フランス旅行記07~出発編②~ [欧州の旅(フランス)]
定刻より少々早めにロンドンヒースロー空港に着いたものの、
飛行機が滑走路からゲートに移動するまでにやたらと時間がかかってしまい
結局定刻に機外に出たのですが、乗継時間は「75分」しかありません。
BAのホームページでは、乗継時間75分というのは乗継に最低限必要な時間らしいのですが、
要は「75分=ギリギリ乗継できる時間」ということで、かなり焦りながらの移動です。
到着したターミナル1で長蛇の列に並んだ後、再度手荷物検査を受けました。
ロンドン発の場合、手荷物は56×45×25㎝以内のカバンを1個しかもってはいけない、
という決まりになっているので、持参のバッグが明らかに制限サイズオーバーの私は
「ここで持ち込めないと言われたらどうしよう」と少々不安に思っていたのですが、
何の問題もなく検査をパスしました。
が、金属探知機ゲートをくぐった後、
女性係官に全身を触られて検査されたのはちょっと嫌だったかな。
向こうに見えるのが手荷物検査
手荷物検査後はエスカレータを降りて、
バスに乗ってターミナル4に移動します
ターミナル4はかなり広めですが、
コーヒーでも飲もうと思ったら一杯£1.79。
£1.79=450円ですから勿論飲みませんでしたが、今更ながら実感しました。
「あぁ、円安なのね」
(といっても旅行中に今度は急激な円高になっていたようですね)
搭乗ゲートは22番、と案内板で確認し進んでみると
人気のない通路が続き
更に延々続き
自販機の500mlコーラが£1.6(400円)で(@_@)吃驚
工事中の動く歩道を横目に歩きながら
搭乗する飛行機(手前)を確認し
こじんまりした免税店を値札を見ながら通過
免税店といっても円安ポンド高の影響が大きく、
スコッチウィスキーなどは一本6000円以上で全然お得感はありませぬ。
そして、やっと搭乗口に辿りつきました
飛行機が小さいので搭乗口から階段を下りて
BA318(機材はエアバス319)に搭乗
機内に入った途端、、、「暑いヨ」。
外は涼しいのに何故機内がこんなに暑いんだろうか、と、
訳が分からぬまま着席し、ドアが閉まったので「もうすぐ出発かしら?」と
じとじとと汗が出てくるのをタオルで拭っていると機長のアナウンス。
££ この飛行機は現在空調が壊れているから皆さん暑いと思うけれど、
修理しているから、もう少し待ってね! ££
機長アナウンスにあちこちから笑いが。。。。
成田-ヒースロー間の機長もそうだったのですが、
BAというのは機長がちょっとお茶目にアナウンスする傾向にあるのか、
何だか聞いていると笑ってしまいます。
とはいえ、機内はメチャクチャ暑いのですが。(笑)
15分くらい経つとまたもや機長のアナウンス。
££ 修理しても空調が直らないので電装部品を交換するように今要請したから
もう少し待ってね!! ££
今度は機内あちこちから爆笑が起きました。。。
乗客の皆さん達の寛容さというか大らかさに私もつられて笑ってしまったのですが、
これが日本なら必ず一人くらい激怒して乗務員に噛み付くオッサンがいそうです。。
結局飛行機は1時間遅れで離陸しました。
飛行時間は40分。 ロンドンとパリは目と鼻の先って感じですね。
折角なので白ワインをいただきまして
多分フランスワインだったような記憶(既にボンヤリ)
一緒にいただいたスナックはナッツや何かの実のミックスで味はまあまあ。
部品交換で空調が直った途端、今度は凍えるほど冷える機内でありましたが
すこぶる順調に飛行機は飛び続け、40分後には、
びゅいーん
着陸態勢に入ります
町の景色がよく見えてきて
パリ シャルル・ド・ゴール空港に
はい、到着。
イギリスからフランスに入ると入国審査は非常に簡単。
入国カードを出してちょろっとパスポートを見せるだけです。
入国スタンプなども押さないくらい非常に簡単な手続きなのであっさりとフランスに入国。
(窓口4箇所中、開いているのは2箇所でしたし)
あとは預けたスーツケースを受け取るだけ、と思って
バゲージクレームのベルト上を流れる荷物を見ていると、
待てど暮らせど私のスーツケースが出てこない。。。
15分で荷物は出切った感あり、遂に何も載っていないベルトがぐるぐる回るだけ。
空のまま グルグル回る ベルトかな(←五七五調で)
スーツケースが出てこないっ!(:_;)
(「ロストバゲージ編」につづく)
うつぼさん、おかえりなさ~~~い!
