スペイン ビルバオ交響楽団の「アランフェス協奏曲」 [音楽・コンサート]
中央線沿線在住の友人に誘われ武蔵野市民文化会館へ行ってまいりました。
最寄駅は三鷹。(ーー;)
私にとってはちょっとした遠足のようなものですが、
たまには生で聴くクラシックもいいわよね~、と足を伸ばしました。。。
三鷹からはバスに乗るか歩くか(またはタクシー)、で、歩きました。
駅前は居酒屋やらでガチャガチャしていますが、そこを抜けると閑静というか
文化会館通りという細い道をひたすら歩くこと15分弱。
汗かきました。(^_^.)
完売御礼の看板を見ながら中に入ると、、
数年前にソプラノ歌手のコンサートに来た時と同様、観客の年齢はかなり高めです。
今回聴いたのは1922設立のスペイン ビルバオ交響楽団。
これはオペラシティでのコンサートチラシ
指揮者はファンホ・メナさん。
ゲストは南紫音さんと荘村清志さん
武蔵野市民文化会館はチケットぴあなどを通さず直接販売しか行っていないので
知り合いがチラシ(ガリ版刷りの様なシンプルなもの)を見て購入したのですが
(常連さんが多いのか発売日に完売することも暫し、、、です)
上のようなカラー刷りチラシだったらチケット代、高いでしょうね。
って、今回は5000円です、チケット代。
因みに、オペラシティ(7/9開催)は演目が若干違うものの12000円。
武蔵野市の文化に対する志の高さのようなものを感じますな。。
座ったのは2階席の後ろから2列目
と、開演ギリギリに行ったところ、私と友人の座るべき座席にオジイチャン&オバアチャン。
周りも全て埋まっていて、、、「このチケット、、今日だよね??」と、確認しながら
ホールの案内係の女性にチケットを見せたところ、
案内係の女性がオジイチャン&オバアチャン、他、7~8人をシャッフル。。。。
そして「3組の方々がお席を間違っていらっしゃったようです。」と席に案内してくれました。
「座席番号をよく確認してから座りましょうね」 (笑)
19:05には開演。。。
前半は、
①J.グリーディ:サルスエラ「農場」より 第二幕への前奏曲
②モーリス・ラヴェル:「ツィガーヌ」 ヴァイオリン:南紫音
③マヌエル・デ・ファリャ:バレエ「三角帽子」
この時点で5000円分はしっかり堪能した気分ですが、
休憩を挟んで後半へ続きます。。。
④ホアキン・ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」 ギター:荘村清志
※ アンコール曲 スタンリー・マイヤーズ:「カヴァティーナ」
⑤モーリス・ラヴェル「ボレロ」
※ アンコール曲 ヒメネス:「ルイス・アロンソの結婚式」よりインテルメッツォ
スペインのオーケストラらしく、
スペインの作曲家の作品をキラキラと散りばめた素晴らしいコンサートでした。
①の「農園」はノドカな農園に日が差して、、、と思ったら、今度は突然雨が降って
といった風景が目に浮かぶような曲。
②の「ツィガーヌ」はジプシーの意味らしいのですが、
非常に旋律が不安定な部分もありながら激しく(凄く不思議な旋律に聴こえました)
まだ二十歳とは思えぬ南さんの演奏にただただ聴き入ってしまいました。。。
因みに、南さん、まだ音大在学中、北九州出身の可愛らしい女性でした。
③の「三角帽子」はたまに聴く曲ですが、
パーカッションが6人もいたので「あら~、多いわね~」と思ったら内3人は殆ど出番なし。
が、最終楽章の終盤になるや、ドラ、大太鼓、トライアングルなどを次々と叩き大盛り上がり。
聴いている私までナンだか妙に盛り上がりました。。。
⑤の「ボレロ」は好きな曲。
小太鼓が主役で木管~金管、弦楽器、、そして最後には全員で演奏するのがもうゾクゾク。
小太鼓の方が場内から大拍手を貰う姿が何ともジンときました。。。。
で、④の「アランフェス協奏曲」。
初めて知ったのは、
エジプト文明の時(王家の紋章)のようにやっぱり漫画です。(笑)
スケートもの漫画だったのですが、
一体どんな曲なんだろうと思ってLP(笑)を買って聴いてみたら地味なのにぐっと来るというか、
静と動が感じられる曲でいつか生演奏で聴いてみたいと思って聴いたのが、
- アーティスト: 村治佳織,ロドリーゴ,アーノルド,カステルヌオーヴォ=テデスコ,ディアンス,山下一史,新日本フィルハーモニー交響楽団
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2000/03/23
- メディア: CD
- アーティスト: 木村大,ロドリーゴ,ペレス(フアン・ルイス),スペイン王立セビリヤ交響楽団
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2002/03/20
