映画「フォー・ウェディング」を観る [映画(は行)]
久しぶりに借りて観ました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
32歳の青年チャールズは、独身貴族暮らしにもうんざりした様子だが、
なかなかお相手を見つけることが出来ない。
変わり者の友人達が続々と片づいていくのを、多少の焦りを感じつつ眺めていた。
今日も花婿付き添い人の務めがあるのに寝坊、
妹分の同居人スカーレットに叩き起こされ式場にかけ込む。
そこで同じ遅刻組のアメリカ女性キャリーと鉢合わせ。
美しく聡明な彼女にゾッコンの彼は、式の間中うわのそら。
やがて強引なアタックが功を奏しベッドインまで持ち込んだが、
婚約をほのめかす台詞を冗談と受け取った彼に、彼女は冷然と微笑んで立ち去る。
それから彼女は富豪と婚約、結婚式のたびに顔を会わせる二人の関係はなんともこじれたものに……。
4つの結婚式と1つのお葬式。 邦題にお葬式を入れなかったのは正解かも。
まだヒューグラントの目がさほど垂れていない。(笑)
公開から20年以上。 私もアラフィフになるはずです。(^_^.)
公開当時は20代後半だったのですが、映画館で観たときに素敵な映画だと思っていました。
でも、今みるとどうしても引っかかるのが、
アメリカ人女。
演じるアンディ・マクダウェルがもともと好きじゃないのですが、
役柄のキャリーもまあこんな女がどうしていいのかな、って思っちゃう。
どこがどう魅力的なのか、キャリアウーマンなのかもしれないけれど、
なんだかずいぶんと軽過ぎて。(古い言い方だと尻軽女)
性格的に魅力的にも見えず、そんな女にヒューグラント演じるチャールズが惹かれるのも謎。
初めて寝た翌朝にいつ結婚すると言い出して、戸惑うチャールズをさっさと振るところなんて
なんだこいつ、身勝手だな、って思っちゃった。
見始めてから観終わるまで(結局ハッピーエンドなんだけど)
このアメリカ女が観ていて違和感ずーっとあったままでした。
他は全然気にならないというか、大好きなキャラクターばかり、
雰囲気もどこか湿気あるイギリス映画というか、で楽しかったので、ま、結果オーライかな。
最初から、大小とりまぜてツボにはまるような演出がいっぱいで
くすくす笑いながら観ていました。
どんなところかというと、
最初の結婚式でベストマンをするチャールズが寝坊して、しかも高速で降りるところを間違えて逆走、
なんとか間に合ったら、新郎新婦の指輪を忘れて出席者から借りたものの、ドクロとカラフルな指輪。
そこに登場した見習い司祭がローワン・アトキンソン(ミスタービーン)なんだけど、
2つ目の結婚式では取り仕切るものの新郎新婦の名前や誓いの言葉を言い間違えたり。
チャールズの親友の金持ちデイヴィッド、イギリス一の金持ちと言われて、
いや、イギリスで七番目くらかな、一番はエリザベス女王、チャールズ・ブランソンも上だろうし、
というジョークを何気なくいったり、、というイギリスぽいところとか。
2つ目の結婚式の新郎新婦が披露宴の最中に部屋に入って燃えちゃったところに
偶然居合わせちゃったチャールズのとった行動とか。
3つ目がキャリーの結婚式で、そこで突然死したガレスのお葬式、、、
そして4つ目の結婚式が、、、、、でめでたしめでたし、、なのですが、
やっぱりこうやって見ているとアメリカ人のキャリーよりも、
チャールズをずっと見つめていた友人のフィオナの方がずっとやさしくて魅力的、
彼女とくっついてほしかったな、、、なんて観ていて思いました。
ま、フィクションなんですけど。(笑)
フィオナを演じていたクリスティン・スコット・トーマス、その後、
ここで大臣役として登場していい味出していました。余談ですが。
あと、この作品で好きだったのがちょっとパンクな女性、スカーレットなのですが、
演じていたシャーロット・コールマン、33歳でなくなっていたと知りました。
ぜんそくの症状というんだけど。ショック。
http://www.imdb.com/name/nm0170976/?ref_=ttfc_fc_cl_t7
だって、元気だったらイギリス映画に出ていたもんね。
というわけで、公開当時と中年オバサンになってからみるのとでは、
受け止め方が違うのかも。
ま、公開当時もアンディ・マクドウェルは好きじゃなかったのは同じだけど。(^_^.)
なんて思いながら、テレビでやってたらまた観ちゃうだろうな、と思った
「フォー・ウェディング」でありました。
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