映画「フル・モンティ」を観る [映画(は行)]
以前劇場で見た映画ですが、久しぶりに笑いたくなって借りました。
内容はyahoo!映画さんより。
生活のためにストリップをする事を決意するしがない男たちの姿を描いた英国産のヒューマン・コメディ。
イギリス北部のシェフィールドはかつて鉄鋼業で栄えた街だが、
今では失業者の溢れる寂れた姿をさらしている。
幼い息子の養育費を払う事が出来ずに共同親権を失いそうなガズもそんな失業者のひとり。
だが親友のデイヴと共に男性ストリップショーに紛れ込んだガズは女性陣の熱狂ぶりに驚き、
何の取り柄もない自分たちでもストリップをすれば金を稼げるのではないかと考えた……。
この映画、おなじみKサンと日比谷シャンテでビール呑みながらみて
最後劇場内が大拍手で観終わったのを思い出しました。
もうね、鉄冷えの町シェフィールドが舞台というだけでなく、
イギリス映画の庶民っぽいというか(いい意味で)等身大のショボサがツボはまりまくりです。
工場長の自宅庭(せまい)に置いてある七人の小人の置物とか。
工場長の自宅の風呂場を修理した人がダンサーオーディションにやってくるんだけど、
踊りもろくにでいない割にナニがデカいとか。
フラッシュダンスのビデオを観ながらダンスのイメージトレーニングをするとか。
職業安定所に流れるドナサマーの「ホット・スタッフ」に合わせてメンバーがステップ踏むとか。
ダンスが下手なメンバーに「マドンナも最初は下手だった」と慰める一言とか。。。
デブな仲間が痩せようとラップを腹に巻きまくったりとか。
とにかく、ものすごく訛っていてよく聞き取れないんですが、
イギリスのあの独特の雰囲気が(ハリウッド映画にない雰囲気ね)ツボにはまりまくりでした。。
工場長の家でみんなパンツいっちょで連取しよってときに差し押さえ、に来た人が帰っちゃうとかさ。
失業者の父親ガズを頼りないと思っていた息子が真剣にストリップでと思っているオジさんんたちの為にと
店を借りる為の手付の100ポンドを自分の貯金から払おうとするス潟に思わずうるうるしたり。
見た目冴えないオジサンたちばかりが集まって、最初どうなることかと思うんですが、
皆がだんだんまとまっていくのも含めジーンとくるような展開でした。
この後、ブロードウェイのミュージカル版もみたのですが、
舞台がアメリカの鉄冷えの町、バッファローに変わっていて、
ダンスをおぼえるのにマイケルジョーダンをイメージして、なんて感じで
大分明るくなっていたんですよね。
舞台版もNYで見ましたが、
本当にすっぽんぽんの人が一部メンバーにいて驚いたんですよね。(笑)
久しぶりに見た今作ですが、イギリスの雰囲気やしょぼい感じ、庶民の暮らしとか、
泣かせよう的でないつくりなのに、思わず笑って泣いて最後はやっぱり自宅なのに
一人で拍手して観終わった「フル・モンティ」でありました。
で、やっぱりこの映画を見たらこれに限る!
この映画はレンタルで見ました~☆
男って哀しい寂しい楽しいイキモノだなぁ。。。と
嬉しく思った記憶があります~(^w^)
by 獏 (2013-09-22 08:57)
わざわざお祝いコメントも頂き誠に有難うございます(^m^)
by 獏 (2013-09-22 10:21)
獏さん、こんばんは。
足跡記念のコメントにお返事いただきこちらこそ恐縮です。
この映画、男性は身につまされる部分が多いかもしれませんね。
イギリス映画って結構自分を投影できる話が多いので、ハリウッド映画より
好きだったりします。 獏さんもご覧になっていたとは。(^_^)
by うつぼ (2013-09-22 19:33)
来年2月にこれの翻訳ミュージカルが上演されますよね。
ホース役はブラザートムさんとのことで、日本国内で出来る最上級の配役だと思いました。
by メガネヒヨコ (2013-09-23 01:44)
メガネヒヨコさん、こんにちは♪
ブラザートムさん、確かにいい配役ですね。(^_^)
なかなか日本で観に行くことがないのですが(何だか億劫で。)
これは見てみたいですねぇ。。
“Let it go”とかどうやって和訳するのかな、、なんてことも気になって
います。。。(笑)
by うつぼ (2013-09-23 11:25)