノン【通常版】 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2012/04/20
  • メディア: DVD


内容はYahoo!映画さんより。

1971年、ミシガン州アナーバー。
大麻所持の罪で10年の懲役となった詩人ジョン・シンクレアの
支援コンサートにジョン・レノンとオノ・ヨーコが出演する。
若者に絶大な影響力を持つジョンは、そのときからニクソン大統領の政敵と判断された。
1972年、アメリカ移民局は反戦と平和を訴えるジョンとヨーコに国外退去命令を下す。







NYに移り住んでからのジョン・レノン、については、

ジョン・レノン、ニューヨーク [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: Blu-ray


これを先に見たのですが、今作は反戦、平和の活動にのめり込んでいくジョン、
詩人のジョン・シンクレアが不当逮捕されたことから支援活動も行い、
それがきっかけでニクソン政権に危険分子と思われて国外退去を言い渡され、
それでも平和活動を行ったり、ベッドパフォーマンスの様子も
映し出されていくわけですが。。。


アメリカVSジョン・レノン(とヨーコ)、
どちらがどちらを良しとするか、どちらの立場で描くか、という
話だとこういうドキュメンタリーだと毎度のことながら思います。


ジョン・レノンがメディアをうまくつかってアメリカ政府は悪、的な図式で
平和活動を続けていくことは良いことだとは思うのですが、
あまりに一方的な描き方が個人的にはちょっと気になりました。


ジョンのファンであれば、彼のこういう活動にも理解を示せると思いますが、
特にファンというほどもなく、前衛芸術家のオノヨーコと知り合ったことで
行うパフォーマンスも見ていてあまり理解を示せるというほどでもなく、
過去にそれなりに色々やってきちゃったジョンだからこそこういう反戦活動が
できるのかもしれないと思いながらも、あまりに正義の味方的な描き方が
逆に入り込めないまま見終わってしまった感もありました。


とはいえ、自分の身の危険も想定できる中で、
積極的に前に立って平和を叫ぶ、一般の人への影響力や、
世論を動かす力も彼にはあったのかな、なんて思うと、
時代が変わっても争いがどこかで起きている現状で平和を祈ること、
(もちろん実際に平和が訪れてほしいと思いますが)
自分自身も日々を大切に過ごしていきたい、そんなことを感じた、
「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」でありました。


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