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映画「パルプ・フィクション」を観る [映画(は行)]

「レザボア・ドッグス」を観たら、この作品も観たくなって借りました。久しぶり。

パルプ・フィクション [DVD]

パルプ・フィクション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東芝デジタルフロンティア
  • メディア: DVD


あらすじはYahooさんより。

強盗の計画を立てているカップルを導入部に、
盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、ビンセントとジュールス。
ボスの情婦と一晩のデートをするハメになるビンセント。
ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーのブッチ。
誤って人を殺し血塗れになった車の処理に右往左往するビンセントとジュールス。
ギャングのボス、マーセルスを軸としたこれらの物語がラストに向けて収束していく……。 

 






サミュエル・L・ジャクソンの髪型!!!



ワロタ。 (面白いくらいにチリチリくるくるしてたもんで)


久しぶりに見て意外と覚えてないもんだな、と思ったのですが、、
一番インパクトのあったのがサミュエル・L・ジャクソンの髪型で。(笑)
なんか、いつもの強面の彼がお茶目に見えたのは私だけでしょうか。
公開当時(1994年)はどってことなかったと思うのですが今見るともぅ可笑しくて。。


って、チリチリな髪型の話はどうでもよくて。(^_^.)


映画のタイトルは、読み捨ての三文小説の意。
一つ一つの話は確かに読み捨て感のある話ばかりで、
多分、時系列に並べたら面白くなさそうなのですが、
それをうまくつなぎ合わせて構成し、冒頭の場面につながると超面白くなる訳です。
見ながら「ああ、この場面とあの場面がつながって・・・」って考えるから
面白くなるのかもしれませんね。


壮大なスケールの話は一つもなくて、どれも(いい意味で)ショボイエピソード。
色々ツボにはまるシーンがあったのですが、

たとえば、

◆ユマ・サーマン演じるミアとジョン・トラボルタ演じるビンセントが踊るツイスト

◆ヤクやりすぎて鼻血ブー&泡吹いたミア(←ギャングのボスの妻)の形相

◆ミアとビンセントが食事に行った店がマリリン・モンローなどのそっくりさんが
 沢山働いている企画物レストランで、バディ・ホリーのそっくりさんウェイターを
 演じているのが、スティーブ・ブシェミ。(うまく化けているのが笑える)

◆ハーヴェイ・カイテル演じるザ・ウルフの蝶ネクタイ姿とお掃除ぶり

◆八百長試合で負けるところを勝ってしまい、ギャングのボスに追われて逃げる
  中年ボクサーのブッチ(ブルース・ウィリス)と、ブッチを追いかけるボス、
  ブッチが怪我しながら駆け込んだ店の主人にボスと2人がつかまり、
  そこで受けた恥ずかしい仕打ち(とても書けない)


特に、ずっと昔見たときに、何だか妙に覚えていたのが、今回もツボにはまりました。

それは、クリストファー・ウォーケン様の怪演技。

クーンツ大尉って役を演じていらっしゃるんですが、
戦地(ハノイ)で、ブッチの父親と一緒に捕虜になったクーンツ大尉、
敵方に取られない様にとブッチの父がオケツの中に隠し持っていた先祖代々の時計を
ブッチ父逝去の後、預かって2年間同じように隠し持ったまま、アメリカに戻り、
父を亡くしたブッチに手渡す、という役どころ。

このシーンだけをやたら鮮明に覚えていて、でも何の作品だったっけ、と
思い出せないままずっといたのを、今回見直して思い出しました。(笑)


また、ヤクの売人で登場するエリック・ストルツについてwikipediaを読んだら、

バック・トゥ・ザ・フューチャー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD


luckyさんのご主人ダルマちゃんが宝物にしているこの作品で主人公に抜擢され
6週間撮影した後、降板させられた、なんてエピソードを発見。
マイケル・J・フォックスじゃなくてこの人だったらどんな出来上がりだったのかな、
なんて想像してしまいました。



「レザボア・ドッグス」のときもそうですが、冒頭の音楽で観ている人の気持ちを鷲づかみ、
この作品も選曲がいいので、


 パルプ・フィクション ― オリジナル・サウンドトラック

パルプ・フィクション ― オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2002/05/02
  • メディア: CD

 

サントラだけ聞いても非常に心躍る選曲です。(ま、映画観たほうがいいですけどね) 


冒頭のこの曲、このテケテケ感がいいですねぇ。。


というわけで、久しぶりに観て映像も音楽も楽しめた「パルプ・フィクション」でありました。


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コメント 12

rtfk

パルプ・フィクション懐かしいです☆
私ももう一度見てみよう(^w^)

by rtfk (2012-06-30 10:10) 

lovin

おっと。また知らない映画ですが、
このジャケ写、いいですね。
ジャケ買い、じゃなくジャケ借りしそう。
面白そうですね。
by lovin (2012-06-30 11:17) 

ベアトラック

見よう見ようと思っていたのに・・・見る事が出来なかった作品です。
クリストファー・ウォーケン好きとしては、いつか見てみたいですね。
by ベアトラック (2012-06-30 11:30) 

luckystream

えー!エリック・ストルツがマーティだったんですか!
知りませんでした~。
この人、マスクの人ですよね。
あまり彼の映画を見たことがないですが、真面目っぽいから
あのおちゃらけマーティにはちょっとキャラが違うんでしょうねぇ。
by luckystream (2012-06-30 13:55) 

sweetsunday1101

はじめまして~!
パルプフィクションに記事につられてやってきました。
私もこの映画が大好きで、いまでもたまに見てます(笑)
どのエピソードも本当にだめかっこいいです~!
by sweetsunday1101 (2012-06-30 15:12) 

うつぼ

rtfkさん、こんにちは。
これもご覧になったことあるんですね。(^_^)
エピソードをシャッフルしているのが新鮮というか、音楽も合わせてみると
今でも楽しいですね。是非見てください。
by うつぼ (2012-07-01 15:47) 

うつぼ

lovin姐さん、こんにちは。
タランティーノ監督作品は未体験ですか。それでしたら是非。
↑本当に映画や音楽が好きなんだなあ、と感心しますよ。(^_^)
by うつぼ (2012-07-01 15:48) 

うつぼ

ベアトラック兄さん、こんにちは。
ウォーケン様は本当にちょびっとしか登場されませんが、インパクトは
十分です。エピソードも笑ってしまうような話で忘れられません。。。
by うつぼ (2012-07-01 15:51) 

うつぼ

luckyさん、こんにちは。
マスクはたぶんジム・キャリー。(←凄く顔がくどい俳優さん)
マーティがマイケル・J・フォックスでなかったら、、想像すると、申し訳ないと
思いつつ、エリック・ストルツが降板してくれてよかったなあ、と思います。
by うつぼ (2012-07-01 15:52) 

うつぼ

sweetsunday1101さん、こんにちは&はじめまして。
ホントに一つ一つのエピソードってしょぼくてカッコいいんですよね。
時系列なら大したことがないのに、シャッフルするとこれがまた面白さが
倍増するのが不思議です。
私も年に一度くらいは見たいと思います。(^_^)
by うつぼ (2012-07-01 15:57) 

krause

実は、「パルプフィクション」は、製紙・紙パルプ関連の映画かとずっと思っていました。こんな映画だったのですね^^。
by krause (2012-07-02 06:23) 

うつぼ

krauseさん、こんばんは。
パルプはパルプでも意味が俗語っぽい感じですね。
この監督は好き嫌いが分かれると思いますが、気に入れば結構はまって
いくと思います。是非一度お試しを。(^_^)
by うつぼ (2012-07-03 21:42) 

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