映画「たとえ明日が来なくても」を観る [映画(た行)]
作品についてはAmazonさんより。
ニューヨークを舞台に、愛と友情に揺れる三人の男女を描いたドラマ。
出演はシャー・ルク・カーン、プリーティ・ジンタほか。
西洋と東洋をうまくブレンドさせた切ない愛の物語。
Trailerが見つからず、こういう場面を一つだけ貼ってみました。
ニューヨークでインド、というと、
先日記事にしたばかりの、この作品を思い出すのですが
今作はそれよりも10年くらい以前の作品。
ニューヨークでもいきなり歌ったり踊ったりのマサラムービー。
ですが、楽しいばかりではない、、話。
主人公のナイナは、お父さんを自殺でなくし、
レストランを経営するお母さんを支えながら、
お母さんと仲の悪いおばあちゃん(お父さんの母)、
体の不自由な弟、養女の妹、、、を支える女性なのですが、
家の色々な事情で日々忙しく過ごしているうちに笑顔もなくなっていた、、、
そんなところに現れたのがシャー・ルク・カーン演じるアマン、
アマンの明るい人柄に最初は戸惑うナイナが心を開いていくんですが。
そこは一筋縄ではいかない3時間の長尺インド映画。(笑)
アマンに隠された秘密がわかっていって、、、ああそういうことなのー、
って感じで時が流れていって話が終わりますが、個人的に思ったのは、
重い病気の人がそんなに歌って踊って大丈夫か。
です。(ネタバレになっちゃうからそっと薄い字でね)
まあ、そんなことをいちいち気にするとインド映画にはついていけませんし(笑)
(細かいことは気にしないのが正しいインド映画鑑賞です!)
細かいことを気にさせないくらい、シャー・ルク・カーンの演技力がよいので
長尺を気にすることもなく最後はほんわかした気持ちで見終わりました。
全編ニューヨークなので、歌って踊っても洋楽をインド風にした感じで
ポップというかなんというか、、結構面白かったのもありますが、
同じシャー・ルク・カーン主演となると、
こちらの方が話が単純明快勧善懲悪でインドぽいかも。
ハリウッド進出を狙って作られた作品なのかなと思うくらい
ずっとニューヨークの風景なのですが、移民の描かれ方も結構興味深く、
人を好きになって、その人を大切にすることって自分はできているかな、
なんてことを考えながら笑ったり、ジーンとしながら楽しめた
「たとえ明日が来なくても」でありました。
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