- メディア: CD
この2人。 同じ曲ながら演者によって雰囲気が変わるんだなあ、と思いました。
(村治さんは深く優しい感じ、木村さんは激しさ多めな感じ)
で、今回の荘村さんのギターは基本に忠実な演奏と言う感じで、
良くも悪くも無難というか間違いのない演奏で、、ワタクシ的にはやや物足りなかったかな。
ま、座席が舞台からかなり離れていたので元々音量が少なめのギターの音が
オーケストラに隠れがち、というのもありますが。。。。
とはいえ、このお値段でお腹いっぱいにオーケストラの素晴らしい演奏を楽しめた
スペイン ビルバオ交響楽団のコンサートでありました。
お腹いっぱいなメニューですね。
アランフェス協奏曲からボレロでしたら、もうデザート食べられない
って感じでしょうかw
このチケット代はお得と言うより安杉です。
by へろーめ (2009-07-15 07:24)
三鷹というと、ジブリ美術館に行ったのを思い出します(^ ^ )
クラシックのコンサートは、以前かみさんとに行ったことがあるのですが、やっぱり生演奏はいいものですね。
でも、子供が生まれてからは行ってないなぁ。。
by うたに (2009-07-15 12:22)
音楽会、落ち着けていいですねぇ。
カミさんがクラシックが好きなので、たま~に一緒するのですが、
つい居眠りしてしまい、最近では誘われなくなりました。
仕方ないですね。
by cocoa051 (2009-07-15 12:50)
良いですね!私も、クラシックコンサートに行きたいです。
by Krause (2009-07-15 20:53)
ロックもいいですが・・というか大好物ですが(笑)
クラシックやジャズも、生の演奏は格別ですよね・・・
何曲かお馴染みの曲があって、素敵なコンサートだろうなぁ・・・・と^^
スペインのオーケストラは、情熱的なのでしょうか?演奏も。
愛のアランフェス・・・つい反応してしまいますね(笑)
ダンシング・ゼネレーションとか、なんだっけ・・バンドのお話の・・
槇村さとるさんの作品は、好きで良く読みました^^
懐かしい。
by bluebird (2009-07-15 21:45)
へろーめさん、おはようございます。
確かに安杉(笑)ですね。 そして満腹満腹でした。。(^^)
ここは時々500円、1000円と訳の分からない値段の時もありますが
もう少し近ければ頻繁に行きたいホールですね。
by うつぼ (2009-07-16 07:00)
うたにさん、おはようございます。
クラシック、、、意外とかしこまらずにいけると思いますし
結構あちこちで公演があると思いますのでお休みの日などに
生演奏を楽しまれるのもいいかもしれませんね。(^^)
by うつぼ (2009-07-16 07:02)
cocoa051さん、おはようございます。
クラシックで眠るのはリラックスしている証拠ではないでしょうか??
他のジャンルに比べて寝ている人、沢山いますもんね。(^^)
また、奥様と一緒に足を運ばれるのもよいのではと思いますよ♪
by うつぼ (2009-07-16 07:03)
Krauseさん、おはようございます。
都内でしたらあちこちで(お値段様々でしょうが)クラシックのコンサートが
開催されていると思いますので、オーケストラ系などでリラックスされるのも
いいかもしれませんね。(^^)
by うつぼ (2009-07-16 07:05)
buebird姐さん、おはようございます。
愛のアランフェスに反応あって一安心。(笑)
スペインのオーケストラだからか、やたらノリのいい人たちというか、
演奏以外での様子が妙に明るかった気がします。(^^)
by うつぼ (2009-07-16 07:07)
初めまして
つくしで、
小島のり子さんの日本酒JAZZ Lush Life
を聴きながら飲む
というのがあって
(私は行けませんが。)
つくし→うつぼさんの所にきました。
イタリアの男で笑って、
ビルバオも見つけて、
私も行ったので
コメント。
それから・・・我が家にUTUBO・A・Bというのもいるんですよ。
それではまた。
by かまど猫 (2009-07-24 23:38)
かまど猫さん、こんにちは&はじめまして。
つくしの子でジャズを聴けるんですか。。。
自宅からはちょっと遠いのでそれっきりいっていないのですが
久しぶりに行ってみたくなりました。(^^)
ビルバオは盛り沢山で、かまど猫さんも楽しまれたんでしょうね。
>UTUBO・A・Bというのもいるんですよ。
それは生き物でしょうか????気になります。。。
by うつぼ (2009-07-25 10:42)