今回もさっそく問題発生ですか?(わくわく)
でもちゃんと写メっているあたり、作為を感じたり感じなかったり(笑)
by Catcat44 (2007-08-16 21:03)
機内でワインって、ファーストクラスにお乗りになったのですか?
私は逆ルートでパリ→ロンドンでした。
ラップサンド1つという何とも簡単な機内食でした。
by (2007-08-16 21:25)
1.6ユーロのコーラ、ビックリ! ですね。
そんなに円安になっているんですか。
それにしても、せっかくうまく乗り継げたのに
ロヅトバゲッジとは・・・
.
by おちあい (2007-08-16 22:23)
心情がよく出ているいい句ですね~
って、毎度のヘルシア緑茶吹きそうでしたヨ(w
by kikuzou (2007-08-17 07:14)
...なんて思わせぶりな続き方だッ!(苦笑)。
スーツケースの行方は!?...ドキドキ
by 堀越ヨッシー (2007-08-17 20:43)
入国審査はロンドンがいちばん厳しいのかもね。このところテロ事件があったりで当局もたいへんなんでしょうねぇ。
いま円安なんですよね。ここにきてちょっと円高に振れてますが、海外旅行は円高に限りますね。
こんどは荷物が・・・。
by (2007-08-17 21:25)
LICCAさん、ただいま~~~!
トラブルがあっても命があれば写真は撮れるものです。
このテのトラブル、実は慣れていたりして。(笑)
その時はマジに怒ってるんですけど今思い返すと結構面白い出来事だな~なんて思っている自分がいます。。。
by うつぼ (2007-08-17 22:42)
好(ハオ)くんさん、こんばんは。
私がファーストの訳ありませんよー。
エコノミーに乗ってもアルコールはちゃんと出ましたよ。近くのオジサンはビール、後ろのオジサンはハイネケン、と殆どがアルコールを貰っていました。一応国際線ですから無料でしたしね。(他の航空会社は不明ですが)
逆ルートでもしっかりワインをいただきました!(笑)
by うつぼ (2007-08-17 22:45)
おちあいさん、こんばんは。ごぶさたしてます。
>1.6ユーロ
ユーロ(@165円)ではなく、イギリスポンド(@250円)ですので円換算してビックリしました。勿論これがユーロでも250円くらいですから高いといえば高いですね。。
ロストバゲージについては本日の記事で顛末を書きましたのでどうぞ読んでくださいませ。(^_^.)
by うつぼ (2007-08-17 22:49)
kikuzouさん、こんばんは。
本当にその場で上の句が浮かびました。緊急時にもとぼけた自分に思わず笑ってしまいましたが。。
別にヘルシア緑茶吹かせようとしている訳ぢゃないのに。。。(笑)
by うつぼ (2007-08-17 22:51)
堀越ヨッシーさん、こんばんは。
こういう話はついつい引っ張っちゃう性格です。どうぞお許し下さいませ。
本当はこういうのは日常茶飯事なので怒ってみたもののしかないかな、という気持ちもありました。日本の空港では経験したことないんですけどね。
by うつぼ (2007-08-17 22:55)
cocoa051さん、こんばんは。
イギリスは今から20年近く前の学生時代に初めて行った頃から結構陰湿で厳しいですね。所持金や宿泊先、帰りのチケットの有無など、ドーバー海峡を船で渡って入国するときも空路同様厳しかったのを覚えています。今回は乗継だけなので入国審査はないのですが、乗継客は全員手荷物検査を再び受けなければならないので、これは日本より厳しいなと思いましたよ。
為替は、旅行に行った時から1週間ちょっとしか経っていないのに急激な円高でレートが全然違うのが少々ショックですが仕方なし、ですねぇ。
by うつぼ (2007-08-17 22:59)
日本でこんなアナウンスしたらすぐに呼び出し喰らいそう。だからつまらないアナウンスしか出来ないのです。
by michael (2007-08-23 18:14)
michaelさん、こんばんは。
今までアナウンスを聞いていてこんなに笑いが起きているのは初めてです。
日系と米系は殆ど内容が同じですが、BAは大分安全の説明は長かったような気がします。説明が細かいというか丁寧というか、更になるべく乗客全員が聞くように乗務員が努力していた感じはフライト毎に感じましたよ。michaelさんも笑いが取れればいいのに、、、なんて思ったのですが安全第一ですね。(笑)
by うつぼ (2007-08-23 23:36)