映画「ムード・インディゴ うたかたの日々」を観る [映画(ま行)]
予告編を見て気になっていた作品です。
あらすじはAmazonさんより。
舞台は、パリ。働かなくても暮らしていける財産で自由に生きていたコランは、
無垢な魂を持つクロエと恋におちる。
友人たちに祝福されて盛大な結婚式を挙げた二人は、愛と刺激に満ちた幸せな日々を送っていた。
ところがある日、クロエが肺の中に睡蓮が芽吹くという不思議な病におかされる。
高額な治療費のために働き始めたコランは、不可思議な人間関係に巻き込まれていく。
クロエは日に日に衰弱し、コランだけで なく友人たちの人生も狂い始める。
もはや愛しか残されていないコランに、クロエを救うことは出来るのか―?
(@_@;)
ある意味、ミュージックビデオ的な映像というかなんというか、なんとも不思議な世界でした。
あとで調べたら監督は、ミシェル・ゴンドリー。
この人の作品で見たことがあるのは、
これだけなのですが、
これもどこか不思議というかなんというか、テイストがちょっと違うというか、でした。
(ジャック・ブラック主演なので、アホくさいといえばそんな感じもあったけど)
どこがどう不思議かというと、フランスという舞台だからゆるせるのかもしれませんが
(これがハリウッド映画でアメリカが舞台で同じ展開なら途中で見るのをやめていたかな(笑))
現代のお伽話というかファンタジーというか、どう括ってよいかわかりませんが、
現実的でないことがごくごく当たり前のように描かれて(ありえないんだけど)
そんな感じでコランがクロエと出会い、そして結婚し、幸せな日々を過ごしていく、、、
はずが、
そうならないわけなんですが。
前半のパステルカラーで描かれたイラストチックなファンタジーが中盤からは一転、
暗く暗く、、、最後はモノクロっぽいタッチに変化していき、最後はとても悲しく終わります。
ハッピーエンドばかりではない、のはわかりますが、あまりにも救いのない終わり方で、
例えは違いますが、
この映画の結末で、「ええ?そっちいっちゃうの?」って驚いたのを思い出しました。
(そっちがどっちか気になる方は本編見てね(^_^))
おそらく、この作品は、見る人によっては全然面白くないでしょう。
私は、
へぇ、ファンタジーみたいに描いてて面白いなー、、、
あらー、そうなっちゃってーー、、
えーー、最後こんな救いのない終わり方でー?
こんな感じで見終わっていました。
私が見たのはインターナショナル版で短かったのですが、
30分くらい長めのディレクターズカット版を見ればもうちょっとイメージが違ったかもしれません。
とはいえ、2度は見なくても、、、いいかな。
主演のオドレイ・トゥトゥについては、
実はこれ、未見だったりするので、
これが好きな人は今作も見るのかな、なんて思ったのですが、
この時の彼女とは全然テイストが違っていました、今作。
ちょっと残念だったのは、今作で描く男女2人しては、主演のお二人がちょっと老けていたこと。
オドレイ・トゥトゥ嬢もアラフォーで演じるには少々厳しかったような、、、そんな気もしましたねぇ。。
もちろん、かわいらしさはあるのですが、老けて見えるのがちょっとマイナスかな。
もう一人の男優さん(よく知らないのですが、ロマン・デュリスさんという方)ももちょっと若ければ。
というわけで、前半の楽しい雰囲気から後半の悲しく最後まで突っ走っていく描き方に
楽しめたような楽しめなかったような、、、どっちつかずな感じで、
話にのめりこめないまま見終わってしまった「ムード・インディゴ うたかたの日々」でありました。
セブンとダヴィンチコードは見ましたが~(@@;))
by 獏 (2014-05-31 08:16)
セブンは観ました。映画館で。本当に救いがないというのはこういうものかと。
by hideyuki2007y (2014-05-31 14:00)
獏さん、こんにちは。
この作品、セブンなどとは違う意味でアレー?です。
どうしてもオススメではありませんが、複数本借りられるときに混ぜるのは
悪くなかもしれません。。。
by うつぼ (2014-06-04 10:06)
hideyuki207yさん、こんにちは。
セブン、、本当に、ええ、こんな終わり方???と驚きました。
どうにもこうにも救いがなさ過ぎて、でしたね。
by うつぼ (2014-06-04 10:07)