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NYで「Violet」を観る [舞台・ミュージカル]

ミュージカル記事としては2つ目ですが、
見たのはNYについて1本目、の作品です。

「Violet」です。

42丁目の一番賑やかなところにあるはずの劇場が、
あんまり他がギラギラしていて見つからず、2往復目に歩いていて、
R0012164.JPG やっと発見
R0012165.JPG 地味で。。。

ここの劇場って以前からあったかわからないのですが、
とにかく大通りなのに目立たない感じで。(-_-;)

58F42291C22C4253A54EE10D8F7997B9.gif 割引チケットなので端っこ
小さめの劇場です。端っこですがかなり舞台が近くてラッキー。

で、1997年初演のリバイバル作品は1時間45分、
インターミッションなしの通し公演でした。

あらすじは、地味っていえば地味で、

幼いころ、父の持っていた斧の刃が飛んで顔に当たってしまい、
大きな傷を負ったまま大きくなったViolet。
(主人公を演じるサットン・フォスターのメイクは普通で、
 観客が各々そういう顔を想像しながら鑑賞します)

そのことで心にも傷を持ったまま引きこもっていたViolet、
顔の傷をヒーリングの方法でなおしてくれると聞いて
そのなおしてくれるという神父に会うためにバスで移動します。

そこで、様々な人と出会い、特に2人の兵士とは恋模様もあったりして、
Violetの心が癒されていく、、、って感じのお話しです。 



ミュージカルといっても、サットン・フォスターのこれまでの歌って踊ってとは
全く趣が異なり、地味なメイクに歌と演技だけで綴っていく様子を見て、
彼女も今までのイメージからの脱皮を図ろうと挑戦しているように思えました。


元々期間限定での公演で私がみた2か月あとくらいにはクローズでしたが、
目立たぬ劇場に派手さがなくて目立たぬ作品のようにも見えつつ、
偶然これを見つけて鑑賞できたのは大きな収穫でした。

自分が中年だからこういう話がジンと染みるのかもしれませんが、
ブロードウェイも本当に色々な作品があるんだな、としみじみ思った
「Violet」でありました。


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